瀬戸内海に面する愛媛県は年間を通して温暖な気候に恵まれ、お城や美術館など歴史を感じさせるスポット、瀬戸内海の景色を楽しむことのできる自然豊かな場所など観光名所にあふれた都道府県の一つです。
本州とはしまなみ海道で結ばれ、近隣の県からは車でアクセスをすることも可能です。
本記事では愛媛県の観光を車を使って楽しむ際のおすすめモデルコースを紹介します。松山市と今治市のおすすめホテルも紹介するので、ホテル選びに悩まれている方も参考にしてみてください。
愛媛県へのアクセス方法は?
はじめに、愛媛県へアクセスする際の方法について解説します。愛媛県へは空の玄関口である松山空港を利用する場合と、本州からしまなみ海道を利用してアクセルする方法などが考えられます。
それぞれの移動ルートなどは、以下の詳細のとおりです。
松山空港を利用する場合
松山空港は市内中心部にあるJR松山駅からは車で約13分の場所に位置しています。市内中心部からも近く、移動に便利な立地です。
松山空港へは、JALやANAが東京、大阪、名古屋、沖縄などから直行便を運行しているため日本各地からアクセス可能です。各地の空港からの所要時間は以下の通りで、東京(羽田空港)からは約1時間30分の所要時間。短時間でアクセスできるため、1泊2日と短い旅程でも観光をお楽しみいただけます。
所要時間 | |
東京(羽田空港) | 約1時間30分 |
名古屋 | 約1時間05分 |
大阪(伊丹空港) | 約50分 |
福岡 | 約45分 |
沖縄(那覇空港) | 約1時間45分 |
しまなみ海道を利用する場合
次にしまなみ海道を利用して、本州から車でアクセスをする場合の方法について解説します。しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路です。生口島や大島を通過し愛媛県へ向かいます。
道中は瀬戸内海や瀬戸内海に浮かぶ島々の景色を車窓から楽しむことができるため、ドライブコースとしても人気を集めています。
尾道市から愛媛県の県庁所在地である松山市までは、約2時間5分程度でアクセス可能です。広島県や岡山県に在住の方は、マイカーを利用してドライブ旅行を計画するのもおすすめです。
愛媛観光1日目の観光モデルコース
ここからは、実際に愛媛県の観光を楽しむ際のおすすめモデルコースを解説します。今回のコースでは松山空港を起点に、車を使って各観光スポットを巡ります。
松山空港でみかんジュースが出る蛇口を体験
松山空港へ到着したあとは、すぐに空港を離れるのではなく1階到着ロビーにある「Orange BAR」へ立ち寄りましょう。
ご存じの方も多いと思いますが、愛媛県はみかんの生産が活発に行われており特産品の一つとして日本全国に出荷をしています。そんな特産品のみかんを贅沢に使用したオレンジジュースを楽しめるのが、Orange BARです。Orange BARではコップに入れたジュースを販売するのではなく、お客さん自らが蛇口をひねりみかんジュースをコップに注ぐユニークな提供方法を行っています。
子供の頃に誰しもが一度は憧れた、水道からジュースが出てくる体験を松山空港でお楽しみください。
Orange BAR
住所:愛媛県松山市南吉田町2731
レンタカーを借りて観光に出発
オレンジジュースを楽しんだあとは、観光の足を確保するためレンタカー店に向かいましょう。松山空港周辺には、ニッポンレンタカー、トヨタレンタカーなど主要なレンタカー店が数多く営業しています。
レンタカー会社によっては、空港から営業所まで無料の送迎を行っていますので事前に到着時間などを伝え送迎の手配をするのがおすすめです。
レンタカーは当日でも空きがあれば利用ができますが、ゴールデンウィーや夏休み期間中などは予約で埋まってしまうこともあるため、出発前の早めの予約がおすすめです。
■松山空港周辺のレンタカー店
・ニッポンレンタカー四国(株) 松山空港カウンター
・トヨタレンタカー 松山空港店
・バジェット ・レンタカー 松山空港店
・オリックスレンタカー 松山空港店
・ニコニコレンタカー松山空港入口店
現存十二天守の一つ!「松山城」を観光
レンタカーを借りたあとは、現存十二天守の一つ(江戸時代以前からの天守閣が残っているお城)として有名な「松山城」へ向かいます。松山空港からは20分ほどでアクセス可能です。
松山城は標高132mの城山(勝山)山頂に本丸がある平山城です。本丸広場までは、徒歩で向かうこともできますがロープウェイかリフトを利用すると楽に移動ができます。
ロープウェイを利用する場合は、ロープウェイ乗り場から徒歩2分の場所にある「松山城駐車場(喜与町駐車場)」を利用すると便利です。
松山城は歴史を感じさる美しい外観だけでなく、実際に城の中に入り見学することが可能です。国の重要文化財である天守閣からは、本丸広場や道後温泉などの愛媛市内の町並みをお楽しみいただけます。
また城の周辺では桜や梅、ツツジなどが生育しているため、季節の変化によって移り変わる景色も見どころのポイントです。特に春の桜のシーズンと秋の紅葉のシーズンは多くの人で賑わいをみせています。
松山城
住所:愛媛県松山市丸之内1
司馬遼太郎の功績に触れる「坂の上の雲ミュージアム」を見学
次は、「坂の上の雲ミュージアム」へ向かいます。松山城ロープウエイ・リフトのりば 山麓からは、600メートルほどの距離の場所にあるため車はそのまま駐車場に停めたまま、徒歩でアクセス可能です。
坂の上の雲ミュージアムは愛媛県の「坂の上の雲」のまちづくりの中核施設として誕生。この構想は街全体を屋根のない博物館とするフィールドミュージアムとして回遊性の高い街づくりを目指すものです。
小説家である司馬遼太郎の作品で現代を生きる我々へ多くの示唆を与えてくれる「坂の上の雲」になずらえその名前がつけられました。
ミュージアムでは坂の上の雲ミュージアムの設計資料、「坂の上の雲」に描かれた時代についての映像資料などを見ることができます。常設展示の他に、企画展も数多く行われているため芸術や文学に興味のある人は、ぜひ足を運んでみてください。
坂の上の雲ミュージアム
住所:愛媛県松山市一番町3丁目20
大蛇伝説が残る景勝地「湧ヶ淵」で自然を満喫
ミュージアムの見学の後は、市内中心部を一旦離れ松山市内にある景勝地「湧ヶ淵」へ向かいます。松山城からは車で20分ほどの場所に位置しています。
湧ヶ淵は、石手川流域にある渓谷です。長年の歳月をかけて川の流れによって削り出された、ゴツゴツとした岩肌が作り出す景色や岩肌を流れる水の流れがとても美しいスポットです。
観光のために遊歩道が設置され、朱色の欄干が冷涼とした景色に華を添えています。また、大蛇伝説が残る場所としても有名で文豪である夏目漱石が「蛇を斬った 岩と聞けば 淵寒し」と一句詠んだことでも有名です。
夏の観光だけでなく、秋は紅葉が見れるスポットとしてもおすすめ。周囲の木々が色づくと、夏場とは全く違った美しい景色を堪能できます。
湧ヶ淵
住所:愛媛県松山市末町乙231-1
一度ホテルへ戻りチェックイン!松山市内のおすすめホテル3選
観光1日目は松山市内で宿泊をします。松山市内は松山駅周辺と道後温泉駅周辺にホテルや旅館が集中しています。本記事では、道後温泉周辺のおすすめ宿を3つ紹介します。
道後グランドホテル
道後温泉本館からは徒歩4分、チェックアウトは14時と観光・滞在の両方におすすめのホテルが「道後グランドホテル」です。
大浴場は道後温泉からの引湯を使用し、和モダンがテーマの男湯「愛の湯」、竹の香りが漂う露天風呂が自慢の女湯「媛の湯」を用意しています。広々とした浴槽を設置しているため、旅の疲れをゆっくりと癒すことが可能です。湯上り後には無料のマッサージチェアも利用可能です。
また温泉を利用できる時間帯は、昼15時00~深夜1時、早朝5時~朝9時とチェックイン後からすぐに利用ができるのも嬉しいポイントです。
客室は、12畳と10畳の和室の2タイプ。昔ながらの日本らしい和の雰囲気をお楽しみください。客室には、加湿機能付空気清浄機、高速Wifi、各種アメニティなど滞在に必要なものはすべて用意されています。
道後グランドホテル
住所: 愛媛県松山市道後湯之町16-21
道後プリンスホテル
宿泊や温泉だけでなく、日本の文化を体験できるプログラムも用意され楽しめるホテルとして注目を集めているのが「道後プリンスホテル」です。道後温泉駅からは徒歩8分の場所に位置しています。
道後プリンスホテルには「和文化体験プログラム」と呼ばれるものがあり、ホテルの館内で金の讃岐うどんつくり体験ショー、砥部焼絵付け体験、温泉ゆで玉子体験が可能です。日本文化や温泉地ならではの体験で、子供だけでなく大人も一緒に楽しめる内容で人気を集めています。家族や友人と一緒に参加をしてみてください。
客室は露天風呂の付いた特別室や純和風の雰囲気が漂う一般客室など様々なタイプを用意しています。おすすめは、「和モダンツイン」。2022年に改装が行われ、和と洋の両方の良さを併せ持つ温かい雰囲気の客室です。ベッドはシモンズ社製のセミダブルベッドを設置。快適に滞在ができるよう、加湿や除湿が行える調湿機能のがついた「エコカラット壁」を採用しています。
道後プリンスホテル
住所:愛媛県松山市道後姫塚100
茶玻瑠
道後温泉駅から徒歩5分。屋上露天風呂を兼ね備えた、おしゃれなデザインが人気のお宿が「茶玻瑠」です。
冒頭で紹介した通り茶玻瑠は道後温泉エリアで初めて屋上露天風呂を設置したお宿で、女性用の「月の湯」、男性用の「星の湯」が用意されています。露天風呂には岩風呂や桶風呂が置かれ、石槌山や松山城を眺めながらお湯に浸かることができます。また夜になると満天の星空も頭上に広がります。女湯に関しては。土・日の 17時00分~22時00分の限定で、バラの花が露天風呂に浮かべられた「露天バラ風呂」が準備されます。見た目に美しいだけでなく、香りも相まってリラックス効果は抜群です。
客室に関しては、和室、洋室、和モダンルーム、エグゼクティブスイートの4タイプを用意。和室に関しては、8畳・10畳・12畳3つのタイプを用意しているため、家族連れやグループ旅行でも1室で全員が宿泊可能です。
茶玻瑠
住所:愛媛県松山市道後湯月町4-4
「坊っちゃんカラクリ時計」の前で記念撮影
ホテルや旅館にチェックインをし車を置いたあとは、道後温泉駅周辺を徒歩で観光しましょう。駅周辺には、旅の記念に残る写真スポットが点在しています。
1つ目は、1994年に道後温泉本館建設百周年を記念して作られた「坊っちゃんカラクリ時計」です。
道後温泉を舞台にして描かれた夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場するキャラクターが、8:00~22:00までの1時間ごとにカラクリ時計の中から姿を現します。
時計の横には無料で入ることのできる足湯が用意されているため、カラクリ時計が動き出すまでの時間はお湯に使って待っているのがおすすめです。
坊っちゃんカラクリ時計
住所:愛媛県松山市道後湯之町6-7
「坊っちゃん列車」の前でも記念撮影を
「坊っちゃん列車」は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物が小説の中で電車を利用したことからその前がつけられた、実際に運行をしている路面電車です。
SLのような見た目が特徴で、道後温泉⇔松山市駅、道後温泉⇔JR松山駅前・古町の2つのルートで土・日・祝日のみ運行をしています。
坊っちゃん列車と記念撮影をする際は、運行を終えた夕刻以降に道後温泉駅に向かうようにしてください。
坊っちゃん列車
住所:愛媛県松山市道後町7
日本最古の湯「道後温泉本館」で温泉を楽しむ
1日の締めくくりは疲れを癒やす温泉です。宿泊をするホテルや旅館の温泉を使うのもおすすめですが、愛媛県に来たら楽しみたいのが日本最古の湯とも言われている「道後温泉本館」の温泉です。
道後温泉本館は、日本の公衆浴場としては初めて国の重要文化財に指定、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも最高位の三つ星を獲得しています。100年以上の長きにわたり営業を続け、木造3階建ての歴史と風格をもった建物は一見の価値があります。
こちらの建物は、宮崎駿監督のジブリ作品「千と千尋の神隠し」の中で登場する湯屋のモチーフになったとも言われています。歴史を感じる大浴場で、日々の喧騒を忘れリラックスした時間をお過ごしください。
道後温泉本館
住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
愛媛観光2日目の観光モデルコース
観光2日目は、松山市を離れ瀬戸内海に面する今治市へ向かいます。松山市からは車を使えば1時間10分ほどでアクセスが可能です。
四国八十八ヶ所霊場「仙遊寺」を訪問
はじめに訪れるのは、松山市からは車で約1時間。四国八十八ヶ所霊場の第58番札所である「仙遊寺」です。
仙遊寺は作礼山の山頂近い標高300mの高台に位置するお寺で、天智天皇(626〜在位661〜672)の勅願により創建されたといわれています。明治4年には、宥蓮上人が日本最後の即身成仏として入定しているお寺としても有名です。
境内には本堂を中心に、本像・山門・大師堂などの各種施設の他に、旅人が疲れを癒やす宿坊も完備されています。天然温泉に疲れる大浴場も完備されています。
仙遊寺
住所:愛媛県今治市玉川町別所甲483
アートとタオルの融合「タオル美術館」を見学
仙遊寺を後にし、次に向かうのは「タオル美術館」。今治タオルで知られている、今治市らしい美術館です。仙遊寺からは、車で15分ほどでアクセス可能です。
タオル美術館は穏やかな自然の中に佇む美術館で、タオルが制作される工程を間近で見学をすることができます。タオルを制作する様々な色の糸を展示するエリアや、ムーミンの刺繍が施された40メートルのつなぎ目のないタオルなども見どころのポイントです。
館内には、オリジナルグッズやタオルを販売するショップも併設されており、品質の高いタオルを購入してお土産にするのもおすすめです。
また外のエリアのガーデンテラスでは、四季折々の花が楽しめるガーデン、イチゴ狩りができるエリア、バーベキューができるエリアも用意されています。美術館で楽しんだあとは、美味しいグルメでお腹を満たしましょう。
タオル美術館
住所:愛媛県今治市朝倉上甲2930
日本三大水城の一つ「今治城」を散策
タオル美術館の次は、日本三大水城の一つ「今治城」へ向かいます。今治城は今治市の中心部に位置しており、タオル美術館からは25分ほどでアクセスできます。
今治城は藤堂高虎によって創建された平城で、別名「吹揚城」と呼ばれています。城の周囲に作られた堀に流れるのは瀬戸内海から取り込まれた海水で、日本屈指の海城としても知られています。
近代以降に何度か改修が行われ現在も、創建当時の美しい姿を垣間見ることができます。特に、晴れた日の水面に映る城の様子は必見です。
また今治城は日本100名城の一つにも選ばれています。
今治城
住所:愛媛県今治市通町3丁目1-3
しまなみ海道の景色を楽しめる「来島海峡展望館」
2日目最後の観光スポットは、瀬戸内海やしまなみ海道を見渡すことのできる「来島海峡展望館」です。今治市内中心部からは、15分程度でアクセス可能です。
来島海峡展望館は、瀬戸内海に面する小浦町の糸山公園に位置する施設です。建物目の前には展望スペースが広がり、巨大な人工物である橋と海と山が作り出す素晴らしい景色を楽しむことができます。
施設内では観光案内スペースの他に、来島海峡大橋の架橋技術を紹介するコーナー、特産品やフレッシュジュースを楽しむことのできるお店などが営業しています。
景色を楽しみながら、愛媛土産を選ぶのにもおすすめのスポットです。
来島海峡展望館
住所:愛媛県今治市小浦町2丁目5-2
今治市のおすすめホテル3選
2日目は今治市で宿泊をします。今治市は市内中心部としまなみ海道が見える来島海峡周辺にホテルや旅館が並びます。海の見えるお部屋があるお宿は特に人気です。
本記事では数ある宿の中から、おすすめの宿を3つ紹介します。
GLAMPROOKしまなみ(グランルーク)
来島海峡の景色を眺めながら、非日常的な空間の中で滞在が楽しめる施設が「GLAMPROOKしまなみ(グランルーク)」です。通常のホテルタイプの客室の他に、グランピングテントも用意されているため様々な滞在をお楽しみいただけます。
JUNIOR SUITE type Cのお部屋はクイーンべが4台設置され、最大8名が宿泊可能。お部屋の広さは61平米で2つのベッドルームと大きなリビングを兼ね備えています。
またこちらのホテルのおすすめポイントは「オールインクルーシブ制度」を取り入れている点です。宿泊代金の中に、朝・夕の食事、アルコールはもちろん、ボートでの送迎と回遊、スカイウォーク、洞窟探検などの各種アクティビティーに参加する際の料金も含まれています。滞在中はお財布を気にすることなく、ホテルや愛媛の魅力を満喫しましょう。
GLAMPROOKしまなみ(グランルーク)
住所:愛媛県今治市馬島1006
瀬戸内の水軍浪漫をたどる宿 汐の丸
瀬戸内海に面した桜井総合公園の横にあるリゾートホテルが「瀬戸内の水軍浪漫をたどる宿 汐の丸」です。今治市内中心部からは石槌山方面に車で20分ほどの場所に位置しています。
客室は、和室・洋室・和洋室の合計3タイプ。和室に関しては10畳の広さがあり、窓際には景色を眺めることのできる椅子やテーブルが設置されています。各種アメニティも充実しており、ホテルフロントでは女性のお客様向けに30種類以上から選べる色浴衣も用意されています。また洋服の上に着れる色鮮やかな羽織も数多く用意されているため、館内での滞在をよりお楽しみいただけます。
大浴場では環境省より「国民保養温泉地」に指定された温泉に浸かることができます。ラドンやフッ素を含む低張性弱アルカリ性冷鉱泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛に効果があると言われています。
内湯の他に、瀬戸内海の潮風や海の匂いを感じながら入ることのできる露天風呂も完備されています。
瀬戸内の水軍浪漫をたどる宿 汐の丸
住所:愛媛県今治市湯ノ浦30 30番地
大潮荘
瀬戸内海で採れた新鮮な海の幸と絶景が楽しめる人気のお宿が「大潮荘」です。瀬戸内海国立公園の中に位置し、来島海峡展望館から徒歩3分の場所に位置しています。
こちらのお宿のおすすめポイントは食事です。瀬戸内海で採れた新鮮な魚介類を使用した、会席料理や御膳料理を楽しむことができます。お刺し身はもちろん、今治の郷土料理「法楽焼」も提供しています。
法楽焼とは、焙烙鍋(ほうろくなべ)を使って、タイやタコ、サザエ、エビ、ハマグリなどの魚介類を塩のみで味付けをして蒸し上げた料理です。素材の旨味を活かし、見た目も豪華なことからお祝いの席などで食べられてきた料理です。
客室は和室、洋室ツイン、洋室DXツイン、洋室(4ベッド)の4タイプを用意。どの客室からも、瀬戸内海の景色を一望できる大パノラマが広がります。チェックアウトの時間は有料で延長もできるため、予定などに合わせて滞在プランが組めるのもおすすめのポイントです。
住所:愛媛県今治市小浦町2丁目5-1
瀬戸内海の絶景や温泉を楽しみに愛媛県へでかけよう
愛媛県の観光を楽しむ1泊2日のモデルコースを紹介しました。愛媛県は松山市や今治市など広範囲に渡って観光スポットが多数ありますが、車を利用して観光をすると短時間でも効率的に楽しむことができます。
歴史、文化、芸術、自然と多彩なジャンルの見どころがあるため、性別や世代を超えて楽しめるおすすめの都道府県の一つです。
愛媛県には今回紹介した以外にも、観光スポットがたくさんあります。その他の観光情報は、AVA Travelを合わせてチェックしてみてください!
元旅行会社勤務のトラベルライターです。プロならではの視点で全国各地の魅力やおすすめスポットを紹介しています。 国内・海外問わず旅行が大好きで、世界遺産やローカルフード巡りを楽しんでいます。旅行系の記事執筆を得意としております。