
蔵王観光モデルコース【7月・1日】コマクサと硫黄泉の大露天風呂・地蔵山頂1,661mまで往復4,400円の行程表
写真: Soica2001 (talk) / Public domain (Wikimedia Commons)
この記事のスポットを、そのまま蔵王温泉の旅程に。
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冬の樹氷で知られる蔵王ですが、8月の見どころはまったく別ものです。標高1,661mの地蔵山頂は真夏でも空気が涼しく、麓の山形市街が平年で日最高30.5℃・日最低20.9℃まで上がるのに対し、蔵王温泉は高原の避暑地として過ごせます。さらに8月は、この時期だけの「よるの大露天風呂」や「サマーナイトクルージング」といった夜のイベントが集中する月です。この記事では、蔵王ロープウェイと大露天風呂を軸に、紅葉前・樹氷前の8月に何が見られるかを、時刻と費用の目安つき行程表にまとめました。
見どころは地蔵山頂(標高1,661m)・鳥兜山やドッコ沼の中腹・温泉街と標高差で分かれ、山頂のロープウェイは16:45で運行を終えるのに対し、夜のイベントは夕方以降に始まります。時間帯の噛み合わせが難しいので、先にかかるお金と時刻を並べました。
| 時刻 | 行動 | 交通・費用(大人1人) |
|---|---|---|
| 8:30 | JR山形駅から蔵王温泉へ | バスで約40分/車で約35分 |
| 9:30〜11:30 | 蔵王ロープウェイで地蔵山頂駅(1,661m)へ。蔵王地蔵尊・蔵王自然植物園を散策 | 山麓〜山頂 往復4,400円 |
| 11:45〜12:45 | 温泉街でジンギスカンの昼食 | 店により異なる |
| 13:00〜14:30 | 蔵王中央ロープウェイで鳥兜山展望台とドッコ沼トレッキング | 往復2,400円 |
| 15:00〜16:00 | 蔵王温泉大露天風呂で入浴 | 大人850円 |
| 17:00〜 または 18:30〜 | サマーナイトクルージング、またはよるの大露天風呂 | よるの大露天風呂 大人1,000円 |
施設費で固定なのは、蔵王ロープウェイ往復4,400円・蔵王中央ロープウェイ往復2,400円・大露天風呂850円で、日中だけなら7,650円前後です。夜のイベントを足すと、よるの大露天風呂が大人1,000円加わります。あとは山形駅からの交通費、レンタカー代・ガソリン代、昼食が主な出費です。
蔵王は季節で表情が大きく変わります。8月に狙えるものと、外れる時期を先に整理します。
| 状態 | 内容 |
|---|---|
| 見られる(8月) | 地蔵山頂・鳥兜山からの夏の展望、御釜(見頃は4月下旬〜11月初旬)、大露天風呂、8月限定のよるの大露天風呂・サマーナイトクルージング |
| 終わっている | 5〜6月の新緑、6月下旬〜7月にピークを迎える高山植物の最盛期 |
| まだ始まっていない | 紅葉(山頂で9月中旬〜、山麓は10月)、冬の樹氷(1〜2月) |
つまり8月は「樹氷にも紅葉にも当たらない中途半端な時期」に見えますが、実際は高原の涼しさと夜のイベントが揃う数少ない月です。
| 地点 | 8月の気温の目安 | 服装 |
|---|---|---|
| 山形市街(平年値) | 日最高30.5℃/日最低20.9℃ | 半袖で十分 |
| 蔵王温泉街(標高約880m) | 市街より数℃低い | 朝晩は羽織りもの |
| 地蔵山頂駅(標高1,661m) | 平地との標高差で体感はかなり低い | 上着必須・風対策を |
気温はおおむね標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるため、標高1,661mの地蔵山頂駅は市街との標高差で計算上10℃近く低くなります。夏でも山頂は肌寒く、風も通るので、上着を1枚持って上がってください。夜のイベントに参加するなら、温泉街でも長袖があると安心です。
朝いちばんは蔵王ロープウェイで山頂を目指します。蔵王山麓駅から樹氷高原駅までの「山麓線」と、樹氷高原駅から地蔵山頂駅までの「山頂線」を乗り継ぐと、標高1,661mの地蔵山頂駅に着きます。運賃は山麓駅から地蔵山頂駅までおとな往復4,400円(片道2,200円)、樹氷高原駅までなら往復2,200円です。営業時間は山麓線が8:30〜17:00、山頂線が8:45〜16:45で、時期により変わります。
| 区間・行先 | 標高 | おとな片道 | おとな往復 |
|---|---|---|---|
| 蔵王山麓駅→地蔵山頂駅 | 1,661m | 2,200円 | 4,400円 |
| 蔵王山麓駅→樹氷高原駅 | 1,331m | 1,200円 | 2,200円 |
| ユートピア夏山リフト | ― | 400円 | 800円(往復券) |
地蔵山頂駅を出るとすぐ、蔵王地蔵尊と、三宝荒神山に広がる蔵王自然植物園があり、そのまま熊野岳・刈田岳方面への登山口にもつながります。冬は雪と樹氷に覆われる一帯が、8月は高山植物と展望のトレッキングエリアに変わります。乗り継ぎ途中の樹氷高原駅からは、いろは沼・観松平の湿原・散策路へ出られます。高山植物の開花状況は運行会社のSNSで随時案内されるので、事前に確認しておくと動きやすいです。
昼は温泉街へ戻り、蔵王名物のジンギスカンで昼食にします。午後は蔵王中央ロープウェイで温泉駅から鳥兜駅へ。所要7分30秒で、鳥兜駅から徒歩1分の鳥兜山展望台からは蔵王温泉街と山形盆地を見渡せます。運賃はおとな往復2,400円(片道1,300円)、営業時間は4月1日〜10月31日の8:30〜17:00です。
| 施設 | おとな片道 | おとな往復 | 営業時間(夏) |
|---|---|---|---|
| 蔵王中央ロープウェイ(温泉駅〜鳥兜駅) | 1,300円 | 2,400円 | 8:30〜17:00 |
| 中央第1リフト | 600円 | 1,000円 | ― |
鳥兜駅の周辺からは、エメラルド色のドッコ沼や不動滝へ向かうトレッキングコースが延びています。散策のあとは温泉街に下り、蔵王温泉大露天風呂へ。強酸性の硫黄泉を源泉かけ流しで楽しめる渓流沿いの露天風呂で、入浴料は大人850円・子供400円。営業時間は平日9:30〜17:00(最終受付16:30)、土日祝9:30〜18:00(最終受付17:30)で、11月下旬〜4月中旬は冬季休業のため、入れるのは夏ならではです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入浴料 | 大人850円/子供(満1歳以上12歳未満)400円 |
| 営業時間(平日) | 9:30〜17:00(最終受付16:30) |
| 営業時間(土日祝) | 9:30〜18:00(最終受付17:30) |
| 駐車場 | 利用者専用60台 |
8月の蔵王がとくにおすすめなのは、夜のイベントが重なるからです。大露天風呂は特定日に夜間営業する「よるの大露天風呂」を実施し、カンテラの明かりで星空の下の入浴を楽しめます。2026年の8月開催日は1日・8〜15日・22日・29日、時間は18:30〜21:00(最終入場20:30)、料金は大人1,000円・子ども500円です。
| イベント | 時間 | 料金・2026年8月の開催日 |
|---|---|---|
| よるの大露天風呂 | 18:30〜21:00(最終入場20:30) | 大人1,000円/8月1日・8〜15日・22日・29日 |
| サマーナイトクルージング | 17:00〜21:00(上り最終19:50発) | 例年8月・9月の特定日/往復乗車・要問合せ |
サマーナイトクルージングは、蔵王ロープウェイが夏期だけ運行する夜の空中散歩で、地蔵山頂駅からの夜景と星空を眺め、蔵王地蔵尊を参拝する内容です。例年8月・9月の特定日に運行し、時間は17:00〜21:00(上り最終19:50発)。悪天候時は中止となり、料金や具体的な開催日は蔵王ロープウェイへの確認が必要です。どちらも夕方以降なので、日中の行程を16時台にいったん締めて、夕食をはさんでから向かう組み方になります。
8月の蔵王は「標高差で見どころが散らばり、山頂のロープウェイは夕方に終わるのに夜のイベントは18時以降に始まる」のが組みにくいところです。地蔵山頂(1,661m)・鳥兜山・ドッコ沼・温泉街の大露天風呂をどの順で回り、どこで夕食をはさむかで、夜のイベントに間に合うかが変わります。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶとAIがモデルコースと旅程を自動作成し、車移動のルートも最適化されます。ロープウェイや大露天風呂のようにLIKEしたスポットは地図にまとまるので、位置関係と営業時間を見ながら回る順番を組み替えられるのが便利です。温泉街のジンギスカンや夕食の店を探すときは、好みに合う飲食店をAIが提案してくれます。山形の他の季節の楽しみ方は山形の記事一覧もあわせてどうぞ。
どちらも8月は時期が外れます。樹氷は真冬の1〜2月、紅葉は山頂で9月中旬から、山麓では10月が見頃です。8月は高原の涼しさと、高山植物・展望、そして夜のイベントが楽しめる時期です。
8月は見学できます。御釜の見頃は4月下旬〜11月初旬で、車なら蔵王エコーライン経由で蔵王ハイライン(一般自動車の通行料600円、営業7:30〜17:00・時期により変動)を上がると刈田岳側から御釜を望めます。11月初旬〜翌4月下旬は冬期通行止めで行けません。蔵王温泉側からは距離があるため、御釜も回るなら1日の行程はかなりタイトになります。
温泉街を拠点にすれば、蔵王ロープウェイ・蔵王中央ロープウェイ・大露天風呂は徒歩圏で回れます。JR山形駅から蔵王温泉まではバスで約40分です。御釜まで足を延ばす場合はレンタカーか季節運行のバスが前提になります。
夏でも夜の高原は冷えます。標高の高い地蔵山頂駅を含むサマーナイトクルージングはとくに冷えるので、上着を1枚持って行ってください。よるの大露天風呂も温泉街とはいえ夜風が涼しいため、湯冷め対策に羽織りものがあると安心です。
※料金・営業時間・イベント開催日・気温は2026年7月30日時点で各公式サイトおよび気象庁の平年値(山形・1991〜2020年)を確認した情報です。夜のイベントの開催日や運行は天候で変わり、営業時間も季節で変更されるため、訪問前に各施設の最新情報を確認してください。
夏の蔵王温泉は、地蔵山頂駅(標高1,661m)の高山エリア・鳥兜山やドッコ沼の中腹・温泉街の大露天風呂と標高差で見どころが散らばり、しかもロープウェイの運行時間(山頂線8:45〜16:45)と夜のイベント(サマーナイトクルージングやよるの大露天風呂は夕方以降)の時間帯をまたいで回る必要があります。AVA Travelなら気になったスポットをLIKEするだけで、AIが移動時間をふまえた無理のない1日行程にまとめます。
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