建仁寺

京都府

4.5

このエリアの観光情報

general.prefecture.

京都最古の禅寺で臨済宗建仁寺派の大本山

臨済宗を伝えた僧、栄西によって作られた京都最古の禅寺にして、臨済宗建仁寺派の大本山。境内には、国宝の風神雷神図、法堂の天井に描かれた双龍図などの見どころがある。方丈、庭園、茶室が常時公開中です。

特徴・楽しみ方

定番歴史

見どころ

AI作成コンテンツ

ポイント 1

栄西禅師が開いた日本最古の禅寺

源頼家によって1202年に建立された建仁寺は、栄西禅師を開山とし、宋国の百丈山を模して建てられました。最初は真言・止観の二院を持ち、その後、禅が盛んになったといわれています。その後はより禅の作法と規矩が厳格に行われ、室町幕府の支援を受けて栄えました。安国寺恵瓊による復興や徳川幕府の保護によって堂塔が再建され、明治時代には臨済宗建仁寺派として独立し、最終的には大本山となりました。

ポイント 2

本坊・方丈エリアも逃さずチェック

本坊内には国宝「風神雷神図」のデジタル複製（撮影可能）が展示されており、原本の光沢感や細部が再現されています。また、方丈では画家・海北友松による「雲竜図」も鑑賞することができ、墨で表現された躍動感のある龍は大変幻想的な雰囲気を漂わせています。それぞれの絵を肉眼で、近いところから鑑賞できるのもこのスポットの魅力となっています。

ポイント 3

建仁寺にある風情漂う庭園

建仁寺の庭園は、その独特の美しさから世界中の観光客を魅了しています。大雄苑の枯山水は岩や砂が水流や波紋を模しており、観る者の心を落ち着かせ、禅の精神を味わわせると同時に、日本庭園の美意識を象徴しています。一方、潮音庭では力強い石組を見ることができます。雨が降っていても、室内から枯山水を眺めることができるのも大きな魅力の一つです。

ポイント 4

迫力のある「天井画」は要チェック！

建仁寺法堂の天井に描かれた「双竜図」は建仁寺の大きな魅力。2002年に寺の建立800年を記念して制作され、108畳にも及ぶ広大な天井に水墨画の圧巻の2匹の龍が描かれています龍は水を司る神ということから建物を火災から守る力を持つとされているとのことで、龍は八部衆の守護神で、「龍神」として崇められています。

ポイント 5

禅宗の修行を体験できる「禅居庵」

坐禅体験は建仁寺で行われる人気の体験の一つ。毎月第2日曜日午前7時30分より行われており、気持ちさえあれば無料で体験できるのが大きな特徴です。所要時間も20分×2回と初めてでも無理なく始められる長さになっています。予約は特に必要ないですが、8月は休会月となっているので気をつけましょう。京都を代表するお寺で朝から清々しく1日をスタートさせましょう。

もっとみる

アクセス

市内からアクセスしやすい立地

建仁寺は比較的中心地に位置しているため、アクセス方法は様々！そのため、自身のプランや宿泊先に合った移動方法を選びましょう。バスで訪れる場合は、JR京都駅から市バス206系統か100系統を利用しましょう。また、電車を利用する場合は2つの路線があり、京阪電車を利用し「祇園四条駅」で下車するか、阪急電車を利用し「河原町駅」で下車する方法があります。建仁寺周辺には、円山公園や知恩院などの観光スポットもあり、観光ついでに訪れることができます。

基本情報

	住所	〒605-0811 京都府京都市東山区小松町大和大路通四条下る
	営業時間	10:00～16:30
	TEL	075-561-0190
	Webサイト	https://www.kenninji.jp/

平均レビュー

4.5

4件のレビュー

辰年ということで建仁寺へ。秋の京都は平日でも観光客が多いけど、この日は意外と少なくゆっくり観れました。 ◯△⬜︎の庭や風神雷神、双龍図だけでなくすべて風情があり見どころがたくさんあります。一般の人の写真撮影は可能ですが、あきらかにカメラマンとわかる人や営利目的の撮影は不可だそうです。入館受付のところにもかいてますが。一応「スマホで撮影してもよいですか？」と確認したらどうぞと言われました。双龍図を撮影していたら、写真撮ったらダメなのでは！？って顔をみなさんされるので。一般の人は撮影しても大丈夫って受付の方が言ってましたよ〜って伝えると、ここだけでも写真撮りたかったからよかった♫と記念写真撮られてました（2024.9現在）入館料800円

京都観光で八坂神社から祇園の商店街を歩き、10分ぐらいで着きました。ちょうど『双龍の画家　小泉淳作展』が開催されてました。拝観料は一般800円でした。今回は時間の関係で本坊周辺と法堂のみ拝観することにしました。本坊のチケット売り場で下足を脱ぎます。入り口を入った一番近い間で小泉淳作展が開催されてました。堂内を拝観する前に受付で御朱印をお願いしました。時間がかかる為、番号札を渡されて帰りに受け取るシステムになってました。まず目につくのは立派ないくつもの庭園です。どの庭園も風情があり感動です。お堂の中を進むと俵屋宗達作の風神雷神図が描かれた屏風(複製)や雲龍が描かれた襖絵(複製)、この他にも沢山の美術品がありました。最後に今回どうしても見たかった、法堂の天井に奉納された畳108畳分の水墨画『双龍図』は見上げると圧巻の迫力でした。短い滞在時間でしたが、とても素晴らしい経験をさせてもらいました。

二條若狭屋さんの書がこちらの住職さんの直筆とのこと（"手前味噌"な繋がりですが）と、もう一つのお目当ての法堂（はっとう）にある荘厳な双竜の天井画を拝観したく京都で最古の禅寺である建仁寺さん（通称けんねんさん）を訪れました一部リーフレットからまた他情報によりますと「開基（創立者）は源頼家様、開山は栄西（寺伝では『ようさい』）禅師であり、かつては京都五山の第3位であった…豊臣秀吉様を祀る高台寺や、八坂の塔のある法観寺は建仁寺の末寺である」とのこと京阪祇園四条駅から八坂さんの方へ（お店を見ながら）進み、花見小路を右に曲がっての突き当りに鎮座されています絵画は襖絵も含めてレプリカがほとんどでしたが諸堂も枯山水の庭園も落ち着きがあり、重文ですから見応えがありましたあまり調べて出かけないのでその時の偶然の出逢いが楽しいのですが…まだまだというか、まったく見切れなかったです💦 花見小路を通るのはいい機会でした食べ歩きの場所ではないので路が本当にきれいでしたし、警備員さんも何人もいて車道でもあるので観光客の安全を守っていました 5人はいたような…市が雇っているのかな？建仁寺さんは独自で雇っていらっしゃると思います次は境内をゆっくりと散策したいと思います

一緒に回りたい