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箱根にレンタカーは必要?ゴールデンコースは車なしでOK・仙石原と芦ノ湖西岸は車が有利を運賃つきで線引き

A AVA Travel編集部 更新 2026-07-30 約9分で読めます
箱根にレンタカーは必要?ゴールデンコースは車なしでOK・仙石原と芦ノ湖西岸は車が有利を運賃つきで線引き

写真: Joli Rumi / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)

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「箱根はレンタカーがないと不便?」という疑問は、行き先で答えが変わります。結論を先に言うと、大涌谷・芦ノ湖・強羅といった定番(ゴールデンコース)は箱根フリーパス1枚で完結し、車はむしろ渋滞と駐車場待ちで不利。一方、箱根湿生花園や芦ノ湖西岸、御殿場方面まで足を延ばすなら車が効きます。この記事では、車が要る場所と要らない場所を運賃・所要・バス本数の実数で線引きしました。

まず、目的地ごとの「車の要否」を1枚の表にまとめます。

目的地別・車の要否一覧

行き先車なしで回れるか主な公共交通
箱根湯本の温泉街・商店街回れる徒歩・登山電車
強羅・彫刻の森・大涌谷・芦ノ湖(海賊船)回れる(むしろ推奨)登山電車→ケーブルカー→ロープウェイ→海賊船
仙石原(ポーラ美術館・箱根湿生花園)回れるが便数に注意登山バス・観光施設めぐりバス
芦ノ湖西岸(箱根園・九頭龍神社本宮)車が有利バス少・徒歩や参拝船併用
御殿場プレミアム・アウトレット方面車が有利高速バス・御殿場線バス

定番コースが車不要なのは、箱根の乗り物が1本の観光ルートとしてつながっているからです。以下、料金と本数で具体的に見ていきます。

車なしの主役「箱根フリーパス」の料金

箱根フリーパスは、8つの乗り物が乗り降り自由になる周遊きっぷです。乗り降り自由な乗り物は、箱根登山電車・箱根登山ケーブルカー・箱根ロープウェイ・箱根海賊船・箱根登山バス(指定区間)・観光施設めぐりバス・小田急ハイウェイバス・東海バス(指定区間)の8種類です。加えて温泉や美術館など約70のスポットで割引優待が受けられます。

乗り放題になる乗り物(8種)主な用途
箱根登山電車・登山ケーブルカー箱根湯本→強羅→早雲山
箱根ロープウェイ早雲山〜大涌谷〜桃源台
箱根海賊船桃源台〜箱根町〜元箱根(芦ノ湖)
箱根登山バス(指定区間)・観光施設めぐりバス仙石原・美術館めぐり
小田急ハイウェイバス・東海バス(指定区間)御殿場・三島方面へのアクセス

有効期間と料金は次のとおりです。利用期間は2日間または3日間有効です。

発駅2日間(おとな/こども)3日間(おとな/こども)
小田原・箱根湯本・御殿場・三島6,000円/1,500円6,400円/1,750円
新宿・代々木上原7,100円/1,600円7,500円/1,850円
町田6,820円/1,600円7,220円/1,850円

小田原・箱根湯本・御殿場・三島から購入する場合、2日間はおとな6,000円・こども1,500円、3日間はおとな6,400円・こども1,750円です。すでに箱根入りしていて周遊だけしたいなら、この「箱根周辺で購入」の料金がいちばん安く付きます。

フリーパスが得な理由:区間運賃を積むと逆転する

定番のゴールデンコース(強羅→ケーブルカー→ロープウェイ→大涌谷→桃源台→海賊船→芦ノ湖)を単独運賃で乗ると、フリーパスの元はすぐ取れます。主要区間の単独運賃を並べます。

区間単独運賃(おとな)所要の目安
箱根ロープウェイ 早雲山〜桃源台(片道・均一)2,000円約30分
箱根ロープウェイ(往復・均一)3,000円
箱根海賊船 片道1,700円約25〜40分
箱根海賊船(往復)3,000円
箱根登山電車 箱根湯本〜強羅別途約40分(8.9km)

箱根ロープウェイの片道均一運賃は、2025年10月1日以降、おとな2,000円(こども700円)です。往復はおとな3,000円(こども1,000円)です。海賊船も2025年10月1日以降の往復運賃がおとな3,000円・こども1,300円です。箱根湯本から強羅までの8.9kmは、山岳鉄道の箱根登山電車で約40分かけて走ります。

ロープウェイと海賊船を往復するだけで6,000円で、これは小田原発フリーパス2日(6,000円)と同額です。ここに登山電車・ケーブルカー・路線バスが乗り放題で加わるため、定番コースを1つでも回るなら車を借りるより公共交通のほうが安く、待ち時間も少ない計算になります。

大涌谷は車が不利:駐車場料金と渋滞の実数

定番の大涌谷は、車で行くと駐車で苦労しやすい場所です。大涌谷園地駐車場は普通車147台・二輪10台・大型14台で、土日祝やゴールデンウィーク、夏休み、紅葉シーズンは駐車場待ちの車で道路が混雑し、渋滞のピークは12時頃〜15時頃です。公式も土休日は朝から大変混雑し、駐車場に停めるだけで1時間以上待つこともあるため、ロープウェイの利用をすすめています。

駐車料金も休日は割高です。

区分普通車 平日普通車 休日
最初2時間まで500円30分まで500円
以降30分ごと200円加算2時間まで1,000円/以降30分400円
当日最大1,300円2,600円

普通車の駐車料金は、平日が最初の2時間まで500円・以降30分ごと200円加算で当日最大1,300円、休日は最初の30分まで500円・駐車後2時間まで1,000円・以降30分ごと400円加算で当日最大2,600円です。車で大涌谷を狙うなら、ロープウェイの姥子駅(無料)や桃源台駅・早雲山駅(有料)に停めて、ロープウェイで大涌谷へ上がる方法が現実的です。

車があると有利な場所とバス本数

一方で、路線から外れるスポットは車が効きます。ただしバスでも行けるので、本数を実数で確認しておきましょう。

スポット公共交通アクセス便数の目安
箱根湿生花園(仙石原)箱根湯本から登山バスT路線 約25分「仙石案内所前」徒歩約10分主要路線で比較的多い
箱根湿生花園(強羅発)観光施設めぐりバスS路線 約29分「湿生花園前」徒歩約3分約30分間隔
ポーラ美術館(仙石原)強羅駅から無料送迎バス1日13便・約30分間隔
九頭龍神社本宮(芦ノ湖西岸)箱根園から徒歩約30分毎月13日は元箱根港から参拝船

箱根湿生花園へは、箱根湯本駅から登山バス(T路線)約25分の「仙石案内所前」から徒歩約10分、または強羅駅から観光施設めぐりバス(S路線)約29分の「湿生花園前」から徒歩約3分で行けます。ポーラ美術館は、強羅駅との間を結ぶ無料送迎バスが1日13便・約30分間隔で運行しています。芦ノ湖西岸の九頭龍神社本宮は箱根園や湖尻から遊歩道を散策して30分ほどで着き、毎月13日の月次祭には元箱根港から参拝船が出る。1日13便や約30分間隔のように「乗り遅れると次まで待つ」区間は、車があると時間の自由度が上がります。仙石原の美術館めぐりや芦ノ湖西岸をまとめて回りたい人、御殿場アウトレットまで抜けたい人は、レンタカーを検討する価値があります。

レンタカーの相場と、実は増える付帯費用

箱根周辺でレンタカーを借りる場合の相場感は次のとおりです。予約サイトの箱根エリア掲載では、日産レンタカーのコンパクトクラスで24時間9,720円といった料金が出ています。格安店の軽自動車なら24時間3,000円前後まで下がりますが、箱根で車を使うと車両代以外の出費が積み上がります。

費目目安補足
レンタカー(コンパクト・24時間)8,000〜10,000円前後軽・格安店ならより安い
ガソリン代数千円山道でアップダウンが多い
駐車場(大涌谷ほか)休日 最大2,600円/日施設ごとに別途必要
有料道路別途ターンパイク・スカイライン利用時

目安として、1泊2日・定番コース中心のモデルで比較すると次のようになります(車両代・付帯費は上記の目安値、公共交通はフリーパス小田原発2日を使用)。

人数公共交通(フリーパス)レンタカー(車両+ガソリン+駐車)
2人約12,000円約22,000〜25,000円
4人約24,000円約24,000〜28,000円

2人旅ならフリーパスのほうが総額を抑えやすく、3〜4人で乗り合わせて仙石原・芦ノ湖西岸・御殿場方面を回るなら、レンタカーが割安・時短になりやすい、というのが費用面での分かれ目です。

この移動プランをアプリでそのまま組む

箱根は「定番は公共交通、外れたスポットは車」と使い分けるのが賢いのですが、実際に組もうとすると、乗り物の乗り継ぎ・バスの本数・駐車場の混み具合まで見ながら順番を決める必要があります。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶだけでAIがモデルコースと旅程を自動作成し、車移動のルートも最適化されます。大涌谷やポーラ美術館のように気になったスポットをLIKEすると地図にまとまるので、位置関係を見ながら「ここは電車、ここは車」と回る順番を組み替えられる。仙石原のカフェや芦ノ湖畔の食事処を探すときは、好みに合う店をAIが提案します。強羅を起点に乗り物を乗り継ぐ1日の回り方は強羅を中心にめぐる箱根観光モデルコースで行程表にまとめています。

よくある質問

箱根観光にレンタカーは必要ですか?

定番のゴールデンコース(強羅・大涌谷・芦ノ湖・海賊船)なら不要です。箱根フリーパスで登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・路線バスが乗り放題になり、大涌谷は車だと駐車場待ちで不利になります。仙石原の美術館めぐりや芦ノ湖西岸、御殿場方面まで広げるなら車が便利です。

箱根フリーパスはいくらで、何日使えますか?

2日間または3日間有効で、小田原・箱根湯本・御殿場・三島から買う場合はおとな2日6,000円・3日6,400円、新宿からは2日7,100円・3日7,500円です。8つの乗り物が乗り降り自由で、約70施設で割引優待も受けられます。

大涌谷まで車で行っても大丈夫?

行けますが、土休日は朝から駐車場が混雑し、停めるまでに1時間以上かかることもあります。駐車料金も休日は当日最大2,600円です。ロープウェイの姥子駅(無料)などに停めて上がる方法が無難です。

車がないと箱根湿生花園やポーラ美術館には行けませんか?

行けます。箱根湿生花園は仙石案内所前から徒歩約10分、または強羅からの観光施設めぐりバス「湿生花園前」から徒歩約3分です。ポーラ美術館は強羅駅から無料送迎バスが1日13便・約30分間隔で出ています。便数が限られるので、時刻表を先に確認しておくと安心です。

※料金・運賃・営業時間・バス便数・駐車場料金は2026年7月30日時点で各公式サイトを確認した情報です。運賃改定や季節・天候による変更があるため、訪問前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

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箱根は大涌谷・芦ノ湖・仙石原・強羅と見どころが山あいに散らばり、車なら渋滞と駐車場待ち、公共交通なら乗り継ぎと本数で迷います。AVA Travelなら気になったスポットをLIKEするだけで、AIが移動手段をふまえた無理のない行程にまとめます。

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