山形

蔵王観光モデルコース【3月・1日】樹氷ライトアップは2/22終了・御釜は雪の下・ロープウェイ往復4,400円の行程表

A AVA Travel編集部 更新 2026-07-30 約8分で読めます
蔵王観光モデルコース【3月・1日】樹氷ライトアップは2/22終了・御釜は雪の下・ロープウェイ往復4,400円の行程表

写真: Suz-b / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)

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3月の蔵王は、真冬の樹氷シーズンと春の御釜シーズンの「あいだ」にあたる時期です。山頂の樹氷は蔵王ロープウェイ公式の区分で「衰退・倒壊期」に入り、夜の樹氷ライトアップは2026年は2月22日で終了しています。一方で御釜へ続く蔵王エコーラインは冬期通行止め(例年4月下旬まで)、名物の大露天風呂も冬季閉鎖(例年4月下旬開業)と、春の見どころはまだ始まっていません。

ただ、蔵王温泉スキー場は3月も営業中で、上旬までは山頂で樹氷が残っていることが多く、共同浴場は通年で入れます。この記事では、車がなくても山形駅からバスで回れることを前提に、蔵王ロープウェイと温泉街の湯めぐりを軸にした3月の1日モデルコースを、時刻と費用の目安つき行程表で組みました。先にかかるお金と所要時間を並べたので、そのまま予定に落とし込めます。

3月・1日コースの行程表(時刻と費用の目安)

時刻行動交通・費用(大人1人)
8:40山形駅前から山交バスで蔵王温泉へ路線バス約40分
9:30蔵王温泉バスターミナル着・身支度バスターミナル起点
9:50〜12:00蔵王ロープウェイで地蔵山頂へ(樹氷観賞)山麓駅↔地蔵山頂駅 往復4,400円
12:15〜13:15温泉街で昼食(玉こんにゃく・稲花餅など)食事1,000〜1,500円目安
13:30〜14:30共同浴場で立ち寄り湯(上湯・下湯・川原湯)大人300円
14:40〜15:40高湯通りを散策・お土産散策無料
16:00蔵王温泉バスターミナルから山形駅へ路線バス約40分

このコースで固定費が大きいのは蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅往復4,400円で、あとは共同浴場300円と昼食・バス代が主な出費です。山頂まで上がらず樹氷高原駅(往復2,200円)で折り返せば、ロープウェイ代は半分に抑えられます。エコーラインが通行止めの3月は御釜方面へ抜けられないため、行程は蔵王温泉の温泉街と山頂側に絞るのが現実的です。

3月の蔵王は何が見られて、何が終わっていて、何がまだか

3月に「行ってから気づく」ことが多いのが、季節の変わり目ならではの営業状況です。判断材料を一覧にしました。

見どころ3月の状況補足
樹氷(山頂)衰退・倒壊期。上旬までは残ることが多い気温上昇でとけて細くなり、雨で崩れる
樹氷ライトアップ終了(2026年は2/22まで)夜の観賞・ナイトクルーザー号は不可
スキー場営業中例年4月上旬以降もファイナルシーズンが続く
御釜・蔵王エコーライン通行止め(見学不可)開通は例年4月下旬
蔵王温泉大露天風呂冬季閉鎖例年4月下旬〜11月下旬の営業
共同浴場(上湯・下湯・川原湯)通年営業3月も6:00〜22:00で入れる

つまり3月は「夜の樹氷ライトアップは間に合わない/御釜と大露天風呂はまだ早い」一方で、「日中の樹氷(上旬)とスキー、通年の共同浴場は楽しめる」時期です。蔵王ロープウェイ公式によれば、樹氷は11月〜12月が初期、1月が成長期、2月が最盛期で、3月は気温の上昇でとけて細くなり、雨などで一気に倒壊する衰退・倒壊期にあたります。夜のライトアップを目当てにするなら3月では遅く、2025-2026シーズンの樹氷ライトアップは2025年12月27日から2026年2月22日までの合計36日間で、点灯時間は17:00〜21:00でした。

3月の気温と服装の目安

指標(山形市中心部の3月平年値)気温
平均気温4.0℃
日最高気温の平均9.1℃
日最低気温の平均-0.3℃

気象庁の平年値(山形)では、3月の平均気温は4.0℃、日最高気温の平均が9.1℃、日最低気温の平均が-0.3℃です。ただしこれは標高約150mの市街地の数値で、標高880m前後の蔵王温泉や、さらに高い山頂はこれよりも大幅に冷え込みます。蔵王ロープウェイ公式は、蔵王の1〜2月ごろは平均風速10〜15m/s、平均気温マイナス10〜マイナス15℃の吹雪の世界だと説明しています。3月でも山頂は氷点下で風が強いため、スキーウェアやダウンなど真冬の防寒装備、手袋・帽子・ゴーグル(またはサングラス)、雪道で滑らない靴を用意してください。

午前: 蔵王ロープウェイで山頂の樹氷を見る

朝は山形駅前から山交バスに乗り、蔵王温泉バスターミナルへ向かいます。やまがたへの旅(山形県公式観光サイト)によれば、山形駅と蔵王温泉・蔵王刈田山頂を結ぶ路線バスが運行しています。所要は約40分です。

バスターミナルから徒歩圏の蔵王山麓駅で蔵王ロープウェイに乗り換えます。蔵王ロープウェイの料金は、地蔵山頂駅(標高1,661m)までがおとな片道2,200円・往復4,400円、こども片道1,100円・往復2,200円、樹氷高原駅(標高1,331m)までがおとな片道1,200円・往復2,200円、こども片道600円・往復1,100円です。樹氷を間近で見るなら地蔵山頂駅まで上がります。蔵王の樹氷は、亜高山帯に育つアオモリトドマツに雪雲の過冷却水滴が凍りつく「着氷」と、すき間に雪片が取り込まれる「着雪」が繰り返されてできるものです。

山頂駅の周辺では、雪に埋もれた蔵王地蔵尊や樹氷原の散策ができます。3月上旬までは樹氷が残っていることが多いものの、日によっては倒壊が進んでいたり、天候次第で山頂線が運休したりします。ロープウェイの営業時間は山麓線が8:30〜17:00、山頂線が8:45〜16:45(いずれも変更の場合あり)で、地蔵山頂駅行き往復の上り最終は蔵王山麓駅発16:00です。山頂は氷点下で風が強いので、滞在は防寒を万全にして短めに区切るのが安全です。

なお、まだ滑れる時期なので、スキーやスノーボードを楽しむ選択肢もあります。蔵王温泉スキー場は4月1日から営業終了日まで(最長で5月6日まで)がファイナルシーズンで、この時期のリフト1日券はおとな4,800円・こども2,400円です。3月は週末を中心にナイター営業も行われます。

午後: 温泉街で湯めぐりと山形グルメ

山を下りたら、蔵王温泉の温泉街で昼食と湯めぐりにします。3月は名物の大露天風呂が冬季閉鎖中ですが、代わりに温泉街の共同浴場が通年で入れます。蔵王温泉には3つの共同浴場、3つの足湯、5つの日帰り温泉施設があり、宿泊者以外でも蔵王の湯を楽しめます。上湯・下湯・川原湯の共同浴場はいずれも営業時間6:00〜22:00・通年営業で、入浴料金は大人300円・小人100円です。白濁した硫黄泉で、下湯には足湯も併設されています。

しっかり温まりたいなら日帰り温泉施設、湯めぐり気分なら共同浴場3か所を回るのもおすすめです。参考までに、閉鎖中の大露天風呂は例年4月下旬頃〜11月下旬頃の営業で冬季は営業しておらず、料金は大人800円・子供400円です。春以降に再訪する目安にしてください。

昼食は温泉街の食事処で。山形名物の玉こんにゃく、ジンギスカン、蔵王温泉発祥とされる和菓子「稲花餅(いがもち)」など、湯上がりに立ち寄れる店が高湯通り沿いに並びます。散策のついでにお土産を選べます。

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3月の蔵王は「山頂の樹氷(標高1,661m)・温泉街の共同浴場・高湯通りのお土産店」が標高差のある斜面に散らばり、しかもエコーラインが通行止めで御釜側へは抜けられません。だから迷うのは「限られたバスの時刻とロープウェイの上り最終16:00にどう合わせるか」と「どの順番で回れば温まった体で冷えないか」の2つです。AVA Travelなら、行き先と日数を選ぶとAIがモデルコースと旅程を自動作成します。蔵王ロープウェイや共同浴場のようにLIKEしたスポットは地図にまとまるので、位置関係と移動を見ながら回る順番を組み替えられます。温泉街の昼食やカフェを探すときは、好みに合う飲食店をAIが提案してくれます。

蔵王の他の季節の回り方は、あわせて蔵王の樹氷ライトアップ徹底ガイド(1〜2月)や、御釜とエコーラインを楽しむ蔵王 御釜観光モデルコース(夏)も参考にしてください。

よくある質問

3月に蔵王の樹氷は見られますか?

上旬までは山頂に残っていることが多いですが、3月は樹氷の衰退・倒壊期にあたります。気温の上昇でとけて細くなり、雨が降ると一気に崩れるため、下旬にかけて見られる可能性は下がります。しっかりした樹氷を狙うなら1〜2月が確実です。

3月でも樹氷のライトアップは見られますか?

見られません。2025-2026シーズンの樹氷ライトアップは2月22日で終了しており、夜のナイトクルーザー号による樹氷幻想回廊ツアーも同日で終了しています。夜の樹氷を目当てにするなら、12月下旬〜2月に予定を組んでください。

3月に御釜は見られますか?

見られません。御釜へ続く蔵王エコーラインは冬期通行止めで、開通は例年4月下旬です。御釜観光は開通後のシーズンに計画してください。

3月の蔵王温泉大露天風呂は入れますか?

入れません。大露天風呂は例年4月下旬頃〜11月下旬頃の営業で、冬季は閉鎖されています。3月は通年営業の共同浴場(上湯・下湯・川原湯、大人300円)や日帰り温泉施設を利用してください。

3月の服装は?

市街地(山形)の3月は日最高9.1℃・日最低-0.3℃が平年並みですが、蔵王温泉や山頂はこれより大幅に冷え込みます。山頂は氷点下で風が強いため、ダウンやスキーウェア相当の防寒着、手袋・帽子・雪道で滑りにくい靴を用意してください。

※料金・営業時間・営業期間・通行止め期間・気温は2026年7月30日時点で各公式サイト・気象庁の公表情報を確認したものです。樹氷の状態やロープウェイの運行は天候で変わり、エコーラインの開通日やライトアップ期間は年によって前後するため、訪問前に各公式サイトで最新情報を確認してください。

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3月の蔵王は、山頂の樹氷(蔵王ロープウェイ)・温泉街の共同浴場・高湯通りのお土産店と見どころが標高差のある斜面に散らばり、バス発着の蔵王温泉バスターミナルを起点に回る順番と最終上りの時刻で迷いがち。AVA Travelなら気になったスポットをLIKEするだけで、AIがロープウェイの運行時間をふまえた無理のない行程にまとめます。

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