島原駅より徒歩約10分のところにある、島原のシンボル的な存在。江戸時代初期にあたる1620年代に築城され、安土桃山式建築の粋が詰まった五層の天守閣や、3ヶ所におよぶ三層櫓などは、当時の城主で島原の乱の主因となったともされる松倉豊後守重政の威厳を示すように荘厳で重厚な雰囲気を漂わせています。明治維新を機に廃城しましたが、1964(昭和39)年に復興。春の菖蒲、夏の蓮など季節の風景を楽しめるお堀越しに見る島原城は一見の価値ありの絶景です。現在、お城の中は資料館になっており、中でも「キリシタン史料館」は、南蛮貿易から宣教・禁教・弾圧・島原の乱に至るまで、島原でのキリスト教の歴史を伝える貴重な資料を展示。
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