西条市はこんなところ
愛媛県西条市は西日本最高峰である「石鎚山」の麓に位置し、北には瀬戸内海があり温暖な気候が特徴です。
自然豊かな地域で、地下の広範囲に自噴水「うちぬき」があるため、水が綺麗な地域としても知られています。
温泉施設が豊富で、宿泊先にも困らないため愛媛の観光におすすめです。
この記事では、季節問わずご家族で楽しめる西条市のスポットと観光におすすめのコースをご紹介します。
西条市へのアクセス
愛媛県西条市へのアクセス方法は様々ですが、直行便があるため東京・大阪・福岡などからアクセスするのであれば飛行機での移動がおすすめ。
「松山空港」で降りて西条市までは、レンタカーを使用して足を運ぶのが便利です。
車（高速バス）で移動する場合
「大阪」から西条市まで高速道路を使用し約5時間50分
「東京」から西条市まで高速道路を使用し夜行バスで約11時間
「福岡」から西条市で高速道路を使用し夜行バスで約10時間40分
飛行機を使う場合
大阪「伊丹空港」から松山空港まで約52分
福岡「福岡空港」から松山空港まで約45分
東京「羽田空港」から松山空港まで約1時間20分
松山空港付近のレンタカーショップはこちら
松山空港付近にレンタカーショップは豊富にあります。
空港からレンタカーショップまで無料送迎なども行っているので事前予約がおすすめです。
松山空港から西条市までの道のり
「松山空港」から「西条市」までは車で約1時間20分。
「松山空港」からすぐに環状線に乗れば高速道路に続いているので、比較的走りやすい道です。
愛媛県西条市1泊2日観光モデルコースはこちら
自然豊かな西条市で日ごろの忙しさを忘れゆっくりと過ごしていただききたいので、のんびりと周れる観光モデルコースをご紹介します。
パワーチャージに行くなら「石鎚神社」
西日本最高峰の石鎚山が神体山である神社の総本宮です。
石鎚毘古命（いしづちひこのみこと）をお祀りしており、家内安全・厄除開運・闘病平癒の神として知られています。
神社の名前から山のてっぺんにあると思われがちですが、石鎚神社は「口之宮本社」、「中宮成就社」、「奥宮頂上社」、「土小屋遥拝殿」の四社に分かれておりすべてを合わせて「石鎚神社」と呼ばれているのです。
今回は国道からすぐ近くに位置する車でのアクセスが簡単な「口之宮本社」をご紹介します。
「口之宮本社」では初詣や、桜祭り、秋祭りなど年間を通してイベントが豊富です。
国道11号線のすぐ近くで、天気が良い日は瀬戸内海やしまなみ海道を見渡すことも可能。
愛媛一と言っても過言ではないパワースポットですので、西条市に足を運んだ際にはぜひパワーチャージに行ってみてはいかがでしょうか？
鉄道が好きなら「鉄道歴史パークinSAIJO」
「石鎚神社 口之宮本社」から車で約12分の距離にあるのが「鉄道歴史パークinSAIJO」です。
「JR伊予西条駅」の東側に位置し、実際に走っている列車を見ることができるのも魅力の一つ。
館内には初代新幹線の「0系新幹線」と貴重な「DF50」の展示車両があり、実際に運転台に入ることもできるので鉄道好きにはたまらない空間です。
日によってはイベントを行っており、ミニ列車の乗車体験なども行っています。
鉄道に詳しくない方でも実際に見て触れて楽しめるスポットなのでぜひ観光ルートに入れてみてくださいね。
新鮮な海の幸が味わえる「マルトモ水産」で昼食
※画像はイメージです。
「鉄道歴史パークinSAIJO」から車で約7分の距離にある「マルトモ水産」で昼食はいかがでしょうか？
こちらでは鮮魚の販売コーナーと、食事処「お魚ごはんマルトモ」があります。
おすすめはとにかく具材がてんこ盛りの海鮮丼。
他にもお寿司やうどん、うな重や刺身、揚げ物などの単品もあるので生魚が食べられないお子様と一緒に楽しむこともできます。
人気店のため昼時は大変込み合うので少し時間をずらしていくのがおすすめ。
店のすぐ前は漁港なので、待ち時間は港町特有の風情を楽しめますよ。
名前：マルトモ水産
住所：〒793-0043 愛媛県西条市樋之口４５６−５
営業時間：10：00～15：00 17：00～21：30（水曜定休）
「弘法水」でうちぬきを楽しむ
「マルトモ水産」から徒歩2分の距離にあり、海のすぐ横にある「弘法水」。
海底の水源から湧き続ける自噴水「うちぬき」を楽しむことができるスポットです。
平安時代のお坊さんである空海（弘法大師）が、杖で大地を数回突くと湧水が湧き出したといわれる伝説が残る場所。
海のすぐ横で湧き出ているのに真水で、柔らかくておいしい水です。
飲み水として汲んで帰る方も後を絶たず、ぜひペットボトルなど容器を持参で足を運んでみてください。
名前：弘法水
住所：〒793-0043 愛媛県西条市樋之口４５６−１２
営業時間：24時間
西条市内おすすめの宿
温泉に入ることができる西条市内の宿をご紹介します。
「湯の里小町温泉しこくや」
大浴場には露天風呂、白湯、サウナ、水風呂などがあります。
食事は愛媛県が生産量日本一を誇る「鯛」を使った郷土料理や、新鮮な魚介類の御前など嬉しいメニューが豊富。
「湯の里小町温泉しこくや」の詳細は下記のスポット情報をご覧ください。
「源泉かけ流しの宿 湯之谷温泉」
地元民も御用達の温泉施設。
100％自然湧出の温泉は約1400年の歴史がある老舗温泉で、1日10組しか宿泊することができないこだわりの宿です。
露天風呂付の客室もあるので、ご家族だけでゆっくり過ごすことができるのも魅力の一つ。
「西条うちぬき水」で育った地元の食材を使用した料理を楽しめます。
「源泉かけ流しの宿 湯之谷温泉」の詳細は下記のスポット情報をご覧ください。
「休暇村瀬戸内東予」
全室オーシャンビューの絶景が楽しめるリゾートホテル。
大浴場には露天風呂もあり、こちらからも瀬戸内海を望むことができます。
食事は瀬戸内海の海の幸をふんだんに使用したこだわりの懐石料理や地産地消のビュッフェなど。
夕食を選ぶことができるのも嬉しいホテルです。
「休暇村瀬戸内東予」の詳細は下記のスポット情報をご覧ください。
2日目はお土産などのお買い物も楽しんで
2日目はショッピングを中心とした”西条市”を楽しみましょう。
「タオル美術館」で今治タオルのアートと工場見学を楽しもう
タオルブランドとして有名な「今治タオル」は愛媛県で作られています。
そんな「今治タオル」の工場見学や、タオルで作られたアートを楽しむことができるスポットがこの「タオル美術館」です。
施設内にはレストランやカフェもあり、飲食を楽しむこともできます。
ヨーロッパ風のガーデンテラスで四季折々のお花を楽しみながらお散歩もでき、季節問わず楽しめます。
そして、冬季になるとイルミネーションのスポットとしても有名で、光り輝く夜の美術館を楽しむこともでき県内でも人気のスポットです。
「タオル美術館」の詳細は下記のスポット情報をご覧ください。
四国最大級の直売所「周ちゃん広場」で”地元産”を楽しむ
「タオル美術館」から車で約12分の距離にある「周ちゃん広場」は、四国最大級の直売所です。
地元の農家さんが丹精込めて育てた野菜や果物などが並びます。
新鮮でおいしい旬のものを安価で購入できることで有名で、地元民も御用達のお店です。
ちなみにおすすめは「周ちゃん広場」でしか買えないオリジナルの商品。
地元、周桑産の玉ねぎをふんだんに使用したドレッシングや、西条市産の南高梅を使用したドレッシングなどとてもおいしいので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
「石鎚山サービスエリア」でお土産選び
「周ちゃん広場」からすぐ「東予丹原IC」で高速に乗り、車で約32分。
「石鎚山サービスエリア」へ足を運んでみてください。
ここでは風光明媚な瀬戸内海と山並みを見渡すことができ、売店では愛媛県産のお土産が多数並びます。
季節にもよりますが、柑橘もたくさん並ぶのでお土産に愛媛県産のみかんも買えますよ。
昼食にご当地グルメ「西条鉄板ナポリタン」はいかが？
西条市のご当地グルメといえば、熱々の鉄皿にトロトロ卵とともに盛られている「鉄板ナポリタン」です。
西条市はおっとりした人柄の方が多く、のんびりと食事を楽しむため、食事が冷めないように熱々の鉄皿に入れたナポリタンを提供したのが始まりなのだとか・・・。
「石鎚サービスエリア」内のレストランで食べることができるので、ぜひご賞味ください。
時間があれば「椿交流館（椿温泉こまつ）」で旅の疲れを癒して帰ろう
「石鎚サービスエリア」に隣接し、サービスエリア内から行くことができる「椿交流館（椿温泉こまつ）」。
温泉内からは瀬戸内海を眺望でき、露天風呂やサウナも完備されており開放感が溢れる温泉です。
タオルやシャンプーなどの用意はありませんが、販売品があります。
ワンコイン（５００円/中学生以上65歳未満）で入浴することができるので旅の疲れを最後に癒すのにピッタリ。
ぜひ旅の締めくくりに利用してみてくださいね。
名前：椿交流館 椿温泉こまつ
住所：〒799-1101 愛媛県西条市小松町新屋敷乙２２−２９
営業時間：9：00～12：00 15：00～22：00
西条市は海の幸豊富な温泉も楽しめる愛媛の穴場
愛媛県の旅行というと「道後温泉」や「松山城」など中予地区が有名ですが、東予地区にある「西条市」は自然が多く温泉も海に幸も楽しめる愛媛の穴場です。
松山空港から少し距離がありますが、ゆったりとした時間が流れる西条市でまったり温泉旅を楽しんでみてはいかがでしょうか？
この記事を参考に日々の忙しさを忘れ、疲れを癒しにぜひ愛媛県へお越しください。
生まれも育ちも愛媛県、30年以上愛媛県で暮らしているご当地フリーライターです。主に県内の観光やグルメ、旅行などの様々な情報をWebメディアや雑誌などで執筆中。読んだ方が実際に足を運んでみたくなるような、愛媛県内の魅力をたっぷり発信します。
