洞窟探検に磯遊びに水族館と遊び方イロイロ!江ノ島子連れ観光モデルコースをご紹介

江ノ島は、神奈川県の湘南地域に位置し、東京からもアクセスがよい観光地として有名です。天気の良い日には江ノ島や海岸から富士山を眺める事ができ、青い空と広い海、そして富士山がそろう美しい景色は何度見ても飽きる事がありません。
景色や自然の他にも家族で楽しめるスポットがたくさん揃っており、一日では遊び尽くせないスポットです。本記事では江ノ島でファミリーが楽しめるモデルコースを目的別に分け、湘南在住二児の母が紹介したいと思います。

江ノ島へのアクセス

江ノ島の「片瀬江ノ島駅」

江ノ島は、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」、江ノ島電鉄「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」が最寄り駅となります。東京方面からは「新宿駅」から終点の「片瀬江ノ島駅」まで特急ロマンスカー利用で約1時間、急行でも約1時間10分ほどで到着します。
小田急電鉄では、小田急線の「藤沢駅」〜「片瀬江ノ島駅」間と江ノ電の各駅で乗り降りを自由に出来るお得な切符も販売されています。電車以外でも「新江ノ島水族館」の入館料割引や「エスカー」の利用料金優待など、さまざまな優待・割引がありますよ。
お車の場合は江ノ島島内に駐車場が複数あります。橋を渡って1番手前にある「江ノ島なぎさ駐車場」は江ノ島のメインストリート「弁財天仲見通り」まで近い為、混雑している事が多いのですが、それよりも奥の駐車場は比較的駐車しやすいです。
江の島・片瀬海岸エリアのパーキング満空情報を随時更新しているウェブサイトもあるので、事前に混雑状況を確認することもできます。島内が満車の場合でも近隣の駐車場を利用するという選択もできるので、お車利用の場合は事前の確認がオススメです。

江ノ島島内を満喫するコース

江ノ島上空

まず最初に江ノ島島内を満喫するコースとしてオススメのスポットを紹介していきたいと思います。

【あさひ本店】弁財天仲見通りで買える江ノ島名物「たこせんべい」はチェック必須

江ノ島のたこせん

昔ながらの商店が並ぶ江ノ島のメインストリート「弁財天仲見通り」にあり、毎日行列ができるお店「あさひ本店」では、江の島名物「丸焼きたこせんべい」「丸焼き海老せんべい」「青のせんべい(しらす)」をできたてのアツアツで食べられます。たこを丸ごと「ぶしゅー」っと音を立てながら焼き上げるたこせんべいはおやつにもピッタリ◎江ノ島に訪れたらぜひとも味わいたい江ノ島の名物です。
焼き上がる様子を見ながら待つので、待ち時間もあっという間。なかなか見る事がない「たこせんべい」を作る行程を見れるので、お子さんの印象にも残るのではないでしょうか♪
弁財天仲見通り」にはその他にも食べ歩きにピッタリの食べ物やお土産がたくさん並んでおり、まさに江ノ島観光を満喫できるスポットです。

江ノ島のたこせん

あさひ本店
住所:神奈川県藤沢市江の島1-4-8
電話番号:0466-23-1775
営業時間:9:00~18:00
定休日:木曜日

【江の島エスカー】江ノ島頂上部まで約5分で到着できる屋外エスカレーター

江の島エスカー乗り場

昭和34年(1959年)に国内初の屋外エスカレーターとして登場した「江の島エスカー」。高低差46mを約5分ほどで上る事ができるので、頂上まで歩くのが心配なお子さんと一緒でも江ノ島頂上部を目指す事ができますよ。4連で結ぶエスカレーターの長さは全長106mあり、1区では海の中にいるような空間を味わえる「江の島LUMINOUS WAY」と名付けられた幻想的なトンネルの中をエスカーに乗って移動することができます。アトラクションのようにワクワクするエスカーに乗っていると、終点まであっという間ですよ。

江の島エスカー「LUMINOUS WAY」

江ノ島エスカー
住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目3-9
電話番号:0466-23-2444(江ノ島遊園事業所)
営業時間:8:50〜19:05

【江の島サムエル・コッキング苑】シーキャンドルの真下にあるふわふわドームは子どもたちに大人気

江ノ島サムエル・コッキング苑

南国ムード漂う庭園で四季折々の自然を満喫できる「江の島サムエル・コッキング苑」。散策しながら自然を満喫するのも良いですが、2021〜2022年にかけてのリニューアルに伴い、シーキャンドルの真下に新たに設置された大型遊具「ふわふわドーム」はお子さんたちに大人気。対象年齢は3〜9歳で、夜間イベントを開催していない場合は、開苑から閉苑まで終日無料で入園できますよ。

江の島サムエル・コッキング苑
住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目3-28
電話番号:0466-23-2444(江ノ島遊園事業所)
営業時間:9:00~20:00 (最終入場 19:30)

【江の島シーキャンドル】絶景を見渡せる展望灯台は湘南のシンボル

江の島シーキャンドル

江ノ島からの綺麗な景色を堪能できる展望台「江の島シーキャンドル」は今では江ノ島だけでなく湘南のシンボルとして親しまれています。海抜約100メートルの高さのところにガラス張りの展望フロアがあり360度の景色を楽しむ事ができますよ。さらにその上には屋外展望台があり、風を感じながら景色を楽しめます。

江の島シーキャンドル

江の島シーキャンドル

関東三大イルミネーションに選出されている「江の島 湘南の宝石」開催中のライトアップされた幻想的なシーキャンドルは必見です。

江ノ島シーキャンドル

江の島シーキャンドル
住所:藤沢市江の島2丁目3-28
電話番号:0466-23-2444(江ノ島遊園事業所)
営業時間:9:00-20:00(最終入場 19:30)※イベントによる営業時間延長あり

【江の島岩屋】ろうそくを点して洞窟内を散策

江の島岩屋

島の最奥部にある波の浸食によってできた海食洞窟。入り口でろうそくを借りて前に進んでいきます。富士山の氷穴に通じているといわれる第一岩屋は奥行き152m程あるので、探検気分で楽しむ事ができますよ。冬のイルミネーションの季節には洞窟内もイルミネーションが施され、いつもとはまた違った雰囲気の洞窟を楽しめます。

江の島岩屋

江ノ島岩屋は島の再奥部になり、全て歩いて行くとなるとかなりの長丁場になります。先ほどご紹介した「江の島エスカー」の利用や次に紹介する「べんてん丸」を利用して楽しむのがオススメです。

江の島岩屋
住所:神奈川県藤沢市江の島2
電話番号:0466-22-4141(藤沢市観光センター)
営業時間:9:00-17:00(季節によって異なります)

【べんてん丸】島内をたっぷり満喫した後は船で移動

江ノ島のべんてん丸

江の島岩屋からすぐの桟橋から乗船できる「べんてん丸」は江の島弁天橋から稚児ヶ淵までをつなぐ遊覧船で約6分の海上遊覧を楽しむ事ができます。江の島岩屋の観光後は、弁天橋まで「べんてん丸」で戻るのも人気のルートになっていますよ。特にお子さん連れの場合は岩屋から再び散策で島内を歩いて戻るとなると、かなりの長丁場になってしまうので「べんてん丸」の利用がオススメです!大人400円(中学生以上)、小人200円(6才以上)、満5才以下は無料で乗船できます。

べんてん丸
住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目6-22
電話番号:0466-22-4141(藤沢市観光センター)
営業時間:平日11:30 〜16:00/土日祝日11:00〜16:30
※海の状況(高波や強風)で欠航になる場合があるので事前のご確認をお忘れなく。

江ノ島で海の生き物を楽しむコース

次は海に囲まれた江ノ島らしく海の生き物に触れるモデルコースをご紹介したいと思います。

【新江ノ島水族館】江ノ島を代表するレジャースポット

新江ノ島水族館

遊びながら学べる水族館として、ファミリーで楽しめる江ノ島の代表的なスポットです。
みどころは相模湾のありのままを鑑賞できる「相模湾大水槽」。造波装置によって絶えず波を発生させており、新江ノ島水族館の目の前に広がる相模湾をそのまま鑑賞できるような作りになっています。また、相模湾や江ノ島の磯に住む生き物を直接触ることができるタッチプールも子どもたちに大人気!低めに設置されたプールなので小さなお子さまも触れやすい作りになっていますよ。
館内には授乳室も完備されており、電子レンジも置いてあるのでベビーフードなどを温める事もできます。おむつ替えができるベビーケアルームの設置もあり、赤ちゃん連れのご家族でも快適に過ごせますよ。
工作が好きなお子さんには「なぎさの学習館」でのワークショップもオススメ。15分ほどで楽しめる工作コーナーや期間限定の体験コーナーが充実しています。
1番近い駐車場は「片瀬海岸地下駐車場」で、地下エレベーターから上がってすぐに新江ノ島水族館に到着できます。屋内の為、雨の日でも安心ですが、休日や大型連休の際は満車の事も多いので混雑状況を事前にご確認される事をオススメします。

新江ノ島水族館
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19−1
電話番号:0466-29-9960
営業時間:月〜日曜日9:00~17:00

【片瀬西浜海岸】水族館とセットで楽しみたい海岸

江ノ島片瀬西浜海岸

新江ノ島水族館目の前の海岸です。こちらの海岸は遠浅なのでお子さん連れにピッタリのビーチです。水族館を満喫した後、浜辺を散策して湘南の海を楽しみましょう♪砂浜では貝殻もたくさん見つける事ができますよ。冬の季節でも海を眺めて気分がリフレッシュできます。

片瀬西浜海岸
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸3丁目

【さざえ島】安全な場所で磯遊びを楽しもう

江ノ島の磯遊び場「さざえ島」

江ノ島島内のヨットハーバーの近くにある「さざえ島」のタイドプールは磯遊びが楽しめる穴場スポットです。

江ノ島ヨットハウス

こちらの、ヨットハーバーにある無料開放されている「ヨットハウス」の管理事務所を抜け、そのまままっすぐ海の方面へ歩いて行くとたどり着けます。

手すりや階段などが人工的に作られており、岩場にできた潮だまり(タイドプール)で安心して磯遊びを楽しめますよ。ただし人工的に作られたタイドプールとはいえ、岩場はゴツゴツしており滑りやすい場所もあるので、スパッツなどの肌を覆えるタイプの水着やマリンシューズ着用で遊ぶのがオススメです。カニやヤドカリは簡単に見つける事ができるので、磯遊びデビューにもピッタリの場所です。

さざえ島のタイドプール
住所:神奈川県藤沢市江の島1-12-2
電話番号:0466-22-2128(ヨットハウス)

江ノ島をたっぷり満喫しよう!

江ノ島と富士山

江ノ島を家族で楽しむ際のモデルコースを目的別に分けて紹介しました。気になるスポットは見つかりましたか?湘南で暮らしていても江ノ島は訪れるたびに面白さを感じられ、家族で大好きな場所です。「今日は江ノ島でこんなことをして楽しんでみよう!」と目的を変えて何度でも楽しむ事ができますよ。皆さんの江ノ島観光にお役立ていただけましたら幸いです。
江ノ島観光が楽しい思い出になりますように♪

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