山口県の青い海と自然の超絶景を満喫!心を癒す1泊2日のドライブモデルコース

角島大橋

本州の最西端に位置する山口県は、瀬戸内海と日本海の2つの海に囲まれた自然豊かな場所。古くから本州と九州を繋ぐ要所であったことから、多彩な郷土料理や名産品も揃っています。この記事では、山口宇部空港を起点として、絶景とグルメと温泉を一筆書きで車で巡る1泊2日のモデルコースをご紹介します。身も心もリフレッシュする山口県へおいでませ!(※所要時間、滞在時間等は目安としてお考えください。)

山口宇部空港発<1日目 10:00頃>

1日目は、TVコマーシャルのロケ地としても有名な角島(つのしま)大橋と、赤い鳥居で有名な元乃隅(もとのすみ)神社を巡ります。まずは山口宇部空港から車で約1時間、本州の最西端の下関市にある唐戸市場(からといちば)に立ち寄って腹ごしらえをしましょう。お昼のピーク時間より少し早めに到着するのがお勧めです。
宇部空港

鮮魚を味わうグルメ天国「唐戸市場」<1日目 11:00~12:30頃>

日本海と瀬戸内海が出会う唐戸市場(からといちば)は、地元漁師さんたちが獲得してきた魚を直接販売している全国的にも珍しい市場で、別名「下関の台所」。早朝から賑わう市場の周辺には美味しいランチスポットがたくさんあり、ここならではのグルメが楽しめます。
唐戸市場3
特に週末(金〜日曜)と祝日は唐戸市場の1階の販売フロアが海鮮屋台街に大変身!平日の雰囲気とはうって変わって、新鮮な食材を使った握り寿司や味噌汁など豊富な食材が並び、幅広い年代の人たちが多く訪れる人気の観光スポットとなります。
唐戸市場
週末と祝日の唐戸市場では、フグなどのその日にあがった魚も握りや丼ぶりとなって市場に並ぶので、お寿司が好きな人にはたまらない場所です。何を食べようか迷うのも楽しみのひとつですね!
唐戸市場2

フォトジェニックな「角島大橋」 <1日目 13:30~14:00頃>

唐戸市場から海沿いを1時間ドライブし到着するのは「角島(つのしま)大橋」です。コバルトブルーの海と青い空、そして角島に伸びる絶妙なカーブを描く美しい橋は、2000年に架かって以来、今では山口県を代表する人気観光スポットになっています。
角島大橋3
角島大橋の本土側入り口の左側には歩いて2〜3分で登れる展望台があり、ここからは真っ直ぐに伸びる橋を遮るものなく眺められます。この辺りの海は透明度が高く、海底に堆積した貝殻の残骸の白い砂に太陽光が当たり海の色が変化するので、どの瞬間を切り取っても不思議なほど美しく感じられること間違いなしです!
角島大橋
様々な角度から角島大橋を楽しんだ後は、実際に車で橋を渡ってみてください。全長1,780m・片側1車線のこの橋には歩道がなく、橋脚の高さも押さえられ周囲の景観に配慮した造りとなっています。そのため、車の中からでも海が近くに感じられるのが特徴で、ドライブしながら眼下に広がるコバルトブルーの景観を楽しめちゃいます。
角島大橋4
橋を渡りきった先の角島には現役の灯台もあり、螺旋階段を上って灯台の上へあがるとそこは角島をぐるっと一望できる素敵なビュースポット!角島の外からとは違った景色を見ることができるので、車を降りて少し歩いてみるのもいいですね。
角島灯台

赤い鳥居が連なる「元乃隅神社」   <1日目 14:40~15:10頃>

角島大橋からさらに北上し、次は車を約40分走らせて、長門(ながと)市の海沿いへ佇む元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)へ。途中、のどかな田園風景を抜けて山奥に入っていきます。途中、元乃隅神社を示す看板が所々に設けられているので、看板の示す方向に向かって山を登っていきましょう。道幅が狭いのですれ違う車などには十分注意してください。カーナビ使用の場合、「元乃隅神社」では目的地に該当しない場合もあるようなので、長門市観光協会オススメの通り、神社の目の前にある食事処「汐風(しおかぜ)」に設定しても良いでしょう。神社が近づくと視界が開け、急な斜面を駆け降りるように並ぶ赤い鳥居と青い海が見えてきます!
元乃隅神社
駐車場に車を停めた後は、下から上に参道を上がるのが正式とされているので、ご利益を信じて階段を1段1段登っていきましょう。出口の鳥居には高さ5m程に位置するお賽銭箱があります。神社を後にする前に、この日本一入れにくいと言われるお賽銭投げにもチャレンジしてみてはいかがでしょう?
元乃隅神社2

山口県最古の温泉と武家文化に浸る「界・長門」<1日目 16:00頃>

宿泊は、神社を出て車で約1時間の距離に位置する星野リゾート「界(かい)・長門」へ。ホテルが佇む長門湯本(ながとゆもと)温泉は、今からおよそ600年前に発見されたと言われる山口県最古の温泉地。2020年春の温泉地リニューアルとともに、江戸時代の藩主の御茶屋屋敷をテーマにした温泉宿としてこのホテルも誕生しました。
界・長門2
”美肌の湯”と言われるとろりとした泉質の温泉や、この土地ならではの会席料理を味わうのはもちろん、ホテル主催で夜に温泉街をそぞろ歩くミニアクティビティなどのイベント(※)も催されているので、早めの時間にチェックインしてゆったり楽しむのがお勧めのお宿です。(※人数制限や雨天中止の場合もあるので、チェックイン時にフロントにて詳細を確認してください)翌朝早く目が覚めたら、長門湯本温泉の温泉街をぶらりとさんぽしてみるのも気持ちがいいですよ。
長門湯本温泉2

チェックアウト後、ホテルを出発   <2日目 9:15頃>

2日目は、「海上アルプス」と称される青海島のクルージングと、最終目的地の山口宇部空港へ向かう途中で、秋吉台国定公園で雄大な大自然の景観を体感し、海と山の絶景をとことん楽しみ尽くす1日です。楽しみどころ満載の道の駅でのランチとお土産探しもあわせて楽しんじゃいましょう!最初の目的地までは、ホテルから車で約15分です。
長門湯本温泉2

絶景アトラクション「青海島クルーズ」<2日目 9:40~11:10頃>

長門市を含む山口県の日本海側の海岸は「北長門海岸国定公園」として指定され、日本海の絶景が楽しめる景勝地として有名なスポットです。特にその中心にひょっこり浮かぶ青海島(おうみじま)は、周囲を不思議な形の岩で囲まれていて、これらの奇岩の間を遊覧船で通り抜ける約1時間半のクルーズが仙崎港発着で楽しめます。カラフルな遊覧船に乗って、船からしか見ることのできない絶景を楽しんでみましょう。
青海島 青海島クルーズ

楽しみどころ満載「センザキッチン」<2日目 11:30~13:00頃>

青海島クルージングの後は、隣接の道の駅「センザキッチン」でランチとお土産探しを堪能しましょう。ここには、地元の農水産物などが並ぶ直売所や、海鮮丼やラーメン、カフェなどいろんなジャンルの飲食店はもちろん、購入した食材をBBQで楽しめるグリルハウスがあり、楽しみどころが満載!アワビやサザエ、地魚など、その時々に獲れる旬の鮮魚も並び、下処理や加工も受け付けてくれます。
センザキッチン
お腹がいっぱいになった後は、加工品や雑貨が並ぶコーナーでお土産を探すのも忘れずに。ここは、地域の方々が心を込めてつくった商品や、長門市油谷湾の海水からつくられた塩山口県オリジナルの柑橘「長門ゆずきち」を使った商品など、長門市おすすめの商品や話題のアイテムが並ぶ魅力的なお土産の宝庫です。ここでしか買えない逸品を是非見つけてみてください。
買い物

大自然の芸術品「秋吉台国定公園」<2日目 14:00~16:00頃>

旅の終盤は、空港まで向かう途中に佇む日本最大級のカルスト台地の「秋吉台(あきよしだい)」と、その地下に散在する巨大な鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」を訪れましょう。洞内は年間を通じて約17℃に保たれていて、夏は涼しく冬は暖かいと言われているので、訪れる時期に応じて服装の調節と歩きやすい靴で散策しに行きましょう。
秋芳洞
約1kmに及ぶ鍾乳洞の観光コースでは、写真映え間違いなしの棚田のような景観自然の造り出した造形美の数々を目にすることができます。鍾乳洞内の片道の所要時間は約40分で、途中で引き返すこともできるので、飛行機の時間にあわせてゆとりある観光を心がけましょう。
秋芳洞2
洞内を往復した後は、ぜひ車で約3分の距離にある秋吉台展望台を訪れ、草原と白い石灰岩のコントラストをお楽しみください。3億年前にはここが海だったというのが信じられない位の雄大な草原です。
秋吉台

山口宇部空港着<2日目 16:40頃>

秋吉台国定公園を出発してから約1時間のドライブで、旅の終点・山口宇部空港に到着します。国内線の場合は、目安としてフライト出発の約1時間前に到着できるのが良いでしょう。山口銘菓の外郎や弾力のある蒲鉾、ふぐ煎餅は定番のお土産なので、旅の道中で出会う機会がなければここで購入してみるのも良いかもしれません。飛行機が夜便であれば、2日目は少しゆっくりめのホテル出発でも良さそうですね。

大自然を満喫する絶景スポットや、グルメ、温泉など、楽しみどころが目白押しの山口県。1泊2日でも十分見どころをおさえられるので、週末のお休みを利用した旅にもおすすめです。窮屈な日常から離れて、山口県の海と山の絶景にのんびり心癒されてみませんか。
買い物

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