広島県竹原市のたけはら町並み保存地区は、和月伸宏作の人気コミック「るろうに剣心」を実写映画化し、2021年6月に公開された映画「るろうに剣心 最終章 The Final」のロケ地となりました。
本記事では、たけはら町並み保存地区で映画「るろうに剣心 最終章 The Final」のロケ地を訪れながら、「るろうに剣心」の時代設定である、江戸時代後期から明治時代の雰囲気を楽しめるスポットとお店を紹介します。また、記事の後半では竹原にあるおすすめのホテルを紹介するので、宿選びの参考にしてください。
目次
映画「るろうに剣心 最終章 The Fainal」のロケ地、広島県竹原市の「たけはら町並み保存地区」はどこにあるの?
竹原市は、広島県内の東部に位置しています。広島空港の真南にあり、竹原市まで車で40分程度の距離です。竹原市へのアクセスにはリムジンバスやタクシーなどが利用できます。広島駅からは、バスで1時間程度の距離にあります。たけはら町並み保存地区は、重要伝統的建造物群に選定されている場所で、主に江戸時代からの町並みが保存されている地域です。たけはら町並み保存地区に観光スポットや飲食店が集中しているため、1日あれば十分に楽しめます。
竹原市へのアクセス方法
竹原市へのアクセスは「飛行機」と「新幹線・JR」があります。
飛行機でのアクセス方法について
飛行機を利用して竹原市へアクセスする際は「広島空港」を利用します。広島空港から竹原駅前まではリムジンバス(安全タクシー)が運行しており、「竹原駅」まで所要時間は35分。広島空港にはANAやJAL、LCCの春秋航空が乗り入れしており、北は北海道から南は沖縄まで日本全国からアクセスをすることができます。フライト時間は、東京から約2時間程度です。
新幹線やJRでのアクセス方法について
新幹線を利用してアクセスをする場合は、山陽新幹線が停車する「三原駅」を利用します。三原駅から竹原駅までは呉線を利用して1時間程度でアクセス可能です。また、「広島駅」から高速バス「かぐや姫号」を利用すると、1時間程度で「竹原駅」バス停に直接向かうことができます。たけはら町並み保存地区へは芸陽バスの「道の駅たけはら」バス停で下車してすぐになります。三原駅・広島駅までは東京からは約4時間、名古屋からは約2時間半、大阪からは2時間ほどでアクセス可能です。旅行の予算や時間の配分によって方法は変わるので、是非アクセス方法は随時確認してくださいね!
映画「るろうに剣心 最終章 The final」の舞台は「竹原市歴史民俗資料館」の近く
映画「るろうに剣心 最終章 The Final」のロケ地は、るろうに剣心シリーズ最大の全国12都道府県で、広島県は5ヵ所取り上げられました。たけはら町並み保存地区が取り上げられたのは、緋村剣心(ひむらけんしん/cast佐藤健)、神谷薫(かみやかおる/cast武井咲)を含む神谷道場の仲間たちが「赤べこ」で牛鍋を楽しんだ後の帰り道のシーンでした。牛鍋は「すき焼き」のことであり、当時のすき焼きは、漫画の作中で「一般庶民が口にできる西洋料理の代表格となり大人気を博していた」と書かれています。撮影はたけはら町並み保存地区の中央に位置する、竹原市歴史民俗資料館付近で撮影されました。作中の「業平講」と書かれた垂れ幕のかかった門が竹原市歴史民俗資料館の入り口になっています。
竹原市歴史民俗資料館は、寛政5年(1793年)に竹原書院の場所で、昭和5年に町立竹原書院図書館として建てられ、のちに資料館となりました。竹原は江戸時代から塩田の一大有名地として、製塩業をはじめ、酒造業、船による運送業で栄えた地として知られています。資料館の隣には、憧憬(しょうけい)の広場と連続ドラマ「マッサン」で有名な竹鶴政孝&リタ像があるので、一緒に訪れることもおすすめです!
「たけはら町並み保存地区」の旧森川家住宅
旧森川家住宅は、映画「るろうに剣心 最終章 The Final」の時代(江戸時代末期)に建築され、明治12年に改築された商家です。主屋の他には離れ座敷、茶室、土蔵などがそのまま残っており、竹原市の重要文化財に指定されています。主屋は福山市・沼隈の富豪、丸本山路家から移築されたもので、書院造りの大座敷があります。庭園は飛び石と植栽が素晴らしく配置された、茶人好みの庭であり、奥には幕末から明治初期に活躍した文人や遠州流の茶人である不二庵が設計した茶室があります。そのころの空気を感じながら記念撮影するのもおすすめです!
「たけはら町並み保存地区」近くの「道の駅たけはら」
道の駅たけはらは竹原町並み保存地区の入り口に位置し、竹原町並み保存地区に行く方の駐車場・拠点として活用されています。売店では、朝採れ野菜や果物などの特産品を販売するほか、竹原のお土産やお弁当などが販売されています。道の駅たけはらレストランでは、竹原の地牛「峠下(たおした)牛」のうどんや丼物、カレーなどが食べられます。また、観光情報コーナーでは、地酒の販売や竹工芸品の実演・販売を行っています。そのほか、道路情報や観光情報コーナー、地域交流スペースも用意されています。映画「るろうに剣心 最終章 The Final」の出演者色紙が展示されていますのでぜひ、映画「るろうに剣心」ファンの方は覗いてみてくださいね!
「たけはら町並み保存地区」にあるお好み焼屋「ほり川」
ほり川の看板商品は、「たけはら焼き」です。このお好み焼きは、酒粕を生地に練りこんで作られた広島風のお好み焼きです!一口食べるだけで、お酒のふわっとした香りが漂い、これまでにないお好み焼きの味わいが楽しめます!まや、ほり川ではお好み焼き以外にも様々なメニューをご用意しております。例えば、地牛垰下(たおした)牛や牡蠣の鉄板焼きもおすすめです。さらに、竹原のお酒の種類も豊富に取り揃えておりますので、お好み焼きと一緒に美味しいお酒も楽しむことができます!ぜひ、ほり川に足を運んでみてください。
「たけはら町並み保存地区」にある和カフェ「茶寮一茶」
茶寮一茶は、たけはら町並み保存地区内にある築100年以上の「旧礒辺旅館」を改装して営業しています。町並み散策の途中に立ち寄り、挽きたての珈琲やお抹茶、スイーツをゆっくりと楽しむことができます。他に提供されるメニューには、ICHEパフェ、お抹茶プリン、白玉クリームあんみつ、玄米餅の磯辺焼きがあり、和のスイーツを楽しむことができます!
たけはら町並み保存地区に来たら泊まりたい!おすすめ宿3選
「たけはら町並み保存地区」にある「NIPPONIA HOTEL 竹原製塩町」
NIPPONIA HOTEL竹原製塩町は、HOTEI棟のフロント&ダイニング、MOSO棟とKIKKO棟の宿泊施設の3棟からなる分散型ホテルです。竹原のまちに住んでいるかのような特別な滞在を楽しむことができます。客室は、1棟貸しの客室を含む全10室で、内装はワサビの笹岡氏が手掛けました。ホテルの内装は竹原名産の竹を使用し、白色でお塩(昔竹原は塩田で栄えた町)と竹原で盛んなお酒の麹、碧色で瀬戸内海を表現し、竹原を感じることができる空間を作り上げています。全室にはインターネット(Wi-Fi)が対応しております。ですが、日常の喧噪から離れ、ゆっくり過ごすことができるようにテレビや時計は置かれておりません。0歳のお子様からの宿泊も可能なので、ご家族で非日常を体験することができます!建物の建築年数も「るろうに剣心」の時代設定と近いので、登場人物が過ごす日常を体験できるかもしれませんね。
竹原駅近くのビジネスホテル「グリーンスカイホテル竹原」
グリーンスカイホテル竹原はJR竹原駅から徒歩1分の好立地に位置するホテルで、観光やビジネスにも利用しやすいです!客室は清潔感があり、シングル・ダブル・ツインの3タイプから選ぶことができます。広島県ならではのカープをイメージしたお部屋や、竹原市のうさぎの楽園「大久野島」をイメージしたユニークなお部屋もあります!全室Wi-Fi接続無料で、加湿機能付きの空気清浄機やそば殻枕などのアメニティも備わっています。館内には、海鮮料理レストラン「瀬戸内ダイニング ハーベスト」やくつろげるバー「Bar グリーンスカイ」もあり、楽しむことができます!竹原駅に近いので、大久野島に行くご予定の方は非常にアクセスがいいのでおすすめです!
「たけはら町並み保存地区」にアクセスが良いビジネスホテル「ホテル 大広苑」
ホテル 大広苑はたけはら町並み保存地区から徒歩5分にある好立地なホテルです。宴会場の設備があるので大人数での宿泊にはとってもおすすめです!駐車場が100台停められるので車で移動される方は大変便利です。素材を楽しめるレストラン「花車」やゆっくりと旅行の疲れを癒すことができる大浴場も完備されています。
1日あれば気軽に遊べる!旅行の際はたけはら町並み保存地区へ行こう
広島県の竹原町並み保存地区にある映画「るろうに剣心 最終章 The Final」のロケ地を訪れながら、「るろうに剣心」の時代設定である、江戸時代後期から明治時代の雰囲気を楽しめるスポットとお店、スポットを紹介しました。竹原町並み保存地区はまさに「るろうに剣心」の時代の建物が残り、当時の面影を体感できる魅力的なスポットがたくさんあります!コスプレをして写真を撮ったりする楽しみ方も良いかもしれませんね。日帰りでの観光はもちろん、夜や早朝の景色が楽しめる宿泊観光もおすすめです!
竹原市在住です!地元に愛されてるお店や観光スポットをご紹介してます。美味しいごはんやおしゃれなカフェが大好きです。最近は、竹原市内の情報サイトを始めましたので、ご興味ある方はぜひ覗いてください!