明石公園

徳川家が現在の価値で約31億円をかけて作り上げた、西国諸藩の守りの要の城となったのが「明石城」です。築上から400年以上経った現在も美しい当時の姿がそのまま残り、歴史を関しることのできる人気の観光地となっています。明石城に残る櫓は日本に現存する12基の中の貴重な2つであり、国の重要文化財にも指定がされています。歴史的価値の高い建造物ですので、兵庫観光の記念撮影にもおすすめです。

明石公園の北側にある面積約2.9ヘクタール、公園全体の約5％の面積を占めるのが「剛ノ池」です。湖では手こぎボートやアヒルさんボートが準備されているため、カップルのデートスポットとして人気を集めています。湖の畔には桜の木が植えられいているため、春になるとピンク色に染まる桜の木々を眺めならがリラックスした時間を過ごすことができます。

明石公園内には65万冊以上を蔵書する、兵庫県立図書館が併設されています。月曜日と年末年始を除く、午前9時30分～午後6時が開館時間で誰でも自由に様々な本を閲覧することができます。また図書館のバックヤードを見学するツアーや子供向けの塗り絵教室などのイベントも開催されています。天候を気にすることなく楽しめますので、雨の日に明石公園を訪れた時などは足を運んでみてください。

自然豊かな公園内には2つの野球場、陸上競技場、テニスコート、ローンボウルズコートと様々なスポーツを楽しむことのできるエリアが充実しています。どの施設も個人での利用が可能で、インターネットから予約申し込みをすることができます。第2野球場であれば、1時間平日700円から利用できるなど、民間の施設より低コストで利用できる点が大変おすすめです。

日本標準時子午線が明石市に通っていることから名付けられた、明石公園で毎年行われている県内最大のイベントが「時のウィーク」です。毎年6月の10日〜11日あたりで開催され、フリーマーケットや出店が集まり多くの人で賑わいます。また一番の目玉となっているのが、「時の合法鉄砲隊」の演舞です。江戸時代に行われていた火縄銃を使った演舞を現代に再現した内容となっています。火縄銃が打ち放たれる迫力満点のシーンは思い出に残ること間違いなしです。