東京国立博物館

東京国立博物館の発端は湯島聖堂大成殿で開催された博覧会であり、創立150年を迎える日本そしてアジアを代表する博物館です。12万件の美術品を収蔵しており、その中でも国宝89件の収蔵は国内一となっています。展示館も全部6つあり、常設展である「総合文化展」だけでも3000件の展示があります。美術好きであれば1日中いても飽きないすばらしい博物館となっています。

東京国立博物館の魅力のひとつはその圧倒的な特別展です。他の博物館・美術館では到底催せない規模での特別展が1年を通していくつも行われています。特に日本芸術に関わるものが多く、150年を迎えた2022年には東京国立博物館に収蔵されている国宝のほぼすべてが見学できる「国宝展」などが行われていました。同じ上野には国立西洋美術館があるので、西洋美術に関する特別展は国内西洋美術館で行われることが多く、すみ分けがしっかりとなされています。

東京国立博物館の常設展である「総合文化展」では、常時3000件の展示がなされており、これは日本トップクラスの数を誇っています。「総合文化展」の面白いところはほぼ毎週、どこかの展示室で展示替えが行われているということです。年間約300回の展示替えが行われ、その度に披露される国宝なども変わっていきます。まさに何度でも楽しめるすばらしい博物館なのです。

意外と知られていないのが東京国立博物館のガイドツアーです。このガイドツアー、なんと東京国立博物館の入場料のみで参加することができます！当日受付となっているガイドツアーが多いので、予約などは必要なく当日の集合時間に間に合うように東京国立博物館に行くのみでOKです！構内の建物や植物についてなど博物館の意外な一面を知ることができるすばらしいツアーです。

なんと東京国立博物館内のレストランは高級ホテルのホテルオークラが経営をしています。「ホテルオークラレストラン ゆりの木」は和洋中様々な料理が楽しめるレストランとして人気を集めています。豚ロースかつ重や本日のパスタが特に人気ですよ。また、カフェ ゆりの木もあります。こちらではお抹茶やクリームぜんざいなどの甘味を楽しむことができますが、営業は土日祝日だけとなっておりますのでご注意ください。（特別展が行われている時期には平日も営業することがあります。）