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箱根観光の効率的な回り方|登山電車→ロープウェイ→海賊船を一筆書きで結ぶ順番と移動時間

A AVA Travel編集部 更新 2026-07-30 約9分で読めます
箱根観光の効率的な回り方|登山電車→ロープウェイ→海賊船を一筆書きで結ぶ順番と移動時間

写真: Guilhem Vellut from Annecy, France / CC BY 2.0 (Wikimedia Commons)

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箱根観光がわかりにくいのは、見どころが箱根湯本・強羅・大涌谷・芦ノ湖と山の上下に散らばり、そのあいだを登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・登山バスと5種類の乗り物で結ぶからです。ここで順番を間違えると、同じ大涌谷を往復したり、強羅まで戻ったりと、移動だけで時間を使ってしまいます。

結論から言うと、箱根は「登って→湖へ下って→バスで戻る」一筆書きのループで回ると、同じ道を二度通らずに主要スポットを1日で結べます。この記事では、その順番と各区間の移動時間・運賃を表で示し、初心者がやりがちな非効率な回り方を先に指摘してから、戻りのない順番を提案します。

効率的な1日ルート(時刻・スポット・移動の目安)

まず、戻りのないループの全体像です。箱根湯本を起点に反時計回り(順回り)で組んでいます。

時刻スポット/行動移動と費用の目安
8:30箱根湯本駅で箱根フリーパスを用意2日間 新宿発 おとな7,100円
8:40〜9:20登山電車で強羅へ箱根湯本→強羅 約40分
9:30〜9:40ケーブルカーで早雲山へ強羅→早雲山 約10分
9:45〜10:00ロープウェイで大涌谷へ早雲山→大涌谷 約15分
10:00〜10:45大涌谷を散策・黒たまご販売 9:00〜16:20
10:45〜11:00ロープウェイで桃源台へ大涌谷→桃源台 約15分
11:20〜12:00海賊船で元箱根港へ桃源台→元箱根 約25〜40分
12:00〜14:30昼食・箱根神社・平和の鳥居元箱根エリア徒歩
14:40〜15:20登山バスで箱根湯本へ元箱根港→箱根湯本 約35〜40分
15:20〜箱根湯本の商店街・日帰り温泉徒歩

乗り物はすべて箱根フリーパスの範囲内なので、区間ごとに切符を買う手間も追加運賃もかかりません。有料なのは彫刻の森美術館などの入館料と食事だけです。

まず知っておきたい5つの乗り物の所要時間と運賃

ループを組む前に、区間ごとの移動時間を押さえておくと順番を考えやすくなります。

区間乗り物所要時間通常運賃(片道・大人)
箱根湯本→強羅登山電車約40分フリーパス内
強羅→早雲山ケーブルカー約10分フリーパス内
早雲山→大涌谷ロープウェイ約15分フリーパス内
大涌谷→桃源台ロープウェイ約15分フリーパス内
桃源台→元箱根港海賊船約25〜40分1,200円
元箱根港→箱根湯本登山バス約35〜40分フリーパス内

箱根登山電車は箱根湯本から強羅までの8.9kmを約40分かけて走り、強羅〜早雲山間の1.2kmを箱根登山ケーブルカーが約10分で結んでいます。箱根ロープウェイは4駅を結び、各区間の所要時間は約15分です。箱根海賊船は桃源台港から箱根町港・元箱根港を約25〜40分で結びます。移動を足すだけで片道約2時間強になるため、乗り物の向きをそろえて往復を減らすことが効率化の要になります。

ループ上の主要スポット(営業時間・料金)

順番を決めるとき、閉まる時間の早い施設を先に回すのがコツです。ループ上の主なスポットの基本情報をまとめます。

スポット営業時間料金(大人)
彫刻の森美術館9:00〜17:00(最終入館16:30)2,000円
大涌谷くろたまご館販売9:00〜16:20黒たまごは名物として販売
箱根ロープウェイ9:00〜16:45(2〜11月)フリーパス内
箱根神社・平和の鳥居境内は参拝自由無料
箱根海賊船(桃源台→元箱根)便により運航1,200円

ロープウェイと大涌谷は冬期に終了が早まるため、寄り道をするなら午前のうちに済ませておくのが安全です。

初心者がやりがちな非効率な回り方

箱根で時間を落とす原因は、ほぼ「同じ道を戻ること」に集約されます。よくある4つのムダを先に挙げます。

やりがちな回り方何がムダか直し方
大涌谷まで登って同じ道で箱根湯本へ戻るロープウェイ〜電車を丸ごと往復桃源台から海賊船で湖へ抜ける
彫刻の森を最後に回そうと強羅へ戻る登山電車を1往復ぶん逆走登りの強羅で立ち寄る
芦ノ湖と大涌谷を別々に往復する山越えを2回くり返すロープウェイ+海賊船で一度に通過
フリーパスを買わず区間ごとに精算券売機に並び時間もお金も損起点でフリーパスを先に用意

とくに多いのが1つ目です。大涌谷はロープウェイの途中駅なので、そこで引き返さず桃源台まで乗り切って海賊船に乗り換えるだけで、登ってきた道をそのまま下りのループに変えられます。

順番の理由:なぜ「登って→下って→バス」なのか

箱根のループは、反時計回り(順回り)と時計回り(逆回り)のどちらでも一周できます。ちがいは「朝いちにどこへ行くか」です。

順回り(電車から)逆回り(バス・海賊船から)
最初の行程箱根湯本→強羅→大涌谷箱根湯本→(バス)元箱根→桃源台
大涌谷の到着午前の早い時間昼前後
向いている人大涌谷の混雑を避けたい人朝の登山電車の行列を避けたい人

大涌谷のロープウェイと黒たまご売り場は昼前後に混みやすいため、朝いちで大涌谷に着く順回りが基本です。一方、箱根湯本の登山電車は朝に観光客が集中するので、始発近くに動けない場合は逆回りでバスから入るのも手です。どちらでも「一度登ったら湖側へ下り、最後はバスで平地に戻る」一筆書きの形は変わりません。

午前:登山電車→ケーブルカー→ロープウェイで大涌谷へ

朝いちばんは登山電車で標高を上げます。箱根湯本から強羅までは約40分。強羅で箱根登山ケーブルカーに乗り換え、約10分で早雲山へ。ここからロープウェイに乗り継ぎ、約15分で大涌谷に着きます。箱根ロープウェイの営業時間は2月〜11月が9:00〜16:45(大涌谷駅のみ9:00〜17:00)、12月〜1月は9:00〜16:15で、悪天候や点検で運休する場合があります。冬は終了が早まるので、午後の予定を詰めすぎないほうが安全です。

大涌谷では噴煙地の景色を見て、名物の黒たまごを買うのが定番です。大涌谷くろたまご館は、くろたまSHOPが9:00〜16:15、黒たまごの販売が9:00〜16:20で、季節により変動し売切れの場合もあります。散策は40分ほど見ておけば十分です。見終えたら同じロープウェイで下山方向へ進み、桃源台へ向かいます。

彫刻の森美術館に寄るなら、この登りの途中、強羅の一つ手前「彫刻の森駅」で下車するのが効率的です。彫刻の森美術館の営業時間は9:00〜17:00(最終入館16:30)、料金は一般2,000円・高校生大学生1,600円・小中学生800円です。後回しにして強羅から戻ると登山電車を一往復ぶん無駄にするため、行くなら午前に組み込みます。

午後:桃源台から海賊船で芦ノ湖、バスで箱根湯本へ

桃源台からは箱根海賊船に乗り換えます。約25〜40分の湖上移動で元箱根港へ。港からは箱根神社と、湖上に立つ平和の鳥居まで徒歩圏です。参拝と写真、昼食を合わせて2時間ほど取れば、午前の移動で使った体力を休められます。

元箱根・箱根町エリアは徒歩で結べる見どころが集まっているので、海賊船を降りたあとにまとめて回せます。滞在時間の目安を挙げます。

立ち寄り先港からの距離滞在の目安
箱根神社元箱根港から徒歩約10分30〜40分
平和の鳥居箱根神社の湖畔側15分(撮影)
箱根関所・関所跡箱根町港から徒歩約5分40分
芦ノ湖畔の飲食店元箱根港周辺昼食60分

元箱根港からは箱根登山バスで箱根湯本へ戻ります。所要は約35〜40分。ここで一筆書きのループが閉じ、朝出た駅にそのまま帰り着きます。箱根湯本の商店街で土産を選んだり、日帰り温泉に入ってから帰路につけます。芦ノ湖側から山を戻らずバスで平地へ抜けるため、大涌谷やロープウェイをもう一度通る必要はありません。

強羅を拠点にじっくり回る組み方は、強羅を中心にめぐる箱根観光モデルコースで別途紹介しています。あわせて読むと、拠点の置き方と回る順番の両面から予定を組めます。

箱根フリーパスの料金(発駅別)

このループはフリーパス1枚で成立します。発駅で値段が変わるので、主な料金を挙げます。

発駅2日間(おとな)2日間(こども)3日間(おとな)
新宿・代々木上原7,100円1,600円7,500円
町田6,820円1,600円7,220円
小田原・箱根湯本6,000円1,500円6,400円

箱根フリーパスは新宿・代々木上原からだと2日間有効がおとな7,100円・こども1,600円、3日間有効がおとな7,500円・こども1,850円です。小田原・箱根湯本・御殿場・三島から購入する場合は2日間有効がおとな6,000円・こども1,500円、3日間有効がおとな6,400円・こども1,750円になります。今回のループで使う登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・登山バスはいずれもフリー区間に含まれます。

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箱根がやっかいなのは、乗り物ごとに向きと接続時間が決まっていて、順番を一つ間違えると往復が生まれる点です。「大涌谷で引き返すか、桃源台まで抜けるか」だけで所要時間が1時間単位で変わります。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶとAIがモデルコースと旅程を自動で作り、乗り物のルートも戻りが出ないように最適化します。大涌谷や箱根神社などLIKEしたスポットは地図にまとまるため、上下に散らばった見どころの位置関係を見ながら順番を組み替えられるのが強みです。昼食や休憩のカフェを探すときは、好みに合う店をAIが提案します。

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箱根は登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・登山バスを乗り継ぐ土地で、乗り物の向きを一つ間違えるだけで同じ道を往復するはめになります。AVA Travelなら、大涌谷や箱根神社など気になった場所をLIKEするだけで、AIが乗り物の接続と移動時間をふまえて戻りのない順番に組み直します。

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よくある質問

箱根は日帰りでも一周できますか?

できます。今回のループは箱根湯本を8時台に出れば夕方に戻れる行程です。ただし登山電車・ロープウェイ・海賊船を乗り継ぐぶん移動が多いので、彫刻の森美術館などに寄るなら1〜2か所に絞ると余裕が出ます。

順回りと逆回り、どちらがいいですか?

大涌谷の混雑を避けたいなら、朝いちで大涌谷に着く順回り(電車から登る)が基本です。箱根湯本の朝の登山電車の行列を避けたい場合は、バスと海賊船から入る逆回りも選べます。どちらも一筆書きのループ自体は変わりません。

車で行っても同じ順番で回れますか?

車だと海賊船やロープウェイに乗ると出発地へ車を取りに戻る必要が出るため、この一筆書きループは公共交通(フリーパス)向きです。車の場合は大涌谷や箱根神社を個別に往復する組み方になり、順番の考え方が変わります。

フリーパスは元が取れますか?

このループだけでも登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・登山バスを乗り継ぐため、区間ごとに払うより2日間有効のフリーパスのほうが手間も費用も抑えやすいです。発駅や立ち寄り数で変わるので、上の料金表で比べてください。

※料金・営業時間・所要時間・運賃は2026年7月30日時点で各公式サイト(小田急・箱根ナビ・彫刻の森美術館)を確認した情報です。ダイヤ改正や季節・天候で運行時間が変わるため、訪問前に最新情報を確認してください。

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# 神奈川# 観光# 車なし・電車

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