城崎温泉で食べ歩きのできる人気のお店6選!観光に便利なおすすめホテルもご紹介

城崎温泉

数多くの文人達にも愛され、平安時代から続く長い歴史を持つのが兵庫県にある城崎温泉。県内では、有馬温泉・湯村温泉に続く代表的な温泉街の一つです。温泉街には7つの外湯があり、それぞれの施設で違った雰囲気やお湯を満喫できます。

城崎温泉に来たら温泉と一緒に楽しみたいのが、温泉街での食べ歩きです。城崎温泉駅を中心に、数多くの飲食店が並んでいます。本記事では、城崎温泉で食べ歩きの楽しめるお店を6つご紹介します。また記事の後半では、観光の拠点としてもおすすめのホテルやお宿もご紹介。宿選びの参考にも本記事をご活用ください。

城崎温泉へのアクセス方法について

はじめに城崎温泉へのアクセス方法について解説します。城崎温泉は、兵庫県の日本海側にほど近い豊岡市に位置しています。温泉街の玄関口となっているJR山陰本線の「城崎温泉駅」までは、三ノ宮駅から特急はまかぜを利用すると約2時間30分、車であれば神戸市内から約3時間程度の道のりです。

東京駅からは京都までJR新幹線のぞみを利用し、京都からは特急きのさきに乗車をすると約4時間40分でアクセスできます。少々時間はかかりますが、車窓の景色師楽しんだりなど電車を利用した観光もおすすめです。

城崎温泉のおすすめ食べ歩きスポット6選

ここからは、城崎温泉で食べ歩きの楽しめる人気のお店を6つご紹介します。城崎温泉の見どころや基本情報については、下記のリンク先も合わせてご確認をお願いします。

たまご専門 本巣ヱ(もとすえ) 城崎総本家

明治元年から営業している料亭旅館「炭平旅館」で「謹製品」として販売されていた人気の商品をもっと手軽に購入できるようにと営業を開始したお店が「たまご専門 本巣ヱ(もとすえ) 城崎総本家」です。城崎温泉駅からは、徒歩1分の場所に位置しています。

こちらのお店の看板商品は「濃厚たまごパン」です。NON-GMO(非遺伝子組み換え飼料)を食べて育った鶏が産んだ卵のみを使用し、濃厚な卵の風味を感じることのできる味わいです。
四角い形をしており、表面には焼色がつけられ香ばしい香りも漂います。
焼き立てを購入するには、10時・11時30分・14時・15時30分の焼き上がりのタイミングで来店をするのがおすすめ。行列ができ完売してしまうこともあるため、事前にオンラインで予約をしておくと安心です。

その他の商品としては、砂糖不使用の濃厚カスタードが特徴的な「本巣ヱプリン」、卵の黄身を贅沢に使用した「濃厚たまごカステラ」などが販売されています。

たまご専門 本巣ヱ(もとすえ) 城崎総本家
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島97

但馬牛 デリカ茶屋

丹波牛とは、高級和牛で知られる神戸牛がお肉として出荷される前の名称。兵庫県産の黒毛和牛のことを指します。そんなブランド牛を気軽に味わうことのできるお店が「但馬牛 デリカ茶屋」です。城崎温泉駅からは、徒歩4分の場所に位置しています。

一番人気は、丹波牛のお肉をほんのり甘みのある生地で包んで蒸し上げた「但馬牛まん」です。一口かじると、口の中いっぱいに肉の旨味が溢れ出します。味がしっかりしているためソースなどの調味料などは一切不要で、美味しく召し上がれます。
但馬牛まんの他にも、日本海で採れた同じく兵庫県の名物であるカニを使った「城崎蟹まん」、上品な脂身で人気のブランド豚「八鹿豚」を使用した「炙り八鹿豚まん」も販売されています。

その他、但馬牛メンチカツ、但馬どりゆず山椒唐揚げなど揚げ物メニューも充実。常にできたてを提供しているのも、おすすめのポイントです。

但馬牛 デリカ茶屋
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島206

城崎温泉みなとや

江戸時代に旅館として創業し、現在はこだわりの和菓子を販売しているお店が「城崎温泉みなとや」です。城崎温泉駅からは、徒歩8分の場所に位置しています。

城崎温泉みなとやは、丹波産大納言小豆、讃岐産和三盆などこだわりの食材を利用して作る和菓子が人気。その中でも、11月下旬〜5月中旬までの期間限定で発売される「いちご大福」は毎年遠方から買いに来るお客様がいるほどの商品です。
いちご大福は、福岡県産の2Lサイズ以上の大粒のあまおうと白あんを求肥で包んで作り上げられます。白あんの中に隠し味として、練乳が含まれているため苺の酸味との相性が抜群です。

その他にも、冬季限定で蒸したての状態で店頭で販売されるコウノトリの焼印が押された「温泉まんじゅう」、通年販売の熟練した職人が焼き上げる「城崎温泉煎餅」もおすすめです。

城崎温泉みなとや
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島416

城崎ジェラートカフェChaya

天然素材を利用した美味しいジェラートを販売するお店が「城崎ジェラートカフェChaya」です。城崎温泉駅からは、徒歩15分の場所にある薬師公園ポケットパークの中に位置しています。
薬師公園ポケットパークは無料で利用できる足湯があるため、アイスを食べならが温泉を楽しむのがおすすめです。

販売されていジェラートは、健康にも配慮した手作りが自慢。京都・宇治で取れる高級抹茶を使用したジェラートや、但馬産「有機あいがも米の玄米粉」を使用した「玄米キャラメル」味などここでしか食べられない、オジリナルのフレーバーも用意しています。常時10種類程度を用意し、2つの味が楽しめる「ダブル」での注文も可能です。

コーヒーやフロートなどのドリンク系のニューも取り扱っているため、温泉街の散策で喉が乾いたときにもぜひ足を運んでみてください。

城崎ジェラートカフェChaya
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島642

竹内魚店

季節の旬な食材を使用した天ぷらを販売するお店が「竹内魚店」です。城崎温泉駅からは、徒歩2分の場所に位置しています。

天ぷらと言っても天ぷら粉をつけて揚げるのではなく、どちらかというと練り物を油であげたような「かまぼこ」に近い商品ががこちらのお店の特徴の一つ。鱧つみれ・海老天・磯部揚げなど様々な種類の商品が店頭には並んでいます。また注文を受けてから焼き上げる「焼きたて竹輪」も人気の商品です。

使われる食材などは、城崎温泉から車で10分ほど進んだ場所にある「津居山港」で水揚げされたものばかり。新鮮な食材を使用しているのも、美味しさの秘訣です。
真空パックなどにされた持ち帰りのできる商品もあるため、温泉街でのおみやげ探しのお店としても活用いただけます。

竹内魚店
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島117

げんぶ堂 城崎駅前店

小腹がすいたときや、口が寂しいときに気軽に食べることのできるおかきを販売しているお店が「げんぶ堂 城崎駅前店」です。城崎温泉駅からは、徒歩2分の場所に位置しています。

げんぶ堂で使われている食材は、もち米は佐賀県産「ヒヨクモチ」、お塩は兵庫県赤穂市で採れる「焼塩」、国産の「丹波の黒豆」など素材にこだわったものばかり。
生地を伸ばす工程などは、機械では出せない風味を生み出すため職人が手作業で行っています。

店頭では、数十種類以上のおかきを常に販売。ご家庭用の食べきりサイズやお得に買える大袋、贈答品としてもおすすめの缶入り商品なども販売しています。

げんぶ堂 城崎駅前店
住所:兵庫県豊岡市城崎町 湯島223 1F

城崎温泉のおすすめホテル・旅館3選

最後に、城崎温泉で宿泊をするなら一度は泊まってみたいおすすめのホテル・旅館を3つご紹介します。

西村屋ホテル招月庭

城崎温泉で創業160年以上を迎える西村屋が手掛けた、新しいスタイルのホテルが「西村屋ホテル招月庭」です。森に囲まれた、5万坪の広大な敷地を有し自然あふれる日本のリゾートを体験できます。
城崎温泉駅からは、徒歩だと約20分。旅館組合が運行する無料送迎バスを使ってアクセスをすることもできます。

客室は趣の異なる全6タイプを用意。露天風呂付き、窓から5万坪の庭園が望める部屋などニーズや予算に合わせて選択可能です。
「露天風付特別室 桂月」は、12.5畳の和室と洋室、大きな庭園が付いたお部屋です。自然石を使って作られた露天風呂は、客室にあるとは思えない本格的な仕様。周囲の目を気にすることなく、心ゆくまで温泉をお楽しみいただけます。最大6名まで宿泊できるため、家族やグループ旅行での利用もおすすめです。

夕食は、客室もしくは2つのレストランで提供されます。料理に使われる食材は、松葉かに・丹波牛・但馬の米など地産地消にこだわったものばかり。料理長渾身の品が並びます。味だけでなく、見た目にもこだわって作られているため満足できること間違いなしです。
朝食はブッフェ形式。干しカレイや新鮮や野菜フルーツなど、和洋30種類以上のメニューを用意しています。

西村屋ホテル招月庭
住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島1016-2

城崎 円山川温泉 銀花

2,000坪の敷地に客室はわずか16室と贅沢な作りの、大人のための旅館が共立リゾートが運営する「城崎 円山川温泉 銀花」です。温泉街からは20分ほど車で進んだ、豊岡市に位置しています。
JR城崎温泉駅からは送迎車の運行がありますので、事前に予約して利用してください。

客室は2階和洋室・和室、1階和室の3タイプで構成。人気のお部屋は「2階和洋室」で、客室の窓からは円山川や対岸の山々を一望できます。寝室は畳の上にロータイプのベッドが設置されています。
また全ての客室には和の雰囲気あふれる檜風呂を設置。2名で入っても余裕のある広さです。

温泉は館内にある大浴場でもお楽しみいただけます。全部で4つの浴槽があり、川とつながるように設計された露天風呂が人気です。

お食事は「陶祥」と「雲水」と名付けられた、2つのレストランで提供されます。「陶祥」は掘りごたつ式の個室のお店で、2階和洋室に宿泊をすると確約でご利用いただけます。落ち着いた雰囲気で、周囲の目を気にすることなくお食事をお楽しみください。「雲水」は、カウンターとテーブル席を用意したお店です。

提供されるお食事は、冬は松葉ガニを使ったコースなど旬に合わせたメニューが並びます。また丹波牛など、兵庫県のブランド牛もお楽しみいただけます。

城崎 円山川温泉 銀花
住所:兵庫県豊岡市小島1177

大江戸温泉物語Premium きのさき

宿泊者には城崎温泉街にある7つの外湯を無料で利用できる「外湯めぐりパス」を配布しているのが、「大江戸温泉物語Premium きのさき」です。城崎温泉駅からは徒歩12分、温泉組合が運行している無料のシャトルバスでもアクセスできます。

客室は、和室・洋室、メゾネットタイプなど人数や予算に合わせて選択可能。スタンダードタイプに8つ、アップグレードタイプに12の種類を用意しています。「【禁煙・新設】和モダントリプル(川側・バス付)」のお部屋は、最大4名が宿泊可能。和室をベースに、ソファーやテーブルなども置かれ使い勝手が良いのが特徴です。

ホテル館内にある温泉は「玄武の湯」と「くるひの湯」の2種類で男女入れ替え制です。玄武の湯には、玄武岩で作られ露天風呂、くるひの湯にはウッドデッキに十和田石で作られた湯船が置かれた露天風呂があります。
湯上り後にはソフトドリンクやアルコールが用意された「プレミアムラウンジ」でおくつろぎください。優しい明かりの灯る暖炉や、マッサージチェアも利用できます。

お食事は、夕食・朝食ともに好きなものを自由に楽しめるバイキング形式でご提供。ステーキ・天ぷら・お寿司など豪華なメニューが並びます。臨場感あふれる、ライブキッチンも魅力的なポイントです。

大江戸温泉物語Premium きのさき
住所:兵庫県豊岡市城崎町桃島1232

温泉と一緒に食べ歩きを楽しむなら兵庫県の城崎温泉へ

城崎温泉で食べ歩きの楽しめるお店と人気のお宿をご紹介しました。スイーツや食事系のメニューなど、さまざまなグルメを楽しめるのが、城崎温泉の特徴の一つ。温泉街には無料で楽しめる足湯もあるため、途中で休憩をはさみながら、散策をするのもおすすめです。季節限定グルメを販売するお店もあるため、気になるグルメを見つけたらぜひご賞味ください。

本記事ではグルメに焦点を当てて城崎温泉を紹介しましたが、兵庫県には人気の観光スポットや見どころなどがたくさんあります。その他の情報については、下記の記事やAVA TravelのAI相談など活用して検索をしてみてください。AI相談では、あなたに合ったおすすめの観光スポットなどが見つかります。

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