金剛乗寺

熊本県山鹿市の金剛乗寺は、825年開山の由緒ある寺院。火災や戦乱を経てもなお残る堂宇群と、1804年建立の月輪門が特徴的で、ここは縁結びのパワースポットとしても知られます。空海によって開かれたこの地で心を清め、歴史と文化に触れる旅を楽しんではいかがでしょうか。

金剛乗寺の本堂には、薬師如来を始めとする多種の仏像が祀られています。また、境内にある修復された如意輪観音堂で見事な仏像を鑑賞することも可能です。歴史ある門や参道も見どころの一つであり、縁結びのパワースポットとして訪れる人々に癒しを提供しています。

金剛乗寺の境内にある月輪門は、文化元年に建立された円形の石門で異国情緒あふれる景色が広がります。半月盆のような内側は手を伸ばせば天井に触れられ、記念撮影スポットとしても人気です。歴史的な価値と美しい眺望を兼ね備えたこの石門から見る山鹿市の風景は、旅行者たちを魅了すること間違いありません。

金剛乗寺の大恩人として知られる宥明法印住職は、文明5年（1473）3月に枯れた山鹿温泉を祈願によって復活させました。その功績から、「大恩人」と呼ばれています。金剛乗寺で行われる「山鹿温泉体験」は、この歴史的な出来事を再現したものであり、多くの観光客に愛されています。お湯が沸いた様子や当時の生活用品などが展示されており、貴重な体験ができます。是非一度訪れてみてください。

山鹿市の金剛乗寺は、縁結びのパワースポットとして知られる円形石門が特徴。1804年に建立されたこの異国情緒あふれる月輪門は、手を伸ばせば天井に触れる大きさで記念撮影も楽しめます。空海開基の古刹でありながら現代的な癒しを提供する場所として多くの人々から愛されています。