
蔵王観光モデルコース【12月・1日】樹氷ライトアップは12/27開始・共同浴場300円の費用つき行程表
写真: Ymblanter / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
この記事のスポットを、そのまま蔵王温泉の旅程に。
気になった店をLIKEすると地図にまとまり、AIがルートを最適化した旅程をつくります。
蔵王のシンボルである樹氷は冬(1〜2月)、紅葉は9月下旬〜10月中旬で、7月にはどちらもありません。そのかわり7月の蔵王(山形側)は、梅雨明け前後に高山植物が咲きそろい、蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅やドッコ沼のトレッキング、強酸性の硫黄泉である大露天風呂を、雪も混雑期のピークもない状態で回れる時期です。この記事では、蔵王温泉を起点に地蔵山頂(標高1,661m)・ドッコ沼・大露天風呂を1日で結ぶモデルコースを、時刻・費用・所要の目安つき行程表で組みました。
見どころは蔵王温泉街(標高約880m)から地蔵山頂までの標高差800m近くに散らばり、ロープウェイの運行時間と大露天風呂の受付終了に予定を合わせるのがポイントです。先にかかるお金と所要時間を並べたので、そのまま予定に落とし込めます。
| 時刻 | 行動 | 交通・費用(大人1人) |
|---|---|---|
| 9:30 | 蔵王温泉バスターミナル・駐車場 着 | 山形蔵王ICから車約40分/JR山形駅前から山交バスで終点下車 |
| 9:45〜11:45 | 蔵王ロープウェイで地蔵山頂駅(1,661m)へ。蔵王地蔵尊・自然植物園・高山植物 | 往復4,400円/山麓線8:30〜17:00 |
| 12:00〜13:00 | 蔵王温泉街で昼食(ジンギスカン・玉こんにゃくなど) | 徒歩 |
| 13:15〜15:15 | 蔵王中央ロープウェイで鳥兜駅へ、ドッコ沼を散策 | 往復2,400円/夏期8:30〜17:00 |
| 15:30〜16:30 | 蔵王温泉大露天風呂で硫黄泉に入浴 | 大人850円/平日は受付16:30まで |
| 16:30 | 蔵王温泉を出発 | 山形蔵王ICへ車約40分 |
このコースで固定的にかかる入場・乗車系は、蔵王ロープウェイ往復4,400円・蔵王中央ロープウェイ往復2,400円・大露天風呂850円の合わせて約7,650円。ここに車のガソリン代(またはバス代)と昼食が加わります。2つのロープウェイのどちらかに絞れば、そのぶん費用と時間を抑えられます。
7月は季節の端境をまたぐため、何が旬で何がもう終わっているかを先に押さえると予定を立てやすくなります。
| 状態 | 内容 |
|---|---|
| 見られる | 梅雨明け前後の高山植物(コマクサなど)、いろは沼周辺の湿原、ドッコ沼の新緑、よるの大露天風呂・サマーナイトクルージング |
| 終わっている | 春の「雪の回廊」(蔵王エコーライン開通直後の4月下旬〜5月頃)、スキー・スノーボード |
| まだ先 | 樹氷(1〜2月)、紅葉(9月下旬〜10月中旬) |
蔵王のシンボルである御釜の紅葉の見頃は例年9月下旬から10月中旬で、7月はまだ緑の季節です。逆に、地蔵山頂から熊野岳にかけての稜線では、6月〜7月頃、蔵王山のお釜から熊野岳周辺を歩くと道端の岩場に「高山植物の女王」とも呼ばれるコマクサが咲きます。地蔵山頂〜熊野岳〜馬の背〜刈田岳のトレッキングコースの途中で、コマクサをはじめとする高山植物を見られます。蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅がこのコースの登山口にあたるため、7月は高山植物を目当てに登る好機です。
蔵王温泉は標高約880m、地蔵山頂は1,661mと標高が高く、平地よりかなり涼しくなります。参考までに、ふもとにあたる山形市中心部の7月平年値は次のとおりです。
| 指標(山形市・7月平年値) | 気温 |
|---|---|
| 日平均気温 | 23.9℃ |
| 日最高気温 | 29.1℃ |
| 日最低気温 | 20.0℃ |
山形市の7月平年値(1991〜2020年)は、日平均23.9℃・日最高29.1℃・日最低20.0℃です。山頂部はこれよりさらに低く、御釜のある標高約1,600mの山岳地帯では、山麓の気温から約10度低いことがあり、暴風が吹くこともあります。ロープウェイで一気に標高を上げると体感温度が下がるため、真夏でも着脱できる上着を1枚持っておくと安心です。稜線のトレッキングに出るなら、歩きやすい靴と雨具も用意しましょう。
朝いちばんは蔵王温泉街から蔵王ロープウェイに乗り、地蔵山頂駅(標高1,661m)を目指します。地蔵山頂駅までの運賃は大人が片道2,200円・往復4,400円、こどもが片道1,100円・往復2,200円で、樹氷高原駅(標高1,331m)までなら大人片道1,200円・往復2,200円です。途中の樹氷高原駅では、いろは沼や観松平の散策路につながります。
運行時間にも注意が必要です。山麓線は8:30〜17:00、山頂線は8:45〜16:45(いずれも変更の場合あり)で、地蔵山頂駅行き往復の上り最終は蔵王山麓駅発16:00です。山頂の滞在時間を確保するため、午前のうちに登っておくのが無難です。
地蔵山頂駅の周辺には蔵王地蔵尊や蔵王自然植物園(三宝荒神山)があり、ここが地蔵山・熊野岳・刈田岳への登山口になります。梅雨明け前後は雲の動きが早く、晴れれば眼下に山形盆地、稜線沿いにはコマクサなどの高山植物が広がります。本格的な稜線歩きをする場合は、天候と装備を確かめてから出発してください。
昼食は蔵王温泉街で。ジンギスカンや玉こんにゃくなど山形らしい一皿を選び、午後は蔵王中央ロープウェイで中央高原へ向かいます。温泉駅〜鳥兜駅の運賃は大人が片道1,300円・往復2,400円、小人が片道650円・往復1,200円で、夏期の営業は8:30〜17:00・15分間隔の運行です。鳥兜駅から遊歩道を下ると、エメラルド色の水をたたえるドッコ沼へ。7月は新緑と沢音のなかを歩ける時期で、鳥兜山展望台からは蔵王温泉街や山形盆地を見渡せます。
締めは温泉街に戻って蔵王温泉大露天風呂へ。渓流沿いに湯船が広がる源泉かけ流しの露天風呂です。入浴料は大人850円・子供(満1歳以上12歳未満)400円、営業時間は平日9:30〜17:00(最終受付16:30)、土日祝9:30〜18:00(最終受付17:30)で、利用者専用駐車場が60台あります。硫黄泉のため石けん・シャンプーは使えず、体を洗う設備はありません。
7月に訪れるなら、休館日と夜の特別営業も押さえておきましょう。大露天風呂は4月25日から営業を開始し、7月13日(月)はメンテナンスのため休館します。また夏の間は夜も入れる回があり、「よるの大露天風呂」は令和8年6月〜10月上旬に営業予定で、7月の開催日は4日・11日・18日・19日・25日、時間は18:30〜21:00(最終入場20:30)、料金は大人1,000円・子ども500円です。星空の下でカンテラを掲げて入る夜の湯は、7月ならではの体験です。
7月の蔵王は「見どころが標高880mの温泉街から1,661mの地蔵山頂まで散らばる」のが難しいところで、蔵王ロープウェイ(北東)・蔵王中央ロープウェイ(中央高原)・大露天風呂(温泉街)をどの順番で結ぶかで、乗り継ぎ待ちや受付終了の間に合わせ方が変わります。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶとAIがモデルコースと旅程を自動作成し、車移動のルートも最適化されます。地蔵山頂やドッコ沼のようにLIKEしたスポットは地図にまとまり、位置関係を見ながら回る順番を組み替えられるのも便利。温泉街の昼食やカフェを探すときは、好みに合う飲食店をAIが提案してくれます。
行けます。御釜は蔵王ハイラインを通り、御釜を見下ろす御釜展望台の近くまで車でアクセスできます。蔵王ハイラインの通行料は一般自動車600円(令和7年改訂)・二輪車450円で、営業時間は7:30〜17:00です。ただし毎年11月初旬〜翌年4月下旬は冬期通行止めで、御釜にも行けなくなりますので、通行できるのは7月なら問題ありません。車がない場合は路線バスもありますが、刈田山頂行きの便は4月25日〜7月31日は土日祝のみの運行で、8月1日〜10月25日は毎日運行になります。7月の平日は運休する日がある点に注意してください。
行けます。蔵王温泉大露天風呂の案内でも、JR山形駅から蔵王温泉行きのバスで終点下車後、徒歩約20分と示されています。車の場合は山形自動車道の山形蔵王ICから約40分です。温泉街の中を移動するだけなら徒歩でも回れますが、地蔵山頂やドッコ沼まで含めるならロープウェイの利用が前提になります。
温泉街(標高約880m)や山頂は平地よりかなり涼しくなります。御釜のある標高約1,600m級では山麓より約10度低いこともあり、暴風が吹く場合もあります。真夏でも着脱できる上着を1枚持ち、稜線を歩くなら歩きやすい靴と雨具も用意してください。
見られません。樹氷は厳冬期(おおむね1〜2月)の現象で、7月は緑の季節です。冬の樹氷を目当てにする場合は冬の蔵王モデルコースを参照してください。
※料金・営業時間・運行日・気温は2026年7月30日時点で各公式サイト・気象庁の公表情報を確認したものです。天候や整備により営業時間・運行が変わることがあるため、訪問前に各施設の最新情報を確認してください。
7月の蔵王は、地蔵山頂の高山植物・ドッコ沼のトレッキング・大露天風呂と見どころが標高差1,000m近くに散らばり、ロープウェイの営業時間や大露天風呂の受付終了に合わせて回る順番を決める必要があります。AVA Travelなら気になったスポットをLIKEするだけで、AIが移動と所要時間をふまえた無理のない行程にまとめます。
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