金沢観光モデルコースは何月がいい?1月〜12月の月別ガイドまとめ
初めての金沢は「兼六園と金沢城、ひがし茶屋街、近江町市場」を押さえれば十分に満足できます。ただ、これらは金沢駅を挟んで南東(兼六園周辺)と北(近江町・茶屋街)に分かれていて、回る順番と現地バスの使い方でムダな移動が生まれやすい。この記事は、定番を外さずに1日で回るルートを、時刻・費用・所要つきの行程表にまとめ、初めてだからこそハマりやすい「定休日・最終入園・バスの本数」の失敗を先回りして潰しました。上級者向けの穴場には踏み込まず、移動効率と混雑の少ない時間帯を優先しています。
移動は市内観光に便利な城下まち金沢周遊バスが前提です。まず1日の流れと、かかるお金を1枚の表にまとめました。
1日の行程表(時刻・スポット・費用・所要)
| 時刻 | スポット | 移動・費用(大人1人) | 所要 |
|---|---|---|---|
| 9:00 | 金沢駅東口をバスで出発 | 周遊バス右回り/兼六園下まで約18分 | — |
| 9:20〜10:20 | 兼六園 | 入園料320円 | 約60分 |
| 10:30〜11:30 | 金沢城公園(菱櫓・五十間長屋) | 兼六園から徒歩5分/入館料320円 | 約60分 |
| 11:35〜12:15 | 21世紀美術館(交流ゾーン) | 広坂まで徒歩5分/交流ゾーン無料 | 約40分 |
| 12:30〜13:30 | 近江町市場で昼食 | バスで武蔵ヶ辻まで約8分/昼食は別途 | 約60分 |
| 13:45〜15:30 | ひがし茶屋街(志摩) | バスで橋場町まで約5分/志摩500円 | 約105分 |
| 15:45 | 金沢駅へ戻る | バスで約10分 | — |
有料なのは兼六園320円・金沢城の櫓群320円・志摩500円の合計1,140円ほど。これにバス代を足しても2,000円前後で回れます。城下まち金沢周遊バスを4回乗ると1乗車220円×4=880円になるため、この行程なら1日フリー乗車券(大人800円)のほうが得です。
初めてでハマる失敗を先回り(定休日・最終入園・バス)
初めての金沢でつまずきやすいのは、「行ってみたら閉まっていた」「最終入館に間に合わなかった」「バスが思ったより来ない」の3つです。要点を表にしました。
| 施設 | 開館・開園 | 最終入園/入館 | 定休日 |
|---|---|---|---|
| 兼六園 | 3/1〜10/15は7:00〜18:00、10/16〜2月末は8:00〜17:00 | 夏期17:30/冬期16:30 | 年中無休(時雨亭を除く) |
| 金沢城公園(櫓群) | 9:00〜16:30 | 16:00 | 12/29〜1/3 |
| 21世紀美術館(展覧会ゾーン) | 10:00〜18:00(金・土は20:00まで) | 展覧会により異なる | 月曜(祝日なら直後の平日)・年末年始 |
| 近江町市場 | 9:00〜16:00頃(店舗により異なる) | — | 年始(1/1〜4)/水曜定休の店が多い |
| 志摩(ひがし茶屋街) | 9:30〜17:30(冬期12〜2月は17:00) | — | 無休 |
とくに注意したいのは3点です。第一に、21世紀美術館の展覧会ゾーンは月曜が休館(祝日の場合は直後の平日)。ただし建物内の交流ゾーンは9:00〜22:00で年末年始以外は開いているため、月曜でも無料エリアのアート作品は楽しめます。第二に、近江町市場は水曜が定休の店が比較的多く、営業も16時頃までなので、夕方ではなく昼食で立ち寄るのが正解です。第三に、金沢城の櫓群は最終入館が16:00、兼六園の最終入園は冬期16:30と早いので、午後に回すなら時間切れに気をつけます。
現地の足は「城下まち金沢周遊バス」
金沢の主要スポットは徒歩だけでは離れすぎているため、周遊バスを軸にします。運賃と運行間隔は次のとおりです(2026年4月1日改正)。
| 項目 | おとな(中学生以上) | こども(小学生) |
|---|---|---|
| 1乗車 | 220円 | 110円 |
| 1日フリー乗車券 | 800円 | 400円 |
周遊バスは金沢駅東口7番のりばを起点に、右回りは約15分間隔(始発8:30〜終発18:00)、左回りは約20分間隔(始発8:38〜終発17:58)で走ります。兼六園方面へ先に行くなら右回りが速く、金沢駅東口から兼六園下・金沢城まで約18分です。注意点として、1日フリー乗車券は車内では買えません。事前に駅の窓口やホテルなどで購入しておきます。夕方は右回りの終発が18:00、左回りが17:58なので、遅くなりそうなら早めに駅へ戻る便を選びます。
金沢駅からの主な所要時間の目安です。
| 区間 | 交通手段 | 所要 |
|---|---|---|
| 金沢駅東口→兼六園下・金沢城 | 周遊バス右回り | 約18分 |
| 金沢駅東口→武蔵ヶ辻・近江町市場 | 周遊バス | 約5分 |
| 金沢駅兼六園口(東口)→近江町市場 | 徒歩 | 約12分 |
| 兼六園→金沢城公園 | 徒歩(石川門) | 約5分 |
| 金沢城・広坂→21世紀美術館 | 徒歩 | 約5分 |
午前: 兼六園→金沢城→21世紀美術館(徒歩で完結)
朝いちばんは兼六園へ。日本三名園のひとつで、開いた直後の午前は観光客が比較的少なく、落ち着いて回れます。入園料は大人320円・小人(6〜18歳未満)100円で、65歳以上は年齢を証明できるものの提示で無料です。開園は3月1日〜10月15日が7:00〜18:00、10月16日〜2月末日が8:00〜17:00で、最終入園は夏期17:30・冬期16:30。園内をひと回りして1時間ほどみておきます。
兼六園を出たら、桂坂口から石川門を渡って徒歩約5分で金沢城公園に入れます。公園自体の入園は無料で、復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の内部見学だけが有料(大人320円・小人100円)です。この建物群は9:00〜16:30で最終入館は16:00なので、午前のうちに見ておくと安心です。兼六園と隣り合っているため、午前は徒歩だけで2大名所を回れるのが、この順番にする最大の理由です。
続いて金沢城の南、広坂の21世紀美術館へ徒歩約5分。建物内の交流ゾーンは入館無料(9:00〜22:00)で、屋外のカラーサークルなど無料で見られる作品もあります。有料の展覧会ゾーンは10:00〜18:00(金・土は20:00まで)ですが、月曜は休館(祝日なら直後の平日)。初めてで恒久展示までしっかり見たいなら、月曜を避けるか、無料の交流ゾーン中心に切り替えます。
午前に回る3か所の位置関係と最寄りバス停をまとめました。
| スポット | 最寄りバス停 | 料金(大人) | 目安の所要 |
|---|---|---|---|
| 兼六園 | 兼六園下・金沢城 | 320円 | 約60分 |
| 金沢城公園(櫓群) | 兼六園下・金沢城 | 320円 | 約60分 |
| 21世紀美術館 | 広坂・21世紀美術館 | 交流ゾーン無料 | 約40分 |
午後: 近江町市場で昼食→ひがし茶屋街
昼は広坂から周遊バスで近江町市場へ。金沢駅からは徒歩約12分、バスなら約5分の距離で、鮮魚店や飲食店が集まる「金沢市民の台所」です。営業は9:00〜16:00頃で店舗により異なり、飲食店はこれより遅くまで開く店もあります。水曜が定休の店が比較的多いため、水曜に訪れるなら事前に目当ての店の営業を確認しておくと失敗がありません。海鮮丼や刺身で金沢らしい昼食をとります。
昼食後は、周遊バスで橋場町へ移動し(約5分)、徒歩約5分のひがし茶屋街へ。紅殻格子の町家が並ぶ国の重要伝統的建造物群保存地区で、街歩き自体は無料です。お茶屋建築を見るなら、国指定重要文化財の志摩が定番で、入館料は大人500円・中学生以下300円、営業は9:30〜17:30(冬期12〜2月は17:00)、無休です。所要はお茶屋見学と街歩きで1時間半〜2時間ほど。金の茶室や金箔ソフト、和菓子店もあり、初めての金沢のお土産探しにも向きます。散策を終えたら橋場町から周遊バスで金沢駅まで約10分で戻れます。
午後に回る2か所の基本情報です。
| スポット | 最寄りバス停 | 料金(大人) | 目安の所要 |
|---|---|---|---|
| 近江町市場 | 武蔵ヶ辻・近江町市場 | 見学無料(飲食は別途) | 約60分 |
| ひがし茶屋街・志摩 | 橋場町 | 街歩き無料/志摩500円 | 約90〜120分 |
最後に、この1日でかかる費用の内訳をまとめます。
| 項目 | 費用(大人1人) |
|---|---|
| 兼六園 入園料 | 320円 |
| 金沢城 櫓群 入館料 | 320円 |
| 志摩 入館料 | 500円 |
| 周遊バス 1日フリー乗車券 | 800円 |
| 施設+交通の合計 | 約1,940円 |
このほかに昼食代とお土産代がかかります。21世紀美術館の展覧会ゾーンを見る場合は、別途観覧料が加わります。
この行程をアプリでそのまま作る
初めての金沢が難しいのは、兼六園・金沢城・21世紀美術館が徒歩でつながる一方、近江町市場とひがし茶屋街は離れていて、周遊バスの右回り・左回りと発車間隔を頭に入れて順番を決める必要があるからです。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶだけでAIがモデルコースと旅程を自動作成し、バス移動を含むルートも最適化されます。兼六園や志摩のようにLIKEしたスポットは地図にまとまるので、位置関係を見ながら回る順番を組み替えられます。昼食を近江町市場以外で探したいときは、好みに合う飲食店をAIが提案します。
金沢の別の切り口としては、時間が半日しかない場合の金沢観光の半日モデルコース、子ども連れで回るなら家族旅行におすすめの金沢観光モデルコースもあわせて参考にしてください。
よくある質問
1日で兼六園・金沢城・ひがし茶屋街は全部回れますか?
回れます。兼六園と金沢城は徒歩5分で隣り合い、21世紀美術館も徒歩圏です。近江町市場とひがし茶屋街は周遊バスで結べば、朝9時に金沢駅を出て夕方までに5か所を無理なく回れます。混雑を避けるなら兼六園を午前いちばんに入れるのがおすすめです。
周遊バスの1日フリー乗車券は買ったほうが得ですか?
この行程のように3〜4回バスに乗るなら得です。1乗車220円なので4回で880円になり、大人800円の1日フリー乗車券のほうが安くなります。ただし車内では販売していないため、駅の窓口やホテルなどで先に買っておきます。
21世紀美術館や近江町市場が休みの曜日はありますか?
21世紀美術館の展覧会ゾーンは月曜(祝日なら直後の平日)と年末年始が休館です。無料の交流ゾーンは年末年始以外は開いています。近江町市場は年始(1月1〜4日)が休みで、水曜を定休にする店が比較的多い点に注意します。
施設の入場料は合計いくらですか?
このコースで有料なのは兼六園320円・金沢城の櫓群320円・志摩500円で、合計1,140円ほどです。周遊バスの1日フリー乗車券800円を足しても2,000円前後で、あとは昼食代とお土産代が主な出費になります。
※料金・営業時間・定休日・最終入園時刻・バスの運賃と運行間隔は2026年7月30日時点で各公式サイトを確認した情報です。臨時休館やダイヤ改正の可能性があるため、訪問前に各施設・北陸鉄道の最新情報を確認してください。



