女子旅にぴったり!鎌倉・江ノ島観光のモデルコースを紹介!

悟りの窓

東京から1時間で行ける鎌倉・江ノ島は、日帰り旅行にぴったりな観光スポットです。

紫陽花や蓮の花が美しいお寺や穴場のカフェレストランがあり、都会の喧騒を離れてゆったりとした女子旅に向いています。雰囲気のよい落ち着いた観光スポットはデートにもぴったりです。

この記事では「紫陽花と雑貨に癒される・北鎌倉」「古都鎌倉の風情を感じる・鎌倉中心部」「爽やかな海風と夕日を楽しむ」の3つのエリアを巡る観光モデルコースを紹介します!

紫陽花と雑貨に癒される・北鎌倉

JR鎌倉駅の1つ手前、北鎌倉駅は急行電車が通過する駅なので降りたことがある人は少ないかもしれません。しかし山に囲まれた北鎌倉エリアには、知る人ぞ知る観光スポットやお店があります。

明月院

紫陽花の明月院

明月院は鎌倉の「あじさい寺」として有名です。6月上旬から下旬にかけて、明月院ブルーに鮮やかに彩られる明月院の庭には毎年多くの観光客が訪れます。

もちろん、あじさいの鮮やかな青に彩られた明月院も素敵ですが、他の季節の明月院は観光客が少なく、閑静な寺院の雰囲気を楽しむことができます。

明月院の本堂にある窓は「悟りの窓」と言われており、窓からのぞく風景をじっと見つめると、心がまっさらになり背筋が伸びるような感じがします。

明月院の悟りの窓

庭園を散歩しながら、寺院内にあるうさぎの置物を探すのも楽しいですよ。

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
アクセス:JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩約8分

明月院を出て北鎌倉駅方面に約3分歩いた場所に「茶寮・風花」があります。

お抹茶と一緒に、かわいい見た目のうさぎ饅頭をいただけます。明月院に参拝した後には、ゆったりとした雰囲気が流れた茶寮で話に花を咲かせるのもいいでしょう。

住所:鎌倉市山ノ内291
電話番号: 0467-25-5112
時間:10:00~17:30(L.O.17:00)
定休日:水曜日
駐車場:なし

茶寮・風花をさらに北鎌倉駅方面に歩くと洋風な一軒家が見えてきます。この建物は「葉祥明美術館」です。

著名な絵本作家「葉祥明」のアート作品が展示されており、爽やかな雰囲気の中で温かな絵を鑑賞できます。年に数回、個性豊かな企画展も開催されており、見るだけでも楽しいミュージアムショップも併設されています。

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内318-4
電話番号: 0467-24-4860
時間:10:00〜17:00
定休日:年中無休
駐車場:なし
入館料:大人600円、小人300円

踏切を渡って雑貨屋巡りへ

北鎌倉の雑貨

明月院を出て踏切を渡ると、個性豊かな雑貨屋が立ち並ぶ通りに出ます。

GM..ごまふたつぶ」は、温かな手作りの器やハンドメイドのアクセサリーを扱っています。

アクセサリーや作家により作られた陶器は、ここでしか巡り合えない一点ものです。職人による手しごとによって作られた、アクセサリーや陶器との一期一会の出会いがあります。毎年6月にはあじさいモチーフの作品を集めた「あじさい展」、他にも不定期でテーマを定めた企画展を開催しています。

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1386番地
電話番号:0467-25-1156
時間:12:00〜16:00
定休日:火曜日、水曜日、不定休
駐車場:なし

「GM..ごまふたつぶ」を出て道路を挟んだ所には「コンロラン」という雑貨屋があります。

この雑貨屋は世界各国で買い付けた雑貨を取り扱っています。チェコ・ポーランド・バルト三国など、日本人にはあまり馴染みのない中央ヨーロッパの国々の雑貨が多いです。

ヨーロッパの小切手や、インド・バングラデシュの布製品(ストールなど)もかわいいです。友人同士で気に入った雑貨を共有するのも楽しそうですね。

住所: 神奈川県鎌倉市山ノ内374番地 1階
電話番号: 0467-50-0301
時間:12:00〜16:00(土日祝日は11:00~)
定休日:不定休(コンロラン公式SNSで発信しています)
駐車場:なし

「コンロラン」から浄明寺方面に歩いて5分ほどの場所に「シトロン」というフランス菓子の専門店があります。金曜日のみオープンしています。

レモン風味のタルトケーキ「シトロン」や、フランスの伝統的な製法で作られた焼き菓子が人気です。焼き菓子はお土産にもぴったりです。

住所:鎌倉市山ノ内173-1
電話番号: 0467-84-7186
時間:金曜日11:00〜17:00(状況により変更の場合あり)
駐車場:なし

古都鎌倉の風情を感じる・鎌倉中心部

北鎌倉エリアからJR横須賀線で一駅、鎌倉駅で下車すると鎌倉の中心エリアに出ます。鎌倉駅の中心部は、若宮大路・鶴岡八幡宮など古都鎌倉の雰囲気を感じる場所や、小町通りのように活気のあるエリアがあります。

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮は鎌倉幕府を開いた源頼朝が創建した言わずと知れた鎌倉のシンボル的存在です。若宮大路から見える大鳥居が目印です。

境内には本殿以外にもたくさんの見どころがあります。

本殿の手前にある赤く装飾された美しい下殿は「舞殿」といいます。

鶴岡八幡宮 舞殿

源義経の寵愛を受けた静御前が義経を想って舞を披露した場所だと言われています。現在は毎年4月の「鎌倉まつり」を始め、行事の際にここで舞が披露されます。

鶴岡八幡宮の入口にある太鼓橋が架かっている池は、太鼓橋の右手が「源氏池」、左手が「平氏池」と呼ばれています。2つの池を併せて「源平池」と呼びますが、この池には毎年夏になると紅白の蓮が咲き乱れます。

平氏の旗の色である白蓮と源氏の旗の色である紅蓮が混じって咲いている様は、まるで1000年以上前の源平合戦を思い起こさせます。

鶴岡八幡宮 源平池

本殿でのお参りの後は「鳩みくじ」を引いてみてはいかがでしょうか。鳩みくじは武運の神・八幡様を祀る八幡宮にあるおみくじです。鳩みくじには鳩のストラップが付いており、鳩のストラップを見る度に日常生活の中でも、おみくじのご宣託を思い出させてくれます。色も7色あり、それぞれ異なる運気を強めてくれますよ。

ここまで紹介したもの以外にも、鎌倉の歴史や文化を伝える「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」、源頼朝公が祀られている「白旗神社」など見どころがたくさんある神社です。鎌倉を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス:「JR鎌倉駅」「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分

お昼ご飯には鎌倉ハンバーグを!

鶴岡八幡宮から東に約4分進んだ場所にあるのが、鎌倉ハンバーグの名店「雪ノ茶屋」です。鎌倉らしい落ち着いた雰囲気で、女子会やデートにぴったりのお店です。メインは肉感たっぷりの黒毛和牛ハンバーグをいただくことができます。入口にはケーキやタルトのショーケースもあります。季節の果物がトッピングされたケーキをデザートに食べるのもいいでしょう。

小町通りとは反対側にあるので観光客が少なく、ゆったりとお料理を楽しめるお店です。鎌倉八幡宮からすぐの場所にあるので、ぜひハンバーグやケーキを食べに行ってみてください。

住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下4-2-23
電話番号: 0467-23-9697
時間:10:00~20:00
定休日:水曜午後
駐車場:有(数台のみ)

雪の茶屋でハンバーグを食べた後、時間に余裕がある人はぜひ「鎌倉宮」まで足を運んでみてください。鶴岡八幡宮から雪の茶屋まで歩いた道をさらに東に7分ほど歩くと、通りの突き当りに白い鳥居が見えます。

鎌倉宮

鎌倉宮は1869年に明治天皇の勅命で創建された神社です。御祭神は後醍醐天皇の息子である護良親王です。護良親王は鎌倉幕府を倒した英雄でありながらも、南北朝時代の動乱でこの地に幽閉され、歴史の表舞台から姿を消してしまった人です。

鎌倉宮にはそんな護良親王ゆかりの場所や品があります。他にも、住民に親しまれている「身代わり様」や、厄を払うとされている「盃割り舎」などもあります。観光の表通りからは外れていますが、鎌倉の地元住民が愛する鎌倉宮へも行ってみてはいかがでしょうか。

住所:神奈川県 鎌倉市二階堂154
アクセス:「JR鎌倉駅」「江ノ電鎌倉駅」から京急バス「大塔宮行き(鎌20)」で約8分

爽やかな海風と夕日を楽しむ・江ノ島

鎌倉夕日

鎌倉中心部を見終わったら、一日の最後に江ノ島方面に行ってみましょう。江ノ島は有名な夕日スポットです。日没時の海岸線は夕日に照らされ幻想的な景色を見ることができます。

江ノ島岩屋から見る夕日

江ノ島の夕日を見る絶景スポットの一つは、江ノ島岩屋の前の岩場です。江ノ島神社の奥津宮を通って、さらに路地を進んでいくと江ノ島の裏にある洞窟・江ノ島の入口が見えてきます。

江ノ島岩屋

岩屋の入り口には専用のデッキがあり、そのデッキからだと目の前に何も遮るものがなく、海に沈む夕日を楽しめます。江ノ島岩屋は夏場は9時から18時まで営業しており、入場料は一人1100円です。日の入りより少し早い時間に行って、岩屋の中を楽しむのもいいでしょう。岩屋の中はろうそくを持って歩きます。ちょっとした探検気分を楽しめますよ。

住所:神奈川県藤沢市江の島2
電話番号: 0466-22-4141(藤沢市観光センター)
時間:9:00~17:00(夏期は18:00まで)
定休日:年中無休
駐車場:なし

カフェでゆっくり夕日を楽しもう!

江ノ島岩屋まで歩くのはちょっと大変…という人は、江ノ島の路地にあるカフェから夕日を見ることもできます。

イル キャンティ カフェ 江の島 」はピザやパスタのセットが美味しいイタリアンレストランです。亀ヶ岡広場の先にあります。テラス席はもちろん、店内の窓際の席でも綺麗な夕日を楽しみながら食事ができます。

Cafe Madu ENOSHIMA」も、オーシャンビューが楽しめるカフェです。テラス席は犬OKなので、愛犬の散歩途中にも立ち寄ることができます。夕日が見えなくても、移り変わる空の色を眺めるのも、また夕暮れ時の江ノ島の楽しみ方の一つです。

他にも360度のパノラマが楽しめる「江の島シーキャンドル」や、江ノ島のシンボル「弁天橋」からも夕日を見ることができます。

1日の鎌倉・江ノ島観光のしめくくりに幻想的な夕日に癒されてみてはいかがですか。

鎌倉・江ノ島観光は女子旅にもデートにもぴったり!

インスタ映えするカフェや、隠れ家的な落ち着いたカフェや神社がたくさんある鎌倉・江ノ島エリアは、女子旅やデートにぴったりの観光地です。関東在住の方は、日帰り旅行として足を運んでみてはいかがでしょうか。

神奈川県には横浜や箱根エリアなど今回紹介した以外にも、観光スポットがたくさんあります。その他の観光情報は、AVA Travelからチェックしてみてください!

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