
箱根観光モデルコース【9月・1日】ススキは見頃前・初秋の美術館めぐり・費用つき行程表
写真: Guilhem Vellut from Annecy, France / CC BY 2.0 (Wikimedia Commons)
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箱根の紅葉は、標高が高い大涌谷や仙石原から色づき始め、強羅・宮ノ下、そして箱根湯本へと1か月ほどかけて下りてきます。標高差が大きいぶん見頃が場所ごとにずれるので、11月は「どの高さの、どのスポットが今いちばん見頃か」を押さえて回るのがコツです。この記事では、紅葉の名所として知られる箱根美術館(見頃11月上旬)を軸に、大涌谷・芦ノ湖まで乗り物を乗り継ぐ11月の1日モデルコースを、時刻・費用・所要つきの行程表で組みました。
箱根は登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・バスを乗り継いで回るエリアで、11月の紅葉シーズンは各乗り物が混み合います。乗り降り自由の箱根フリーパスを使い、朝早めに動く前提で組んでいます。先にかかるお金と所要時間を並べたので、そのまま予定に落とし込めます。
| 時刻 | 行動 | 交通・費用の目安(大人1人) |
|---|---|---|
| 9:30 | 箱根湯本駅を出発(箱根登山電車・強羅行) | 箱根湯本→強羅 約40分/フリーパス |
| 10:10〜11:10 | 箱根美術館で紅葉と苔庭(強羅) | ケーブルカー公園上駅から徒歩約1分/一般1,430円 |
| 11:20〜12:00 | 箱根強羅公園を散策 | 公園上駅すぐ/入園無料(フリーパス優待) |
| 12:00〜12:50 | 強羅で昼食 | 目安1,500円前後 |
| 13:00〜13:10 | ケーブルカーで早雲山へ、ロープウェイに乗換 | 強羅→早雲山 約10分/フリーパス |
| 13:20〜14:10 | 大涌谷で黒たまごと噴煙見学 | 早雲山→大涌谷 約8分/黒たまご4個500円 |
| 14:20〜14:40 | ロープウェイで桃源台へ | 大涌谷→桃源台 約16分/フリーパス |
| 14:50〜15:20 | 海賊船で芦ノ湖クルーズ(桃源台→元箱根港) | 約25〜40分/フリーパス |
| 15:30〜16:30 | 成川美術館で芦ノ湖と富士山の眺め | 元箱根港から徒歩約3分/一般1,500円 |
| 16:40〜17:20 | 元箱根港から箱根登山バスで箱根湯本へ | 約35〜40分/フリーパス |
このコースの乗り物はすべて箱根フリーパスの対象なので、箱根の中での交通費は追加でかかりません。
入場料と名物代を足した1日の目安は下の表のとおりです。
| 項目 | 金額(大人1人) |
|---|---|
| 箱根フリーパス(小田原・箱根湯本発・2日間) | 6,000円 |
| 箱根美術館 観覧料(一般) | 1,430円 |
| 箱根強羅公園 入園料 | 入園無料(フリーパス優待/通常一般650円) |
| 大涌谷 黒たまご(4個入り) | 500円 |
| 成川美術館 入館料(一般) | 1,500円 |
| 昼食(目安) | 1,500円前後 |
フリーパスは発駅で値段が変わります。主な発駅の料金は次のとおりです。
| 発駅 | 2日間(大人/こども) | 3日間(大人/こども) |
|---|---|---|
| 新宿・代々木上原 | 7,100円/1,600円 | 7,500円/1,850円 |
| 町田 | 6,820円/1,600円 | 7,220円/1,850円 |
| 小田原・箱根湯本・御殿場・三島 | 6,000円/1,500円 | 6,400円/1,750円 |
各施設ではフリーパス提示で割引や優待がある場合があるので、窓口で確認するとさらに抑えられます。
まず判断材料になるのが気温です。箱根は標高差が大きく、同じ11月でも麓の箱根湯本と山上の大涌谷では体感がまったく違います。気象庁の平年値(1991〜2020年)を、低地と高地の目安として並べました。
| 観測地点(標高の目安) | 11月の平均気温 | 日最高 | 日最低 |
|---|---|---|---|
| 小田原(海沿い・箱根湯本の目安) | 12.6℃ | 17.4℃ | 8.3℃ |
| 御殿場(標高約460m・強羅の目安) | 10.3℃ | 15.4℃ | 5.7℃ |
大涌谷は標高1,044mあり、御殿場よりさらに冷えます。日中でも上着は必須で、朝晩や大涌谷では手袋やマフラーがほしい冷え込みです。ロープウェイや海賊船は風が通るので、風を通しにくい上着があると快適に過ごせます。
紅葉の見頃は標高で下りてくるため、同じ11月でも場所ごとにずれます。今回のコースが通る強羅エリアの見頃は次のとおりです。
| スポット(エリア) | 紅葉の見頃 |
|---|---|
| 箱根美術館(強羅) | 11月上旬 |
| 箱根強羅公園(強羅) | 11月上旬 |
| 箱根ガラスの森美術館(仙石原) | 11月上旬 |
| 箱根ラリック美術館(仙石原) | 11月上旬〜中旬 |
より標高の高い大涌谷・仙石原はこれより早く色づき、標高の低い箱根湯本周辺は11月下旬以降まで見頃が続きます。11月上旬は強羅の美術館、下旬は箱根湯本の渓谷と、訪れる時期で見どころを変えるのがおすすめです。
朝は箱根湯本駅から箱根登山電車で強羅へ向かいます。所要は約40分。急勾配をスイッチバックで登る路線で、11月中旬以降は大平台〜宮ノ下あたりの車窓でも色づきが楽しめます。強羅駅で箱根登山ケーブルカーに乗り換え、公園上駅で下車します。
公園上駅から徒歩約1分の箱根美術館は、箱根で一番とも言われる紅葉の名所です。苔庭と、オレンジ・黄・深紅に染まるモミジのコントラストが見どころで、見頃は11月上旬。庭園の茶室「真和亭」では、紅葉を眺めながらお茶をいただけます。開館は4〜11月が9:30〜16:30(最終入館16:00)、休館日は木曜日、観覧料は一般1,430円・高大生660円・中学生以下無料です。
| 施設 | 開館時間 | 休館日 | 料金(一般) |
|---|---|---|---|
| 箱根美術館 | 9:30〜16:30(最終入館16:00) | 木曜日 | 1,430円 |
| 箱根強羅公園 | 9:00〜17:00(3〜11月) | 無休(年3回メンテ休園) | 一般650円(フリーパスで入園無料) |
美術館のあとは、同じ公園上駅すぐの箱根強羅公園へ。1914年開園の日本初のフランス式整型庭園で、噴水池やローズガーデン、温室があります。営業は3〜11月が9:00〜17:00。入園料は一般650円・小学生以下無料ですが、箱根フリーパスを提示すれば入園無料になります。園内の紅葉の見頃も11月上旬で、噴水と色づいた木々をあわせて楽しめます。昼食は強羅駅周辺の食事処でとると、午後の移動がスムーズです。
午後はケーブルカーで早雲山へ登り、箱根ロープウェイに乗り換えます。早雲山〜桃源台の約4kmを結ぶロープウェイで、途中の大涌谷駅は標高1,044m。早雲山から大涌谷までは約8分です。
大涌谷は、火山活動でできた噴煙地帯を間近に見られるスポット。名物の黒たまごは、大涌谷くろたまご館で現在4個入り500円(税込)で販売しています。賞味期限は当日〜翌日ほどなので、その場で食べるか早めに持ち帰るのがおすすめです。晴れていれば富士山も望めます。見学したら、ふたたびロープウェイに乗って桃源台へ。大涌谷から桃源台までは約16分の空中散歩です。
桃源台港からは箱根海賊船に乗り、芦ノ湖の湖上から紅葉と富士山を眺めます。桃源台港から元箱根港・箱根町港までは約25〜40分。元箱根港で降りると、徒歩約3分に成川美術館があります。
| スポット | 見どころ | 料金・時間 |
|---|---|---|
| 大涌谷 | 噴煙地帯・黒たまご・富士山 | 黒たまご4個500円/ロープウェイ運行〜17:00 |
| 箱根海賊船 | 芦ノ湖クルーズ | フリーパス対象/所要約25〜40分 |
| 成川美術館 | 現代日本画・芦ノ湖と富士山の眺め | 一般1,500円/9:00〜17:00・無休 |
成川美術館は現代日本画を集めた美術館で、大きな窓のある展望室からは芦ノ湖と富士山を一望できます。開館は9:00〜17:00で無休、入館料は一般1,500円・大学高校生1,000円・中小生500円です。作品鑑賞のあとは、元箱根港から箱根登山バスで箱根湯本へ約35〜40分。夕方の温泉やお土産選びに時間を残せます。
このコースで使う乗り継ぎの区間と所要時間をまとめると、次のようになります。いずれも箱根フリーパスの対象です。
| 区間 | 乗り物 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 箱根湯本→強羅 | 箱根登山電車 | 約40分 |
| 強羅→早雲山 | 箱根登山ケーブルカー | 約10分 |
| 早雲山→大涌谷 | 箱根ロープウェイ | 約8分 |
| 大涌谷→桃源台 | 箱根ロープウェイ | 約16分 |
| 桃源台港→元箱根港 | 箱根海賊船 | 約25〜40分 |
| 元箱根港→箱根湯本 | 箱根登山バス | 約35〜40分 |
11月の箱根は「紅葉の見頃が標高で半月ずれる」「乗り物を4〜5種類乗り継ぐ」の2点で、回る順番の設計がむずかしいエリアです。強羅の美術館(標高高め)・大涌谷(最も高い)・芦ノ湖(湖畔)をどうつなぐかで、移動時間も待ち時間も大きく変わる。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶとAIがモデルコースと旅程を自動作成し、乗り継ぎをふまえたルートにまとめてくれます。箱根美術館や大涌谷のようにLIKEしたスポットは地図に集約されるので、位置関係を見ながら回る順番を組み替えられます。強羅での昼食や芦ノ湖畔のカフェを探すときは、好みに合う店をAIが提案します。
標高で下りてくるため場所ごとにずれます。大涌谷・仙石原など標高の高いエリアが最も早く、強羅の箱根美術館・強羅公園は11月上旬が見頃です。標高の低い箱根湯本周辺は11月下旬以降まで続くので、下旬に行くなら湯本の渓谷を軸にする回り方もあります。
回れます。このコースは箱根登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・登山バスだけで完結し、いずれも箱根フリーパスの対象です。むしろ紅葉シーズンは道路が混むため、乗り物を乗り継ぐほうがスムーズなこともあります。
このコースで使う乗り物をすべて個別運賃で払うと、フリーパスの料金(小田原・箱根湯本発2日間6,000円、新宿発7,100円)を上回りやすい組み方です。何度も乗り降りするほど割安になるので、乗り継ぎが多い箱根では持っておくと安心です。
気象庁の平年値では、低地の小田原で11月の日最高17.4℃・日最低8.3℃、標高約460mの御殿場で日最高15.4℃・日最低5.7℃です。大涌谷は標高1,044mとさらに冷えるため、日中も上着を用意し、朝晩や高所には手袋やマフラーがあると安心です。
※料金・営業時間・休館日・紅葉の見頃・アクセスは2026年7月30日時点で各公式サイトを確認した情報です。紅葉の見頃はその年の気候で前後し、営業時間も季節で変わるため、訪問前に各施設・交通機関の最新情報を確認してください。
箱根の紅葉は標高差が大きく、標高1,044mの大涌谷と箱根湯本では見頃が半月ほどずれます。11月は登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船を乗り継ぐ順番で待ち時間が大きく変わるため、回り方に迷いがち。AVA Travelなら気になったスポットをLIKEするだけで、AIが移動をふまえた無理のない行程にまとめます。
箱根の旅程をつくる(無料)