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岩国城

山口県

4.1

このエリアの観光情報

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瀬戸内海を一望できる近世の山城

山城からの眺めは、錦帯橋、吉香公園といった名所を含む岩国市内や、宮島をはじめとした瀬戸内海までもが一望できます。また、天守閣跡の石垣は当時の石積みの技術のまま修復されており、歴史の重みをじっくりと味わうことができます。

特徴・楽しみ方

定番歴史景色が良い雨の日

見どころ

ポイント 1

珍しい「桃山風南蛮造り」を見よう

「岩国城」は3層4階で上の階が下の階よりも大きく張り出している「桃山風南蛮造り」という世界的にも珍しい構造をしているのが特徴です。大きく張り出したお城を見ているとどのような構造でこの形を保っているんだろう、、、と不思議に思っちゃいますね。城壁が美しく珍しい形をしたお城をじっくりと見学してみましょう！

ポイント 2

天守内で展示品を見学

天守内の1階～3階は展示室となっており、日本刀や甲冑、武具などが展示されています。甲冑の「八間星兜二枚胴具足」のレプリカや、「肥前国忠吉」といった名刀なども見ることができます。日本全国の主要な城の写真と刀剣や、岩国出身の著名人の肖像と経歴なども展示されているので、時間をかけてじっくり見学したくなりますね。

ポイント 3

最上階から景色を堪能しよう

天守閣の最上階は展望台になっており、岩国市と瀬戸内海、四季折々の自然を眺めることができます。南西方向は特に必見で、錦川と錦帯橋、岩国市街をながめることができるのでぜひ見てみてください。また、天気が良い日には瀬戸内海の島々や四国、宮島までも見ることができるのでどのような景色が見れるか楽しみになりますね。

ポイント 4

珍しい「空堀」を見よう

岩国城には幅約19.6ｍ、深さ約10ｍ、長さ58.2ｍ「空堀（からほり）」があります。空堀とは堀の一種で水のない堀（水の張られた水堀の対照的なもの）。深く掘って高さを出した堀で敵からの侵入を防ぐために作られるもの。岩国城のような山城に空堀が作られているのは全国的にも珍しいので、昔の方々の防御の工夫をぜひ見てみましょう！

ポイント 5

ロープウェイ待ちでからくり時計を見る

ロープウェイの山頂駅の近くには「からくり時計」があり、特定の時間になると歌とともにからくり人形を見ることができます。季節や時間によって聞ける音楽は違いますが、約15分ごとに童謡（春がきた、鵜飼音頭、美しき天然など）中心に聞くことができますよ。ロープウェイの待ち時間にぜひ見て、聞いてみてはいかがでしょうか？

ポイント 6

記念に御城印を持ち帰ろう

岩国城天守切符売り場（入口）では国の城郭で登城記念として人気を集めている「御城印」を購入することができます。価格は通常版1枚で300円、プレミアム版1枚で500円です。ご来場記念として販売されているため、通信販売や郵送では取り扱っていません。達筆な御城印を岩国城登城記念のお土産に購入してみてはどうでしょうか？

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歴史

築城後7年で取り壊された歴史を持つ

岩国城は、初代岩国藩主吉川広家（きっかわひろいえ）によって1608年に作られました。3層4階の桃山風南蛮づくりでしたが、築城後7年（1615年）に徳川幕府の一国一城令によって取り壊されました。今ある天守は1962年に再建されたもので、天守の中では歴史や当時の武具や甲冑を見ることができるので、ぜひのぞいてみましょう！

アクセス

車でのアクセスがおすすめ

岩国城は山口県東部に位置するお城。車でのアクセスがおすすめで、岩国ＩＣから車で10分ほど（広島駅から岩国駅までは車で約1時間）。新幹線で近くまで来る場合は「新岩国駅」で降りてレンタカーを借りるとアクセスしやすいです。仮に公共交通機関のみで訪れる場合は、岩国駅からバスで20分（錦帯橋方面行き）乗り「錦帯橋」下車から徒歩10分で到着します。

所要時間

じっくり観光したい場合は1時間半

岩国城は日本100名城の一つに数えられるお城で天守閣内外に見どころたくさん。そのため見学時間として1時間～1時間半確保しておくと安心です。岩国城の天守閣まではロープウェイを利用すると山麓駅から山頂駅まで約3分、徒歩で向かうと約30分程度かかります。徒歩で向かうと往復で時間がかかってしまうので、ロープウェイで景色を眺めながら向かいましょう！

基本情報

	住所	〒741-0081 山口県岩国市横山３丁目
	営業時間	9:00～16:45
	TEL	0827-41-1477
	Webサイト	http://kankou.iwakuni-city.net/iwakunijyo.html

平均レビュー

4.1

5件のレビュー

天守閣を含めて四階建てでした。中には刀などがたくさん展示されていました。天守閣からの眺めはとても良かったです。途中で雨が降ってきたので、自分が出た時には入口に列ができていました。入口のすぐ隣に屋内休憩所があるので、日除けや雨宿りで少し座って休むのもいいかもしれません。そこには扇風機が一台あるだけでした。山の上なのでそれなりに涼しいのかもしれません。天守閣の方が風が吹いて気持ちいいです。

標高216mにあるお城ですがロープウェイでさっと行け、坂道も整備され緩やかです。天守は復元ながら古図を元に南蛮造りが再現され見所です公園化されていますが、遺構もしっかり残っており、北西側の水の手曲輪辺りは破却された石垣が崩され散在してます。竪堀、虎口も観られます。北の丸から二の丸までの外郭部は石垣が破却されておらず、遊歩道もありしっかり楽しめます。本丸と北の丸を分ける空堀はめっちゃ深く高まります。

１００名城岩国城は、関ヶ原の戦いの後の処遇で、周防長門２カ国の領有となった毛利家の一族である吉川広家が、広島の福島正則に対する防衛策として築いた山城です。しかし７年後、一国一城令により廃城となる運命を辿りました。行き着くには、ロープウェイ、車利用と登山による三択から選べます。登山好きとしては、錦帯橋を渡り白山比咩神社手前にある登山口から行くルートにしました。ただこの登山道は、大手道なのか？よく分かりません。３０分ほどでロープウェイ駅前広場に到着し、更に１０分ほどで本丸へ。現在建っている天守閣は復興天守で、南蛮造り又は唐造りと呼ばれる様式です。因みに南蛮造りの天守閣に小倉城がありますが、比較してみるのも面白いかと思います。立地も本来の場所（天守台の石垣が残ってます！）の本丸中心部からずらされ、錦帯橋からも見える様にしたようです。天守閣最上階から見る眺望は、錦川と錦帯橋、それに町並みにそして遠くに瀬戸内海と絶景でオススメです。岩国城と錦帯橋、ワンセットでオススメの観光地だと思います。

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