島原城の城下町に湧き出る温泉
島原城の城下町に湧き、武家屋敷や小川が街中を流れる景観が美しい温泉です。泉質は炭酸水素塩泉のさらっとした湯ざわりで、美肌効果が高いと言われています。風光明媚な島原港沿いの景色や島原城&武家屋敷を観光し、温泉で肌をツルツルにしましょう!
半島東側に位置する島原温泉は海辺の城下町にある温泉で、有明海を望む立地から朝日の美しい温泉として知られています。
泉質はクレンジング効果のある炭酸水素塩泉のほか、肌に優しい中性の温泉もあり、街中にはまち歩きの途中に気軽に寄れる足湯2ヶ所もあります。また飲用でも効果があるため、市内の6ヶ所に飲泉所が設置されています。
およそ220年前に島原市街地に隣接する眉山が大崩壊した「島原大変」の際に出現した浜の川湧水に代表されるように、島原エリアは至る所で水が湧いていることから「水の都」と称されえるエリアです。
現在も湧水は地域の人々の生活に深く関係し、湧水に由来するご当地スイーツ「かんざらし」などのグルメや湧水を利用する工芸品などが現在もあります。
このように、市内にはその豊かな湧水のユニークな利用が見られる史跡・施設が多数存在していますので、まち歩きでのんびりと、島原の湧水文化をお楽しみいただくのがオススメです。
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島原温泉は昭和中期の採掘ですが、温泉を一ヶ所で管理する全国的にも珍しい「温泉集中管理」方式がとられています。
見どころ
ポイント 1
安土桃山式建築とお堀の絶景。「島原城」
島原駅より徒歩約10分のところにある、島原のシンボル的な存在。江戸時代初期にあたる1620年代に築城され、安土桃山式建築の粋が詰まった五層の天守閣や、3ヶ所におよぶ三層櫓などは、当時の城主で島原の乱の主因となったともされる松倉豊後守重政の威厳を示すように荘厳で重厚な雰囲気を漂わせています。明治維新を機に廃城しましたが、1964(昭和39)年に復興。春の菖蒲、夏の蓮など季節の風景を楽しめるお堀越しに見る島原城は一見の価値ありの絶景です。現在、お城の中は資料館になっており、中でも「キリシタン史料館」は、南蛮貿易から宣教・禁教・弾圧・島原の乱に至るまで、島原でのキリスト教の歴史を伝える貴重な資料を展示。
ポイント 2
江戸武士の生活を垣間見る「島原武家屋敷」
島原城の築城に際して作られた武士たちの住宅団地の一部が、「武家屋敷町並み保存地区」として保存されており、当時のままの景色が広がっています。現在公開されている武家屋敷街は406.8メートルに及び、島原の湧水がひかれた用水路の風景とともに観光名所となっているスポット。武家屋敷のうち、山本邸、篠塚邸、鳥田邸の3邸は無料公開されているのであわせて立ち寄ってみるのがおすすめ。江戸時代の武士たちの生活を垣間見ることができます。
ポイント 3
山の豊かな水資源を身近に感じる湧水めぐり
1日あたりの湧水量がおよそ22万トンにおよぶといわれる、水の都・島原。雲仙山系の伏流水が街のいたるところから湧き出ていて、「島原湧水群」として全国の名水百選にも選ばれています。島原駅周辺には湧水を身近に感じられるスポットが満載。たとえば、駅から徒歩約3分の金物店「猪原金物店」の店頭には、お店のご主人が作った井戸にカニ、ホタルなどが自生。毎分約150リットル自噴する湧水はペットボトルに入れて持って帰ることもできます。そのほか、湧水庭園として作られ色とりどりの鯉の泳ぐ姿が優美な「四明荘」、湧水のせせらぎを聴きながらリラックスできる無料休憩所と喫茶店を兼ねた「しまばら湧水館」など、個性的なスポットが集まります。温泉街散策がてら、90分ほどかけて湧水めぐりを楽しんでみては。
ポイント 4
海の幸を中心に個性的な郷土料理を楽しもう
海に面する立地であることから新鮮な魚介類が豊富な島原ですが、個性的なグルメもたくさん。海鮮なら、「有明がね」と呼ばれるワタリガニを。島原半島北部にある多比良港沖で最盛期を迎える夏〜秋が旬ですが、年間を通じて味わうことができます。島原では「がんば」と呼ばれているフグも名産。3〜5月の産卵期を中心に、特長的なタレでいただく「湯引き」や、火にかけ空炒りをしてから煮込む「がねだき」など郷土料理はぜひとも味わいたいところ。ほかにも、白玉に特製の蜜をかけるお菓子「かんざらし」や、大鍋に野菜や魚を大量に入れ煮込む具沢山のお雑煮「具雑煮」など、さまざまな島原グルメに出会えます。
ポイント 5
噴火から防災を学ぶ「がまだすドーム」
島原駅から車で約10分のところにある「雲仙岳災害記念館」、通称「がまだすドーム」。「がまだす」とは島原の方言で「がんばる」を意味し、1990(平成2)年から終息宣言のあった1996(平成8)年までの間、雲仙普賢岳の噴火によりこの地に何が起きたのかを学べる体験型施です。常設展では噴火災害をプロジェクションマッピングなどの技術で体験できるほか、「ワンダーラボ」のエリアでは火山や防災を学ぶことのできるワークショップも開催。幼児向けのスペースも充実しているので、子ども連れ旅行にもおすすめのスポットです。
ポイント 6
平成新山を間近に「島原まゆやまロード」
海に面した島原温泉エリアから内陸の高地に向かう、全長約8キロメートルの県道「島原まゆやまロード」。雲仙普賢岳の噴火により作られた溶岩ドームで、日本一新しい山といわれる平成新山を間近に見ることができるルートです。途中の「平成新山展望園地」からは、火砕流、土石流などダイナミックな大地の動きを見られる火山観光を体験。天気が良ければ、平成新山と有明海を一緒に写真に収めることができます。
ポイント 7
豊富な外湯で心ゆくまで湯三昧を楽しもう!
もちろんその泉質も折り紙付きの島原温泉。日帰り入浴可能な宿泊施設や外湯に個性的な湯処が多く、湯めぐりを楽しむのもおすすめ。無色透明で中性のお湯は、肌あたりが優しく抵抗なく入浴できます。中でも島原駅から徒歩約10分、商店街アーケード直結の「ゆとろぎの湯」は、源泉掛け流しの大浴場、薬湯、サウナなどさまざまなお湯を堪能できる施設。街歩きで疲れた体を癒すのにぴったりなスポットです。ほかにも、飲用にも効能があると言われている島原温泉を飲むことのできる無料の飲泉所や足湯も市内に点在。心ゆくまで湯三昧を楽しめます。
観光
自然が豊かな温泉地。歴史好きも必見!
長崎県・島原半島の東側沿岸に広がる島原温泉。雲仙普賢岳のふもとに位置し、火山活動が活発な土地ならではの良質な温泉はもちろん、江戸時代に起きた「島原の乱」の舞台になった地として、歴史好きにも注目を集める観光地です。さらに、雲仙山系の伏流水が街の至るところから湧き出る「水の都」でもあり、自然豊かな風景も人気の理由。新鮮な海鮮をはじめとした郷土グルメもあり、温泉旅行を心ゆくまで満喫できる場所です。
アクセス
空港からレンタカー!九州内はフェリーも
島原温泉へは長崎空港からレンタカーの利用がおすすめ。諫早ICを経由しておよそ90分の道のりです。バスなら諫早市で島鉄バスに乗り換え、およそ100分。海に囲まれた島原半島ならではのアクセスとして、九州各県からであれば航路も豊富です。長州港(熊本県)、三池港(福岡県)、熊本港(熊本県)などから、フェリーでのアクセスも可能。
基本情報
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