壱岐の中央部、国片主神社の隣、県道脇に木の柵で囲まれた大小2つの丸い石があります。「壱岐名勝図誌」には国分石とあり、壱岐の中心の道標にしていたといわれています。これが「へそ石」といわれる由来だそうです。 その隣に立っている石柱の中ほどに、ちょうど大人の顎がかかるくらいの位置に、謎の切れ込みが。足元を見ると子供用なのか、足踏み台が置いてあります。皆さんも乗せてみては? また、この顎掛け石の上部には六面十二菩薩の仏塔が乗っています。壱岐の島の中心を定めた心の御柱であるとか、あるいはドルメン(巨石信仰)ともいわれています。