「なまはげ館」は、男鹿半島に伝わる伝統的な妖怪「なまはげ」に関する展示や情報提供を行っている施設です。なまはげは、古くは農民たちが新年を迎える前に豊作と家内安全を祈願するため、近隣の若い男たちが悪霊を払うために「なまはげ」となって家々を訪問したことが起源とされています。なまはげ館には、男鹿半島各地で実際に使用された150体のなまはげのうち、110体と40枚のお面が展示されており、その様子を見ることができます。また、大晦日のなまはげの風景を映し出すスクリーンがあるなど、なまはげの祭りの情景を身近に感じることができます。男鹿市は、昔からなまはげが祭りの際に街を練り歩くことが伝統となっており、観光客にも人気のある祭りです。なまはげ館は年中無休で営業しており、秋田県を訪れた際には、男鹿市でのなまはげの歴史や文化を学び、その祭りの迫力を体感してみることをオススメします!
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