文翔館の時計台は非常に歴史のあるものであり、文翔館のシンボルとも言える存在です。旧県庁舎の塔時計は、現在稼働している日本の時計台の中では、札幌の時計台に次いで2番目に古いものです。時計台は建物の基礎から塔の避雷針の付け根までの高さが約25メートルあります。最上階には大きな時計装置が設置されており、その振り子を動かす分銅は、時計職人によって5日に1度手動で巻き上げられます。これによって、文翔館は現在まで時をたゆまず刻み続けています。時計の文字盤は直径1メートルあり、4辺に顔を見せる形状となっています。そのため、周囲から見るとどの方向からでも時刻を確認することができます。文翔館では時計塔内の見学の催しも行われており、訪れた人々は時計台の内部を見学することができます。時計台の歴史や機構に触れながら、貴重な体験ができますので、ぜひ参加してみることをオススメします!
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