日本の近代洋画史に輝かしい足跡と長崎を題材に数多くの優れた作品を残した長崎県とゆかりの深い野口彌太郎画伯の個人美術館。「那智の滝」をはじめとする油絵大作から習作的なデッサンの小品に至まで幅広く、野口画伯の画業の全体を見渡せるものとなっています。
なお、同美術館は国指定重要文化財である「旧長崎英国領事館」にて作品を展示してきましたが、当該建物が建築後100年を経過し、老朽化が進み、保存修理の必要が生じたことから、現在は閉鎖中です。「野口彌太郎記念美術館」は長崎市平野町の平和会館1階(歴史民俗資料館の上)へ移転し、同所で開館いたしております。