伝統的な文化や自然が魅力の石川県は、世界遺産や絶景など見どころがいっぱい。石川県には温泉地や名所が豊富にありますが、実はまだあまり知られていない穴場スポットも数多くあります。この記事では、北陸出身ライターが厳選した石川県の外せない人気や穴場のおすすめ観光スポットをご紹介します!
目次
東京から2時間30分!石川県のおすすめ観光スポット
東京駅から石川県の金沢駅へは、新幹線で約2時間30分の旅。大阪駅からは、約2時間30分ほどで到着できます。金沢駅に着いてからからも、電車やバス、徒歩で観光スポットをめぐりやすいのも魅力。外せない王道スポットや、混雑を避けて楽しむ穴場の観光スポットをゆったりと楽しみましょう。
【 国立工芸館】アートを気軽に楽しむ
「国立工芸館」は、陶磁やガラス、漆工、染織などの美術作品を展示する美術館です。国立工芸館は、2020年に東京国立近代美術館工芸館が、東京から金沢に移転してオープンしました。
明治時代に建てられた2つの旧陸軍施設を移築した建物は、国の登録有形文化財にも登録されています。工芸館と歴史的建物を合わせて見学できる貴重なアートスポットに、お出かけしてみませんか。
おすすめカフェはコチラ
工芸館そばの石川県立美術館内にある「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」は、美術鑑賞後のひと休みにおすすめ。カフェ利用のみもOKなので、ケーキやドリンクでカフェタイムを楽しみましょう。
〈国立工芸館〉
住所:石川県金沢市出羽町3-2
営業時間:9:30~17:30(入場は17:00まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替期間
【石川県立図書館】心地よい読書空間
2022年7月オープンの「石川県立図書館(百万石ビブリオバウム)」は、100万冊以上の蔵書や、美しい建物が魅力の図書館。館内には開放的な吹き抜けの天井を中心に書籍が囲む、劇場のような大閲覧空間が広がっています。
さまざまなデザインのイスが約500席設置されているので、お気に入りのイスを探して読書もおすすめです。県内で人気のカフェ「ハムアンドゴー」が併設されているのも嬉しいポイント。読書の合間にカフェでコーヒーやスイーツなどが楽しめますよ。金沢ならではの伝統文化も楽しめる新しい図書館で、心地よい読書を楽しみましょう。
〈石川県立図書館〉
住所:石川県市太白区茂ヶ崎二丁目1-1
時間:閲覧エリア9:00~19:00(土、日曜、祝日は~18:00)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、特別整理期間
【金沢港クルーズターミナル】開放感抜群
「金沢港クルーズターミナル」は、2020年に金沢の海の玄関口としてオープンした、開放感あふれるビュースポット。ターミナルの開放感あふれる展望デッキでは、海や船を眺めながら、身も心もリフレッシュできます。
「金沢港まなび体験ルーム」の、疑似体験シアターや金沢港操船シミュレーター(有料)などの体験も人気。ターミナル内のレストラン「海の食堂 BAY ARCE」では、明るく開放的な店内で海を見ながらのんびりと食事を楽しむことができます。中心部から少し離れた金沢港の景色を眺めながら、癒しのひとときを過ごしてみてくださいね。
〈金沢港クルーズターミナル〉
住所:石川県金沢市無量寺町リ65
時間:9:00~21:00(金沢港まなび体験ルーム 9:00~17:00)
定休日:年末年始
【千里浜なぎさドライブウェイ】砂浜の魅力
「千里浜なぎさドライブウェイ」は、全長約8キロメートルの砂浜です。細かい砂が海水を含んで固まるため、自転車で砂浜を走れる日本で唯一のスポットなんです。
天気の良い日は爽快なドライブを楽しむことができ、サイクリングにも最適。夕暮時の海に沈む夕日も美しいので、潮風に吹かれながらのんびりと海岸を散策するのもおすすめですよ。
〈千里浜なぎさドライブウェイ〉
住所: 石川県羽咋郡宝達志水町
【石川県西田幾多郎記念哲学館】穴場のライトアップ
「石川県西田幾多郎記念哲学館」は、石川県出身の哲学者、西田幾多郎の思想にふれられる博物館です。瞑想空間「ホワイエ」や、哲学者たちとの対談ゲームなど、実際に哲学を体験できる工夫がいっぱいなんです。
混雑を避けて楽しめる、西田幾多郎記念哲学館「哲学の杜」のライトアップも穴場でおすすめ。東京スカイツリーのイルミネーションもデザインした戸恒浩人氏の設計の美しいライトアップは必見です。哲学の世界にふれたあとは、ゆったりとライトアップを楽しんでみてくださいね。
〈石川県西田幾多郎記念哲学館〉
住所:石川県かほく市内日角井1
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)、日没~21:30(ライトアップ点灯時間)
定休日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示品の入替期間、メンテナンス期間
【青林寺】幻想的なフォトスポット
和倉温泉の中心部から少し離れた場所に佇む由緒あるお寺「青林寺」。青林寺の「御便殿(ごべんでん)」は、2017年に国指定登録有形文化財として登録されました。
お庭と御便殿が一体になって見えるリフレクション撮影が、SNSでも話題にもなった人気のスポット。緑に囲まれたお寺は、清々しい空気と厳かな雰囲気を感じられるのも魅力なんです。美しい御便殿を拝観したあとは、幻想的な美しい写真の撮影にチャレンジしてみませんか。
〈青林寺〉
住所:石川県七尾市和倉町レ部61
時間:9:00~12:00、13:00~16:00、※御厚志(拝観料)一人500円
【 のとじま水族館】能登島の海を満喫
「のとじま水族館」は、自然豊かな能登島にある海の生き物たちと触れあえる水族館です。日本海側最大級の水槽で泳ぐ「ジンベエザメ」は、日本海側唯一の展示で迫力満点の見どころのひとつ。
そのほかにも、「イルカ・アシカショー」など子どもから大人まで楽しめるイベントも盛りだくさん。プロジェクションマッピングが楽しい「のと海遊回廊」や、屋外のかわいいマゼランペンギンが過ごす「ペンギンプール」も必見ですよ。
おすすめはココ!
おすすめは、本館の能登の海岸風景を模型で再現した「能登と海と」。実際に波がつくられるので、能登島周辺の海に住む魚たちが泳ぐ様子を間近で観察できるユニークなスポットなんです。
〈 のとじま水族館〉
住所:石川県七尾市能登島曲町15部40
時間:9:00~17:00(3月20日~11月30日 )、9:00~16:30(12月1日~ 3月19日)
定休日:12月29日~31日
【白米千枚田】美しい夕景を満喫
輪島市にある絶景スポット「白米千枚田」は、日本海に面して、小さな田が重なる棚田です。白米千枚田は、世界農業遺産「能登の里山里海」を代表する名所であり、日本の棚田百選にも選ばれています。
黄昏時の夕日と海と棚田が織りなす美しい夕景が特におすすめ。奥能登ならではの絶景スポットを満喫して、心も身体もリフレッシュしましょう。
〈白米千枚田〉
住所:石川県輪島市白米町ハ部99番地5
石川県の人気&穴場スポットを満喫しよう!
この記事では、おすすめの石川県の定番から穴場までの観光スポットをご紹介しました。ご自身で目的や時間に合わせてスケジュールをアレンジして観光するのもおすすめです。
石川県は美しい景色やグルメなど、たっぷりと魅力が詰まった観光スポット。首都圏からのアクセスもいいので、ぜひこの週末に石川県にお出かけしてみませんか?石川県周辺のお泊りのおすすめの情報は、ぜひAVA Travelをチェックしてみてくださいね。
北陸出身、旅行会社勤務後、子育てをしながらWEBメディアで、編集者やライターとして活動中。
趣味でもあるグルメや癒しの旅、おもしろスポットなど旬の情報をお届けいたします。