湯の峰温泉

湯の峰温泉は開湯から1800年以上の歴史を持つ温泉地です。熊野の国造、大阿刀足尼によって発見され、熊野御幸をはじめとする歴代上皇の訪れにより名声を広めました。湯の峰温泉は日本最古の温泉として知られ、昔ながらの温泉情緒が残っており、湯の町の風情を感じることができます。古くから熊野詣の旅の途中で訪れ、湯垢離（ゆごり）を行ったり、聖地での禊ぎと旅の疲れを癒したと言われています。特に有名なのは、天然温泉の岩風呂「つぼ湯」です。この湯の色が日によって七回も変化すると言われ、参詣道の一部として世界遺産に登録されています。また、湯の峰温泉公衆浴場も併設されており、そちらでも温泉を楽しむことができます。湯の峰温泉周辺には、湯峯王子や小栗判官伝説の史跡など、見どころが点在しています。歴史や文化に触れながら、美しい温泉で心と体を癒す旅をお楽しみください！

湯の峰温泉へのアクセス方法は公共交通機関を利用する場合、まずJR紀伊田辺駅へ到着します。そこから龍神バスの発心門王子行きに乗車し、約1時間30分のバスの乗車時間を要します。最寄りのバス停は湯峰温泉ですので、そこで下車することになります。自家用車を利用する場合、阪和道の上富田ICから国道42号および311号経由で約50kmの道のりを進み、約1時間で到着します。道路案内に従い、湯の峰温泉へ向かってください。