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蔵王観光にレンタカーは必要?温泉街はバスで十分・御釜は運行日限定|運賃と便数で線引き

A AVA Travel編集部 更新 2026-07-30 約9分で読めます
蔵王観光にレンタカーは必要?温泉街はバスで十分・御釜は運行日限定|運賃と便数で線引き

写真: melvil / CC BY-SA 4.0 (Wikimedia Commons)

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「蔵王観光にレンタカーは必要?」の答えは、行き先で分かれます。結論を先に言うと、山形側の蔵王温泉の温泉街とロープウェイだけなら車は不要で、山形駅からバス一本(片道1,200円・約40分)で行けます。一方、火口湖の御釜(お釜)や蔵王エコーライン方面は公共交通の便が極端に少なく、路線バスは1日1往復、無料シャトルでも1日2往復です。しかも冬期はエコーライン・蔵王ハイラインが通行止めになり、レンタカーでも御釜には行けません。

この記事では「どこまで車なしで行けて、どこから車(またはツアー)が要るか」を、運賃・便数・所要時間・フリーパスの有無で線引きします。まず全体像を1枚の表にまとめました。なお同じ「蔵王」でも新幹線の白石蔵王駅は宮城県側で、この記事は山形駅を起点とする山形・蔵王温泉側を扱います。

結論早見表:車なしで行ける?行けない?

行き先車なしで行ける?主な手段料金(大人)備考
蔵王温泉の温泉街・大露天風呂◎ 行ける山形駅から路線バス片道1,200円約40分・毎日運行
蔵王ロープウェイ(樹氷・地蔵山頂)◎ 行ける温泉街から徒歩+ロープウェイ往復4,400円温泉街の高台から乗車
蔵王中央ロープウェイ(ドッコ沼)◎ 行ける温泉街から乗車往復2,400円温泉街の中心部
御釜(お釜)※運行日△ 条件つき路線バス1日1往復 or 無料シャトル1日2往復シャトル無料+刈田リフト往復1,000円夏〜秋の運行日限定
御釜(冬期など運行外)✕ 行けない道路通行止でレンタカーも不可

温泉街とロープウェイは車なしで完結し、迷うのは御釜だけと考えて差し支えありません。以下でそれぞれの運賃と便数を詳しく見ていきます。

山形駅から蔵王温泉へはバス一本

蔵王温泉へは、JR山形駅前から山交バスの路線バス(Z90系統)が出ています。乗り換えなしで温泉街まで行けるため、ここだけならレンタカーは不要です。

項目内容
路線山交バス Z90(山形駅前〜蔵王温泉バスターミナル)
所要時間約40分
運賃片道 大人1,200円(2026年時点)
支払い現金・交通系ICカード(Suica等の全国相互利用対象カード)に対応
往復割引なし(片道券のみ・当日有効)
運行毎日運行。日中はおおむね1時間に1本前後

支払いは現金のほか、Suicaなど全国相互利用サービス対象の交通系ICカードが使えます。往復割引の設定はないため、片道ずつ支払う形になります。

温泉街は徒歩とロープウェイで十分回れる

蔵王温泉の見どころは温泉街に集まっていて、バスターミナルから徒歩と索道で回れます。代表的なスポットの料金・営業時間は次のとおりです。

スポット料金(大人)営業時間アクセス
蔵王温泉大露天風呂850円(子供400円)平日9:30〜17:00/土日祝9:30〜18:00バスターミナルから徒歩約20分
蔵王ロープウェイ 山麓駅地蔵山頂 往復4,400円山麓線8:30〜17:00温泉街の高台
蔵王中央ロープウェイ往復2,400円施設の運行案内による温泉街の中心部

大露天風呂は源泉かけ流しの強酸性泉で、冬期(11月下旬〜4月下旬頃)は休業します。2026年は4月25日から営業を開始しました。日中のほか、6月〜10月上旬の開催日限定で夜の特別営業(18:30〜21:00・大人1,000円)も行われます。

ロープウェイは2社。行き先で選ぶ

蔵王温泉には2つのロープウェイがあり、目的地が違います。樹氷や山頂の眺めなら蔵王ロープウェイ、湖沼の散策なら蔵王中央ロープウェイが向きます。

蔵王ロープウェイ蔵王中央ロープウェイ
主な見どころ地蔵山頂(蔵王地蔵尊・登山口)・樹氷高原ドッコ沼・鳥兜(とりかぶと)方面
往復・大人地蔵山頂4,400円/樹氷高原2,200円2,400円
往復・こども2,200円/1,100円1,200円
営業時間山麓線8:30〜17:00・山頂線8:45〜16:45施設の運行案内による
上り最終地蔵山頂行き 山麓駅発16:00

蔵王中央ロープウェイの山上からは中央第1リフト(往復1,000円・片道600円)も出ていて、鳥兜山の展望台方面へ足を延ばせます。いずれも温泉街から乗車できるので、ここまでは車がいりません。

御釜(お釜)だけは要注意

車の要否の分かれ目は御釜です。蔵王のシンボルである火口湖ですが、蔵王温泉の温泉街とは山を挟んだ反対側にあり、公共交通の便が限られます。

手段起点便数運賃御釜まで
路線バス Z90/Z91山形駅・蔵王温泉1日1往復路線バス運賃刈田山頂バス停から徒歩
グリーンエコー号(無料シャトル)かみのやま温泉駅1日2往復・毎日無料刈田駐車場→蔵王刈田リフト
レンタカー山形駅ほか随時5,000円台〜/日+ガソリンエコーライン・ハイライン経由

路線バスの御釜(刈田山頂)行きは本数が少なく、7月31日までの平日と10月26日以降は運休します。刈田山頂線そのものが冬期は運行しません(蔵王エコーラインの通行止め時も運休)。

無料シャトル「グリーンエコー号」は、上山市のかみのやま温泉駅が起点です。2026年は4月25日〜11月3日の毎日、1日2往復で運行します。26名乗りのマイクロバスで、予約はできません。

便かみのやま温泉案内所前 発刈田駐車場 着刈田駐車場 発案内所前 着
午前便9:2010:2011:1512:50
午後便13:2514:2015:3016:25

グリーンエコー号は御釜手前の刈田駐車場が終点で、そこから御釜の展望台までは蔵王刈田リフト(往復1,000円・片道600円)に乗り継ぎます。蔵王温泉に泊まっている場合は、蔵王温泉バスターミナル→山形駅(バス約40分)→JR山形線でかみのやま温泉駅(約15分)と移動してから乗る形になります。

フリーパス・お得チケットの有無

「山交バスの1日乗車券で蔵王温泉まで乗り放題」と考える人がいますが、これは使えません。逆に、バスとロープウェイのセット券は割安です。

チケット蔵王温泉に使える?料金内容
やまがた1日乗車券✕ 使えない山形市内等が乗り放題だが蔵王温泉は対象外
バス&ロープウェイセット券○ 使える大人3,200円/子供1,600円山形駅前⇔蔵王温泉の往復バス+蔵王中央ロープウェイ往復
蔵王刈田リフト御釜用往復1,000円/片道600円刈田駐車場→御釜の展望台

やまがた1日乗車券は山形市内や天童・上山などが対象で、蔵王温泉までは行けません。一方、山形駅前⇔蔵王温泉の往復バスと蔵王中央ロープウェイ往復をまとめたセット券は大人3,200円で、別々に買うより割安です。

レンタカーが向くケースと相場

以上をふまえると、レンタカーを借りるべきかは「御釜や周辺まで回るか」「人数」「時期」で決まります。山形駅発のレンタカーはコンパクトカーで1日5,050円〜(楽天トラベル)が目安です。

公共交通のみレンタカー
山形駅↔蔵王温泉の費用往復2,400円/人(1,200円×2)1日5,050円〜+ガソリン・駐車場
向いている人温泉街とロープウェイ中心・少人数御釜や周辺も回る・3〜4人・冬期以外
注意点御釜は運行日・便数が限られる冬期は道路通行止で御釜へは行けない

温泉街とロープウェイだけなら、2人でもバスの往復代のほうが安く、駐車場も気にせず済みます。逆に3〜4人で御釜や周辺スポットまで回るなら、時間の自由がきくレンタカーが有利です。ただし冬期はエコーライン・ハイラインが閉鎖され、車でも御釜へは行けない点だけは変わりません。山形市街とあわせて回る計画は山形市周辺の観光モデルコースも参考にしてください。

この移動をアプリで組む

蔵王で面倒なのは、温泉街(車なしでOK)・ロープウェイ・御釜(便が少ない)が別方向に散らばっていて、しかも御釜行きの便が路線バス1日1往復・無料シャトル1日2往復と限られることです。時刻を1本外すとその日は行けない、ということが起こります。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶとAIがモデルコースと旅程を自動作成し、バスの移動時間をふまえたルートにまとめます。大露天風呂やロープウェイのように気になった場所をLIKEすると地図上に位置関係がまとまるので、車あり・車なしそれぞれで無理のない順番を組み替えられるのが便利です。温泉街の食事処やカフェを探すときは、好みに合う店をAIが提案します。

よくある質問

蔵王温泉に行くだけならレンタカーは必要ですか?

必要ありません。JR山形駅前から山交バス(Z90系統)が乗り換えなしで蔵王温泉バスターミナルまで走り、片道1,200円・約40分で毎日運行しています。温泉街の大露天風呂やロープウェイは徒歩と索道で回れます。

御釜(お釜)へは車なしで行けますか?

運行日なら行けます。山形駅・蔵王温泉から御釜(刈田山頂)行きの路線バスが1日1往復、かみのやま温泉駅からは無料シャトル「グリーンエコー号」が1日2往復(2026年は4月25日〜11月3日)出ています。ただし路線バスは7月31日までの平日と10月26日以降は運休し、冬期はエコーライン通行止めで運行そのものがありません。

御釜まではバスだけで着きますか?

着きません。グリーンエコー号は御釜手前の刈田駐車場が終点で、そこから展望台までは蔵王刈田リフト(往復1,000円・片道600円)に乗り継ぎます。

蔵王温泉まで使えるフリーパスはありますか?

やまがた1日乗車券は蔵王温泉が対象外で使えません。代わりに、山形駅前⇔蔵王温泉の往復バスと蔵王中央ロープウェイ往復をまとめた「バス&ロープウェイセット券」が大人3,200円・子供1,600円で発売されています。

※運賃・営業時間・運行日・料金は2026年7月時点の各公式サイトおよび交通事業者の公表情報です。ダイヤ改正や季節による変更、悪天候時の運休があるため、訪問前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

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蔵王は温泉街・ロープウェイ・御釜(お釜)が別方向に散らばり、車なしで回れる範囲と車が要る場所の線引きが難しいエリアです。しかも御釜行きの路線バスは1日1往復、無料シャトルは1日2往復と便が限られ、時刻の組み方で行けるか行けないかが変わります。AVA Travelなら気になったスポットをLIKEするだけで、AIがバスの便数や移動時間をふまえた無理のない行程にまとめます。

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