星砂の浜では特徴的な星の形をした砂、いわゆる星砂が多く見られます。しかし、これは通常の砂ではなく、原生動物の有孔虫の骨格が砂浜に打ち上げられたものです。有孔虫は海中に生息し、その骨格が波によって砂浜に運ばれ、砂として堆積します。有孔虫の骨格が星の形に似ていることから、「星砂」と呼ばれるようになりました。星砂は非常に小さく、1mm弱程度の大きさで、少々赤みを帯びていることが特徴です。これが砂浜に広がると、星のような美しい模様ができあがります。浜では星砂探しに夢中になること必至ですが、星の砂の量は減ってきてしまっている現状があり、たくさん持ち帰るのは控えましょう!
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