昭和ノスタルジーを感じる広島「竹原」!ブランド地牛・峠下牛も堪能する観光モデルコース

胡堂

広島県竹原市は広島の中部沿岸部エリアに属し、気候も良く自然が豊かでのんびりとした空気が流れています。「たけはら町並み保存地区」や「大久野島」の観光スポットが人気で休日はたくさんの観光客で活気に溢れています!自然がとても豊かなので都会よりも時間の流れがゆっくりに感じます。リフレッシュには最適!
ノスタルジーな建物、雰囲気が竹原市にはたくさんあります。今回は食、建物で感じるノスタルジーと竹原の歴史、竹原市産の和牛「垰下牛」(たおしたぎゅう)が楽しめるお店をご紹介します!
まずは、竹原市へのアクセス方法をまとめました。

竹原市へのアクセス方法

竹原市へのアクセスは「飛行機」と「新幹線・JR」があります。

飛行機でのアクセス方法について

飛行機を利用して竹原市へアクセスする際は「広島空港」を利用します。広島空港から竹原駅前まではリムジンバス(安全タクシー)が運行しており、「竹原駅」まで所要時間は35分。広島空港にはANAやJAL、LCCの春秋航空が乗り入れを行っており、北は北海道から南は沖縄まで日本全国からアクセスをすることができます。フライト時間は、東京から約2時間程度です。

新幹線やJRでのアクセス方法について

新幹線を利用してアクセスをする場合は、山陽新幹線が停車する「三原駅」を利用します。三原駅から竹原駅までは呉線を利用して1時間程度でアクセス可能です。また、「広島駅」から高速バス「かぐや姫号」を利用すると、1時間程度で「竹原駅」バス停に直接向かうことができます。三原駅・広島駅までは東京からは約4時間、名古屋からは約2時間半、大阪からは2時間ほどでアクセス可能です。旅行の予算や時間の配分によって方法は変わるので、是非アクセス方法は随時確認してくださいね!

ノスタルジーを味わえる飲食店

広島県竹原市には老舗の昔ながらのお店がたくさんあります!
そんなお店から厳選したノスタルジーな気分になれるお店をご紹介します。

コーヒーの店 潮風「コーヒーの店」潮風外観

竹原駅前にすぐそばにある喫茶店です。
昭和の香り漂う店内は、1階・半地下・2階と広々と作られています。
こちらにはモーニングのメニューがあり、トースト・サラダ・ゆで卵がついてなんと税込600円!飲み物も付きます。喫茶店の雰囲気を味わえるメニューもあり、ホットケーキセットはおすすめです!
どのメニューも純喫茶を味わえるメニューになっていますし、店内もノスタルジーで味わい深いので昭和にタイムスリップした気持ちを味わえるかも!?

住所: 広島県竹原市中央2丁目2−1
営業時間:7:30~18:00
定休日:第2.4木曜日(要確認)

手造りサンドイッチ せと

「サンドイッチせと」外観こちらも地元の人に愛されているお店、サンドイッチ屋さんです。
マヨネーズを使ったしっかりとした味付け、だけど優しい味はなんだか懐かしい気持ちになるかも!?
昼前には人気で売り切れている商品も多いので、オープン時に行くほうがいろいろ商品を選べると思います。
すべて手作りなのでコンビニにはない、素朴で家庭的な味が魅力のお店です!

住所:広島県竹原市中央5丁目7−17
営業時間:5:00~14:00
定休日:火~木(要確認)

昭和の映画「時をかける少女」のロケ地、「たけはら町並み保存地区

1983年に映画「時をかける少女」の撮影場所として使用された、たけはら町並み保存地区。
町並み保存地区歴史ある建物を楽しめるスポットでとてもノスタルジーを感じることが出来ます。今回は映画「時をかける少女」のロケ場所とともにたけはら町並み保存地区の歴史をご紹介します!

お好み焼き ほり川「ほり川」外観

撮影当時の監督が、当時の堀川邸を気に入り、尾身としのりさんが演じた役の名字を「堀川」に変更したそうです。当時の台本にも手書きで訂正されており、「ほり川」に保存されてます。映画の撮影の合間に監督、スタッフ、キャストがお店を休憩所として使用していたそうです。撮影後にプレゼントされた小道具の看板は当時のものは壊れてしまいましたが、デザインはそのままの2代目が飾られています!ほり川「たけはら焼き」看板商品は、「たけはら焼き」です。酒粕を生地に練りこんで作られた広島風お好み焼きです!一口食べるだけで、お酒のふわっとした香りが漂い、これまでにないお好み焼きが楽しめます!
自家製のお醤油を使っているので、ぜひお店に行ってくださいね。

住所:広島県竹原市本町3-8-21
営業時間:11:00~14:00(L.O 13:30)/17:00~19:00(L.O 18:30)
定休日:水曜日

西方寺(さいほうじ)

西芳寺階段こちらはとても長く斜面も厳しい階段です!
映画の中では主人公の原田知世さんがこちらの階段を駆け下っていました!
西方寺のはじまりは、江戸時代初期に禅寺(妙法寺)として創建されました。その後、1602年に火災で焼失し、翌年、現在の場所に移転して浄土宗に改宗しました。
本堂は元禄15年(1702年)に再建され、観音堂(普明閣)は明和2年(1765年)に建立されたもので、いずれも広島県の重要文化財に指定されています。
西方寺の歴史的背景は江戸時代には、竹原藩主の庇護を受けて栄えました。また、明治時代には、たけはら町並み保存地区の形成に貢献した寺院として知られています。普明閣普明閣(ふめいかく)からは、竹原の町並みが見渡すことができ、町並み保存地区の景観の中心となる重要な建築です。当時妙法寺があった頃の本尊である、木造十一面観音立像(県重要文化財)が安置されています。少し薄暗いので、写真を撮るのは難しいかと思いますが、目視では確認できます!西芳寺パノラマ眺めを楽しんだり、境内の散策を楽しんだり、竹原の歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。夕日がとても奇麗なのでエモい写真が撮れるかも!?

胡堂(えびすどう)

映画の中では、主人公の少女がタイムスリップした先の時代で、胡堂を訪れるシーンがあります胡堂商売繁盛の神様である恵比須様を祀っており、たけはら町並み保存地区のシンボルとして地元の人には愛されています!胡堂の歴史は、なんと江戸時代初期にまで遡ります。当時、竹原は製塩業で栄えており、多くの商人が集まっていました。商人たちは商売繁盛を願って、恵比須様を祀る小さな祠を建てました。
明治時代には、胡堂は現在の場所に移転し、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の社殿が建てられました。また、小早川隆景が文禄・慶長の役の際に唐から持ち帰り寄贈したと伝えられる、国の重要文化財に指定されている高麗鐘が安置されました。
胡堂は、商人たちの信仰を集め、竹原の町並み保存地区の発展に貢献してきました!現在でも毎年10月には商業の繁栄を願う祭礼が行われ、町の慣例として賑わいを見せています!
胡堂は、竹原市の歴史と文化を感じることのできるスポットです。竹原を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください!

たけはら町並み保存地区をたくさん歩いた後は、竹原産の垰下牛でスタミナ回復!

垰下牛は竹原市の垰下地区で飼育されるブランド牛です。豊かな自然の中で育てられた垰下牛は、きめ細かい霜降りと赤身が特徴です。また、近年では稀な雌牛のみ出荷されてるので、力強い甘みがとても特徴です。
ここからは竹原市で垰下牛が食べられるお店をご紹介します!

らんぷレストランランプレストラン外観

竹原市の中心部にあるレストランです。店内は、落ち着いた雰囲気で、テーブル席がたくさんありゆったりと時間を楽します!
らんぷレストランでは垰下牛を使ったメニューだけでも6種を楽しむことができます!
ステーキが4種、すき焼き、しゃぶしゃぶのメニューがあります。
部位違いのステーキの種類には何を食べるか迷ってしまいますね。
ちなみに地元で人気なメニューは、意外ですがとんかつだそうなので気になる方はこちらも試してみてください!

住所:広島県竹原市中央4丁目8−1
営業時間:11:00~14:00/17:00~20:30(要確認)
定休日:月曜日(不定休あり)

トラットリア M

垰下牛のボロネーゼ垰下牛のステーキを楽しむことが出来ます。トラットリアM「垰下牛のボロネーゼ」 他にも地元の食材を使ったお料理や地元の日本酒、地ビール、ワインまで幅広いラインナップがあるのでこちらも合わせて試してみてください!
店内の雰囲気もおしゃれで、カウンターもあるのでおひとりの方にも緊張せずに楽しめると思います!
特別な時間を過ごせること間違いなしですね!

住所:広島県竹原市本町4丁目6-5
営業日:ランチ 火・木・土(要確認) 11:30–15:00(ラストオーダー14:30)
ディナー17:30–22:00(ラストオーダー21:00)
定休日:日曜日(月曜日が祝日の場合日曜日営業し、月曜日休み)

1泊2日の旅行なら旅館「賀茂川荘」がおすすめ!

竹原市での宿泊でしたら間違いなくこちらの「賀茂川荘」。
本館にたどり着く前に、周辺にノスタルジー感じる建物がタイムスリップした感覚になります!
賀茂川荘内観賀茂川荘の温泉は、「湯坂温泉」で源泉かけ流しです。
賀茂川荘がある場所は菅原道真が筑紫(つくし、九州地方)に下る途中に温泉で疲れを癒し、江戸時代には参勤交代の諸大名が江戸への往来に足を止めて疲れを癒したところです。歴史が永く愛され続けた温泉ですね!
日帰り温泉もやっているので、宿泊以外でも利用可能です(確認するのがおすすめです)賀茂川荘ロビー日本庭園もあるので、日本の文化も存分に感じることができます。ロビーには大きい窓もあるのでそこから眺めてゆっくりするのもいいですね。観光客からもとても満足感が高いので、是非一度泊まってみるのがおすすめです!

日々に疲れを竹原市で癒そう

西芳寺から見える町並み竹原の町は都会と違い高いビルがないので、圧迫感を感じることがありません。
空が広く感じるのでゆったりとした時間を過ごせると思います!
日々の疲れを地方で癒したいと思っている方は是非、一度竹原市へお越しください!

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