広島県「竹原」お土産におすすめのスイーツ店5選!

あさひチョコレート

竹原市は、広島県沿岸部のほぼ中央に位置し、瀬戸内海の豊かな自然と温暖な気候に恵まれた落ち着いた町です。安芸の小京都と呼ばれる竹原市は、代表的な観光スポットのたけはら町並み保存地区うさぎの島として知られる大久野島が有名です。また昔ながらの和菓子屋さんをはじめ、竹原に移住した方がオープンしているカフェなど、飲食店も充実しています。そこで本記事では竹原ならではのお土産にぴったりなスイーツをご紹介します!

お土産におすすめの商品がたくさん!「道の駅たけはら」

道の駅竹原に来たら必ず立ち寄っていただきたいのが道の駅たけはら。地元農家さんの農産物はもちろん、竹原市や近隣の市町の名産物、お土産がたくさんあります。1階は農産物などの食料品が中心、2階はたまゆらグッズなどの雑貨やお酒があります。スイーツは1階で購入できます。

竹原の蜂蜜×大崎上島のレモン「福蜂羊羹」

竹原の蜂蜜屋「FUKUBEE」の商品。竹原市からフェリーで30分ほどの離島、大崎上島のレモンを使用しています。大崎上島のレモンは、温暖な気候に恵まれ、果肉たっぷり、糖度が高く優しい酸味が特徴です。この最高品質のレモンを生搾りし、果汁と蜂蜜を白餡に練り込んだ香り高い上品な羊羹。味はしっかり蜂蜜!レモンの香りで後味スッキリです。福蜂羊羹

特産品「たけはらキャンベル」を使用した「たけはらキャンベルぶどうゼリー」

竹原の特産品「たけはらキャンベル」は香り高く、甘酸っぱい味が特徴です。しっかりとこの特徴が再現され、つるんとしたのど越しのゼリーとなっています。

竹原キャンベルぶどうゼリー

その他にも竹原の有名な和菓子やさん末広堂いちかわ菓子舗の「はこにわ最中」などお土産にぴったりなスイーツが多数あります。末広堂については後ほど詳しくご紹介します!

住所:広島県竹原市本町1丁目1-1
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎月第3水曜日(祝祭日の場合は翌日)、12月31日~1月3日

身体にやさしい原料で丁寧に作られた焼き菓子!「クッキーハウスわかたけ」

クッキーハウスわかたけ

クッキーハウスわかたけ道の駅たけはらから東へ車で約1分、徒歩約10分のところにあります。建物には大きなクッキーとシフォンケーキの絵があるので、これを目印にしてくださいね。またお客様専用駐車場の看板があり、駐車場はわかりやすいですよ。駐車場

店内に入るとずらりとたくさんの種類の焼き菓子が並んでおり、見ていてわくわく、どれにしようか選ぶのが楽しいです。冷蔵のショーケースにはプリンやホールのシフォンケーキもあります。調理場とお店はガラス張りで仕切られているので、お店の中から製造している様子を見ることができます。ひとつひとつ手作りされている様子がうかがえ、安心安全のクッキーなんだなと実感できます。ちょっとした工場見学のような気持ちになり、子どもが楽しめるポイントかもしれませんね。店内にはイートインスペースが1テーブルあり、購入した商品をすぐ食べることもできますよ。ここでは3つの商品をご紹介します!

え?たけのこが入っているの?!「たけのこクッキー」
たけのこクッキー

竹原市産のたけのこペーストを使用した、クッキーハウスわかたけオリジナルのクッキー。どんな味なのか興味がわきますね。たけのこの形で見た目もかわいい、バターとアーモンドの香りが特徴のサクサクのクッキー。たけのこの根元部分にはココナッツがまぶされていて、見た目に対するこだわりを感じます!たけのこの下の部分はココナッツの香りと食感も加わり、アクセントになっています。

見た目と味のギャップにびっくり!「かぐやぱんだ」かぐやパンダ

クッキーハウスわかたけを運営している竹原市障害者自立支援協議会のマスコットキャラクターのクッキー。しっとり食感で、お味は意外と大人向き!どんな味かは食べてからのお楽しみ!

ふわっふわっ!「シフォンケーキ米粉」
米粉シフォンケーキ

広島県産の米粉と卵を使用したシフォンケーキ。やさしい甘さ、ふわっふわでぺろりと食べられます。小さな子どもにも安心ですし、甘いものが苦手な人でもこれはうまいと唸ること間違いなし!盛り塩また、面白いなと思った商品が、盛り塩。厄除けにいかがでしょうか?用途によって(北:縁結び、恋愛成就、方位関係なし:客寄せ、厄除、夫婦円満)・(東:子宝、安産、学力向上、合格祈願、必勝祈願)・(西:金運向上、商売繁盛、開運招福、海上安全)・(南西:心の安らぎ、集中力向上、若さの保持)・(南:身体健康、家族の健康、病気回復、安泰)の5色に色分けがされています。それぞれの色単品もありますし、5色セットのGORIYAKU5個も販売されています。

住所:広島県竹原市田ノ浦3丁目2-6
営業時間:10:00~18:00
定休日:日・祝日

地元で愛される老舗「末広堂」

末広堂竹原駅前の商店街「あいふる通り」にある老舗の和菓子屋さん。平日昼過ぎにも関わらずお客さんがひっきりなしに来られていました。
末広堂ほとんどの商品にひと言コメントが添えられていて、優しさ、温かみを感じます。意外ですが、ショーケースには和菓子よりもケーキなどの洋菓子の方がたくさん並んでいるように見受けられました。またテレビアニメ「たまゆら」とのコラボ商品、「たまゆらまんじゅう」、「ももねこさまケーキ」も人気で、聖地巡礼の方が立ち寄るスポットにもなっています。ここでは竹原らしさを感じる3つの商品をご紹介!末広堂

くっついた2匹のうさきがかわいい!「仲良しうさぎのブッセ」

ブッセ大久野島のうさぎにちなんだお菓子。2匹のうさぎが仲良くくっついていて何とも言えないかわいさ!生地の間にクリームがサンドされていて、左右で異なる2種類の味が楽しめます。右側はあんこがベースのクリーム。あんこはさくさくした不思議な食感です。左側はクリームチーズがベースのクリーム。生地はふわふわで軽い食感です。あんこもクリームチーズも軽い生地と合わさりほどよい甘さで美味しいですよ。

竹原土産といえば!「竹の舞」

竹の舞末広堂の一番人気。地元では、竹原土産といえば竹の舞バターがしっかり香り、外は少しサックリ中はしっとり。口当たりの良いフィナンシェです。

しっとり美味しい和洋折衷のお饅頭「久太郎」

久太郎黄味餡(白餡と卵黄)をミルク、バターの入った生地で包んで焼き上げた、しっとりとした乳菓饅頭。久太郎とは竹原ゆかりの歴史家、思想家、漢詩人、文人の頼山陽の幼名です。和洋折衷、黄味餡とバターの相性抜群です!

住所:広島県竹原市中央1丁目2-4
営業時間:8:3018:30
定休日:水

ココロとカラダが喜ぶ米粉ドーナツ「田万里家RICE DONUT」

田万里家ここからは竹原市街地から離れ、郊外のお店をご紹介します。竹原から国道2号線を西へ進んだ山あいにある、暖簾が特徴的な、スタイリッシュだけど、かわいらしいお店。入店すると「おかえりなさい」と声をかけられます。

「田万里」とは地名で、字の如く「万の田がある里」、かつては見渡す限りの棚田が広がる美しい田園地帯でしたが、現在は耕作放棄地が多くなっています。田万里家RICE DONUTは、美味しい米粉のドーナツを通じて米の価値を高めつつ、地域の田んぼでの稲作の活性化を目指しています。

子どもから大人まで安心して楽しめるよう、油は酸化しにくい米油、水は酸化還元電位が世界最高水準の水素水、原料はできるだけオーガニックなものを使用し、保存料・着色料は不使用という徹底したこだわり。独自の製法で作り出したドーナツは、モチッとした食感の発酵ドーナツと、しっかりとした食感のオールドファッション2種類があり、ひとつひとつ手作りしています。

発酵ドーナツは期間限定のフレーバーが数種類、オールドファッションは定番と期間限定のフレーバーがあります。商品名はすべて漢字一文字で表されていて、それも面白いですね。発酵ドーナツとオールドファッションそれぞれ1種類ずつご紹介します!ドーナツ

華やかなデコレーションがかわいい!「花」

ピスタチオ味の発酵ドーナツタイプ。商品名の通り、花のようなトッピングが華やかでかわいいですね!生地はふわふわもっちり。ドーナツの上にはホワイトチョコレート、その上にピスタチオのパウダーとエディブルフラワー、スライスアーモンドがふんだんにトッピングされています。ピスタチオがほんのり香り、スライスアーモンドのさくさくと、生地のふわふわもっちりが対照的で食感が楽しい!

シンプルな抹茶が美味しい「森」

抹茶味のオールドファッションタイプ。有機抹茶チョコと金粉のトッピング。生地がしっかり、むっちりしていて食べごたえがあります。抹茶らしい苦味もちゃんと感じます。

ドーナツのおともに「ORGANIC COFFEE」コーヒー

有機栽培コーヒー。角がなくまろやかな味わい。コロンとかわいい陶器のグラスで写真映えもバッチリです。

優しい香りで癒される「”KAJIYA”ORGANIC HERB TEA」
田万里家

竹原市のお隣、三原市の梶谷農園のオーガニックハーブティー。優しいハーブの香りがドーナツに合いますよ。
その他のドリンクも、珍しいFRUITY KOMBUCHA(酢酸菌+酵母による発酵フルーティー炭酸飲料)や厳選されたこだわりのジュースなど、魅力的なラインナップです。

店内はゆったりとしていて、時間を忘れてのんびりくつろいでしまいます。店内では、陶器やイートインメニューにもあるコンブチャ(発酵炭酸ドリンク)など雑貨や食品も販売されています。テイクアウトでおうちに帰ってから食べるときは、トースターで3分ほど温めてから食べてくださいね。
お店を出るときは「いってらっしゃい」。また帰りたくなるお店ですね。

住所:広島県竹原市田万里町1336-4
営業時間:11:0017:00
定休日:火・水

自分へのご褒美にもいかが?「あさひチョコレート」

あさひチョコレート竹原市郊外の廃校、旧田万里小学校を利用したチョコレートカフェ、工房。田万里家RICE DONUTから車で2分ほどの距離にありますが、車でナビの最短ルートを進むと運転が大変なので、一度国道2号線に出ることをおすすめします!廃校を利用しているため、ほんとにカフェなんてやってるのかな?と心配な気持ちになりますが、校舎に横断幕がありますし、駐車場から校舎内まであらゆるところに看板があるので安心してカフェまで進むことができます。あさひチョコレートカフェは廃校の中に現れる突然の異空間。おしゃれで落ち着いた雰囲気です。誰もが懐かしい気持ちになれる小学校の教室で、ゆったりとした時間が流れています。

こちらは「社会福祉法人平成会 多機能型事業所あさひ」が運営しており、障害のある利用者さんと職員さんが協力して製造・販売しています。また、広島大学名誉教授の佐藤清隆先生監修の元、手間ひま惜しまずひとつひとつ手作業で作られたこだわりのチョコレートなのです。

bean to barと呼ばれるカカオ豆から板チョコができるまでの全工程を自社工場で一貫して製造するスタイルを採用しており、しかもカカオ豆を剥くのは手作業なのです!ずらりと並ぶ商品のかわいいパッケージ、実は利用者の方がデインしたものなのです!あさひチョコレート

定番の板チョコは、産地が異なる3種類。トッピングのある商品は定番2種類と、季節によって異なる商品が数種類あります。板チョコとカフェメニューを1商品ずつご紹介します。

フルーティーな酸味が特徴的「the tablet from tanzania」あさひチョコレート

【タンザニア産カカオ豆を71%使用したダークチョコレート。タンザニア産カカオ豆は単一産地で丁寧に育てられた高品質な豆です。有機JAS認証を取得しています。味の特徴はベリーやリンゴ、プラムのようなフルーティでフレッシュな風味を持っています。】カカオ豆・てんさい糖・植物油脂のみで作られています。フルーティな酸味が特徴的ですが、甘さもありますよ!口溶けが良くなめらかです。

カフェメニューで人気のドリンク!「アイスショコラ」あさひチョコレート

もちろんカフェメニューも充実しています。ガトーショコラや、ホットチョコレートもありますが、人気のアイスショコラをご紹介!
美しい
2層のチョコレートとミルクを混ぜると、とっても美味しいチョコレートドリンクに。すっきりとした甘さで、ゴクゴク飲めますよ。

こちらの事業所では他にも様々な製品を製造しており、利用者さんが作った陶器も販売されています。またチョコレートの製造で発生するカカオの殻を混ぜて紙漉きをしたりとSDGsにも積極的に取り組んでいます。
お土産としても、自分へのご褒美や、ご家族、お友達へのプレゼントとしてもぴったり。ぜひ訪れてみてください!

住所:広島県竹原市田万里町1241 旧田万里小学校2F
営業時間:11:0016:00(ラストオーダー15:45
定休日:日

気になったスイーツを買いに「竹原」に行こう!

田万里家本記事では5店舗のおすすめスイーツをご紹介しました。どの店舗の商品も、こだわりをもって製造されている、竹原が誇るスイーツです。「これを食べるために竹原に行きたい!」と思ってもらえたら嬉しいです!

※店舗の営業時間等は取材当時(2023年11月)の情報であり、変更されている可能性もありますのでご注意ください。

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