有馬温泉の最大の特徴は、「金泉」・「銀泉」と呼ばれる2種類の泉質を持っていること。金泉・銀泉はそれぞれに違った作用があり、どちらに入浴するかでもたらす体への効果も異なります。「金泉」は、有馬温泉古来の鉄分や塩分を含み、血行を促進してくれる作用があるので、冷え性・腰痛・関節痛などに効果的です。また、塩分がお肌に薄い膜を作り、保湿効果を高めてくれる作用もあります。さらに、殺菌作用のある有馬温泉は、感染症皮膚疾患や慢性湿疹、じんましんなどにも効果を発揮してくれます。対して「銀泉」が持つ作用は、毛細血管の拡張による血流増加の促進。これにより効果が期待できるのが、高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害です。金泉・銀泉は、違った効果をもたらしてくれるので、自分が得たい効果を持つ泉質の温泉に浸かってみましょう!