国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館は、原子爆弾の投下により亡くなられたすべての方々への追悼と平和祈念を行う場所です。
館内には死没者の氏名を記載した名簿が納められた追悼空間、原爆被爆に関する手記や関連図書を閲覧できる遺影・手記閲覧室、交流ラウンジなどがあります。
また、音声と映像で被爆者の証言を紹介したり、原爆被爆者に対する治療・研究活動や被爆医療関連施設などの情報も紹介しています。
地上部には、原爆死没者の方々が求めた「水」をたたえる水盤がおかれています。夜になると、光ファイバーにより約7万※の追悼の明かりが灯ります。
※1945年12月末までの推計原爆死没者です。
施設入口から水盤を反時計まわりに進む(原爆が投下された1945年に時を遡る)ことで、心を落ち着けて追悼の準備をしていただくことを意図しています。
地下2階では長崎市原爆資料館(有料)と連結していますので、合わせて足を運んでみてください。