長崎市のランドマーク的存在で、夜景鑑賞で賑わう人気のフォトジェニックスポットです。
鶴の港と称される長崎港を中心に山々に囲まれたすり鉢状の地形が独自の立体的な夜景を作り出し「1,000万ドルの夜景」として知られています。その美しさが認められ、2024年6年12月17日に開催された「夜景サミット2024 in 北九州」において、北九州市・横浜市とともに、日本新三大夜景に認定されました。長崎市は平成27(2015)年に認定されて以来、4連続、4度目の認定になります。
展望台は照明を散りばめたフロアが幻想的な空間を演出しています。夜景だけでなく、晴れた日の昼間には長崎市街地はもちろんのこと、雲仙・天草・五島列島まで眺めることができます。
ツツジの名所として知られる稲佐山公園は、憩いの空間やレクリエーションの場として年間を通じて人々に親しまれています。中腹にはイベント広場や野外音楽堂があり、国内を代表するアーティストのコンサートやさまざまなイベントも催されます。
山麓から山頂を結ぶロープウェイ、ガラス張りのゴンドラから360度ワイドビューの空中散歩を楽しめます。また、2020年には稲佐山中腹駐車場と山頂を約8分で結ぶスロープカーが運行を開始しました。自然との調和を重視したデザインでゆっくり進むスロープカーはロープウェイとは異なる景色が楽しめ今注目の乗り物です。