野母半島県立公園の中心に位置し周囲は約2km、県内最大の天然の淡水湖として知られています。もともとは入江でしたが、除々に砂櫟が堆積して海から遮断され、現在の形となりました。
その昔、この近くに住む美しいお姫様が船もろとも池の中に沈んでしまい、やがて龍となったという阿池姫伝説が今でも語り継がれています。
自然豊かな環境で野鳥や淡水魚が多く生息し貴重な植物にも恵まれている一帯は、「川原大池樹林」として長崎県指定の天然記念物に指定されています。公園内には海水浴場やキャンプ場もあり、シーズン中は家族連れやグループでアウトドアを楽しむ人たちで賑わいます。
湖畔は遊歩道が整備されているので、バードウォッチングや昆虫採集などゆったりと自然とふれあいながらウォーキングを楽しむのも良いでしょう。