2003(平成15)年に開園したエコ・パークそとめ 黒崎永田湿地自然公園。
長崎市中心部から車で北上すること約40分、国道202号線沿いすぐそばにあるアクセスも便利なスポットです。広大な敷地面積は約9.8ヘクタールで、黒崎永田地区の海岸部に開けています。
もともとは昭和40年代からの減反政策による水田跡地でしたが、できるだけ手を加えず多様な自然を目指すことで、そこに息づく生物の数が増えるように工夫した全国的にみても稀な自然公園です。トンボ類の生息に適するように池を造り水面をできるだけ大きくしたため、今では日本で有数のトンボの生息地として高い評価を受けています。整備による環境の変化で新しい生物が次々と入り込み、湿地の自然が変化していく様子を見るのもこの公園の楽しみ方のひとつと言えるでしょう。
四季折々の恵まれた自然に触れながら、ゆったりと心地よい散策をお楽しみください。