大分県観光

湯布院は全国屈指の温泉地帯として知られ、自然も豊かで、代表的な観光スポット「金鱗湖」は湖底の半分に温泉、もう半分には冷泉が湧き、冬でも水温が高い不思議な湖です。周辺には遊歩道もあり、四季折々で変化する表情豊かな姿を見ることができますよ。子供から大人まで楽しめる魅力的な場所ですので、温泉や美味しいグルメ、自然の全てを満喫したい人にピッタリです。

別府は日本有数の温泉都市で、日本一の湧出量を誇り、源泉数や泉質の高さは世界有数と言われます。コバルトブルーの海地獄や、赤い色の血の池地獄などの奇観を見て回る「別府地獄めぐり」も外せません。「地獄蒸しプリン」や「温泉卵」などの地獄の熱を利用して作った料理や、「別府冷麺」などのグルメ堪能も、別府観光の醍醐味ですよ。

国東半島は、神と仏が共存する神仏習合文化が生まれた土地で、「天台宗両子寺」などのパワースポットが注目を浴びています。福沢諭吉の生誕地として知られる中津には、母屋と勉強部屋として改造された土蔵が公開される「福沢諭吉旧居生家」を始め、「大江医家資料館」などの医学に関する貴重な資料館、当時の面影そのままの武家屋敷や「中津城」もあり、歴史好きにはたまらないエリアです。国宝や重要文化財などの建造物が多い「宇佐神宮」は、ご利益スポットやハート型の装飾を探す、女子旅の目的地として大人気です。

佐伯は佐伯藩の城下町で、「歴史と文化の道」があり、歴史的環境保存区に指定される観光スポットです。臼杵城の城下町である臼杵には、江戸時代初期の町割りがそのまま街並みとして残り、美しい白壁が映える武家屋敷や、歴史・文学の名残を感じられるスポットがあります。全ての願いを叶えてくれるという言い伝えがある「国宝臼杵石仏」は万能の仏で、61体が国宝に指定されています。

竹田の城下町は周囲を切り立った山に囲まれており、トンネルを通らないとアクセスできないことから、まるで天然の要塞に包囲されたような立地にワクワクすることでしょう。九重の自然を堪能するなら、500種500万本もの花が咲き誇る「くじゅう花公園」や、約173mの高さから新緑と紅葉を一望できる「九重夢大吊橋」が魅力的です。田園地帯に突如出現する名瀑「原尻の滝」は東洋のナイアガラとも呼ばれ、阿蘇山の大噴火によってもたらされた非常に珍しい大滝で、驚くほど接近できますよ。

小京都と呼ばれる日田は、江戸時代に町人文化が開花した賑やかな町で、現在も情緒あふれる昔ながらの街並みが残り、人力車で散策することもできます。日本ならではの宗教観が残る「高塚愛宕地蔵尊」最大のポイントは、神殿の後ろにある無数の地蔵で、山の一部が地蔵に覆われる風景は、日本でも非常に珍しいです。天ヶ瀬の見どころは温泉街と川沿いの風景、そして花が散るようなしぶきが風流な「桜滝」、心身を改めてくれる絶景を堪能できますよ。