佛通寺

佛通寺は1397年に小早川春平によって建立された寺院です。愚中周及禅師を迎えて創建され、仏法参禅の道場として知られています。かつては山内に88カ所、全国に3000以上の末寺を有していたと言われています。佛通寺は七堂伽藍が連なり、地蔵堂や絹本着色の大通禅師像（重要文化財）など多くの寺宝を有しています。境内には俳人・種田山頭火の句碑もあります。寺院は古い杉の木々に囲まれており、特に夏の新緑や秋の紅葉の時期には美しい景色が広がり、多くの観光客で賑わいます。佛通寺は歴史と美しさを兼ね備えた場所であり、参拝者にとって静寂な環境で禅の修行や散策を楽しむ絶好の場所となっています。また、寺院の文化財や歴史的背景に興味を持つ方にとっても魅力的なスポットです！

広島県三原市にある佛通寺へのアクセス方法は公共交通機関を利用する場合、JR三原駅から車で約30分かかります。また、芸陽バスの本郷駅行きに乗車し、約40分で仏通寺下車、徒歩ですぐです（1日に2本のバスが運行されています）。自家用車を利用する場合、山陽道の三原久井ICから県道50号を経由し、約10kmで佛通寺に到着することができます。所要時間は約15分です。