山形県・山形市周辺を巡ろう!おおすすめ観光モデルコースをご紹介

山形県

本州北部に位置する山形県。豊かな自然と伝統文化が息づく地域で、歴史的な建造物や蔵王や月山などの自然豊かな観光スポットが人気の都道府県です。また農業が盛んに行われており、美味しい野菜や果物を楽しむことのできるグルメの街としても知られています。

本記事では山形県の山形市を中心としたおすすめの観光モデルコースを紹介します。記事の後半では、山形市に来たら泊まりたいおすすめホテルも紹介するので宿選びの参考にしてください。

旅行プランを瞬時に作成App Storeでダウンロード

Google Playでダウンロード

AVA Travel(アバトラベル)は、おすすめの旅行プラン、効率的に観光スポットを周るための旅行ルートが作れるアプリです。目的地、日程、条件(旅程のオーダー)を入力するだけでかんたん。あなたの条件に合った観光スポットやホテル・レストランなどを見つけ、効率的な旅行プラン・ルートを立ててみましょう。
>>App Storeでダウンロード
>>Google Playでダウンロード

山形県ってどこにあるの!?

はじめに、山形県がどこにあるかについて解説します。山形県は、本州北部の日本海側に位置しており、東側は奥羽山脈、内陸の盆地には県庁所在地である山形市が置かれています。
人口10万人を超える山形市・鶴岡市・酒田市、ウインタースポーツが楽しめる蔵王周辺のエリアが観光客から人気を集めています。

山形県へのアクセス方法は!?

山形県最大の駅は県庁所在地である山形市にあるJR山形駅です。東北エリアの周辺都市から、電車でアクセスをする場合の所要時間は以下のとおりです。

仙台駅 約1時間10分
新潟駅 約3時間40分
盛岡駅 約40分
秋田駅 約2時間5分

飛行機を利用してアクセスをする場合は、空の玄関口は「おいしい山形空港」です。東京(羽田)・大阪(伊丹)・札幌(新千歳)・名古屋(小牧)・から日本航空(JAL)とフジドリームエアラインズ(FDA)の2社が2023年10月現在直行便を運行しています。
九州や沖縄方面からアクセスをする場合は、関西空港もしくは羽田空港で乗り換えを行うとスムーズにアクセスをすることができます。

山形県を楽しむおすすめモデルコースこれ!

ここからは山形県の観光を楽しむ、おすすめのモデルコースを紹介します。今回は、県庁所在地である山形市を中心としたルートです。

松尾芭蕉の俳句で有名!山形の定番観光スポット「立石寺」

立石寺

山形観光のスタートは、松尾芭蕉の俳句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が詠まれた場所として有名な「立石寺」へ向かいます。山形駅からはJRを利用すると山寺駅までおおよそ20分、車であれば30分程度でアクセスをすることができます。

立石寺は別名「山寺」と呼ばれ、貞観二年に第三世天台座主慈覚大師円仁により開かれました。約33万坪の敷地の中には大小30余りの堂塔が置かれており、一つ一つからその長い歴史を感じ取ることができます。
お寺の周囲は木々に囲まれ、春夏秋冬で移り変わる景色を楽しむことができます。春〜夏にかけては新緑が生い茂り、ガイドブックなどにも度々掲載される緑豊かな情景が楽しめます。

立石寺の本堂までは、1,000段に渡って続く階段を登って向かいます。石でできた階段のため、ハイヒールやサンダルは避けて歩きやすいスニーカーなどで訪れるのがおすすめ。夏場に訪れる際は、水分補給ができる水筒やペットボトルを持参していきましょう。

立石寺(山寺)
住所:山形県山形市山寺4456-1

写真スポットにもおすすめ!「山形県郷土館(文翔館)」

山形県郷土館(文翔館)

次に訪れるのも歴史的にも価値の高いスポット「山形県郷土館(文翔館)」です。立石寺からは車で20分ほどでアクセスできます。

山形県郷土館(文翔館)は、山形県民の生涯学習や文化活動を支援するための施設で、館内には山形県の風土や文化を伝える展示、映像ホールなどが設けられています。
観光地としての魅力としては、米沢市出身の中條精一郎が顧問として設計に携わった、英国近世復興様式を基調とした建物です。以前は、山形県庁舎として活用され、現在は国の重要文化財にも指定がされています。

大正ロマンを感じる外観だけでなく、内部も見どころが多数。一歩足を踏み入れると見えてくるのが真っ赤な絨毯がひかれた階段。装飾が施された美しい手すりなども見どころのポイントです。
2階にある中央階段の正面には月桂樹の葉の輪飾りがデザインされたガラスが埋め込まれています。
展示品や歴史についてより詳しく知りたい方におすすめなのが、「ガイドボランティアのツアー」です。参加を希望される方は、公式ホームページより申し込み方法などをご確認ください。

また定期的に、建物外観のライトアップが行われています。昼間とは違った時代を感じる雰囲気ある様子もフォトスポットとしておすすめ。ライトアップのスケジュールについても、公式サイトにてご確認ください。

山形県郷土館(文翔館)
住所:山形県山形市旅篭町3丁目4-51

山形の魅力をギュッと凝縮「山形まるごと館 紅の蔵」

山形まるごと館 紅の蔵

次に訪れるのは山形県の魅力が一度に楽しめる「山形まるごと館 紅の蔵」です。山形県郷土館(文翔館)からは、徒歩15分ほどでアクセスできます。山形まるごと館 紅の蔵は、飲食店、土産物店、山形県の情報発信基地が集まった施設です。その名の通り、蔵をイメージしたインパクトのある外観の建物が特徴です。

昼食には、山形県産のそば「でわかおり」・「最上早生」を使用したお蕎麦を提供する「そば処・郷土料理 紅山水」、山鹿県の郷土料理や伝統野菜を洋風テイストで楽しめる「Cafe&Dining 990」をお楽しみださい。

食後には、山形県のご当地土産を販売する「おみやげ処 あがらっしゃい」、旬の野菜や果物が並ぶ「旬菜旬果 おいしさ直売所」も忘れずに立ち寄りましょう。

山形まるごと館 紅の蔵
住所:山形県山形市十日町2丁目1-8

ハイキングやアスレチックスが楽しめる!「西蔵王公園」

西蔵王公園

お腹を満たしたあとは、少し体を動かしにハイキングコースやアスレチックが人気の「西蔵王公園」へ向かいます。山形まるごと館 紅の蔵からは、車で15分でアクセス可能です。

西蔵王公園は、72.5ヘクタールの広々とした敷地の中に大小6つの池、キャンプ場、バーベキュー広場、芝生の広場、子供向けのアスレチックなどが置かれた総合公園です。
蔵王山系の一部にあり、自然豊かな環境の中でのびのびと体を動かすことができます。展望広場では月山、朝日連峰の景色を眺めることが可能です。

公園内の各エリアは舗装された道路で結ばれており、ハイキングコースとしても楽しむことができます。途中には自販機が置かれた休憩スペースも完備されています。

西蔵王公園
住所:山形県山形市岩波上桜田

「七日町商店街」で山形グルメを楽しむ

七日町商店街

山形観光の夜は山形グルメを堪能しましょう!夕食は飲食店が集まる「七日町商店街」がおすすめです。文翔館から七日町大通りを中心に、82店舗の様々なお店が軒を連ねています。

観光客の方におすすめなのが商店街の一角にある「水の町屋 七日町御殿堰」です。石積みの親水エリアと江戸時代の商人の町を再現したようなレトロな町並みが写真スポットとしても人気です。
建物の中には喫茶店や老舗のそば屋が営業しており、夕食を楽しむことが可能です。

その他にも七日町商店街には、山形の食材を使用した和食のお店、美味しいお肉が食べられるお店など好みに合わせて選択できる飲食店が営業しています。お酒好きの方であれば、1軒だけでなく、2軒・3軒とはしごをしながら山形の夜を楽しむのもおすすめです。

七日町商店街
住所:山形県山形市七日町2-7-6

夜10時まで開園!国指定史跡山形城跡「霞城公園」

山形県

夕食を食べたあとに、時間が余れば夜10時まで開園している「霞城公園」を散策しましょう!七日町商店街からは、徒歩15分ほどでアクセス可能です。JR山形駅からは徒歩10分の道のりです。

霞城公園は、山形市の中心部に位置し面積は約35.9ヘクタール。山形城の跡地を公園として整備したスポットです。山形城は1356年に斯波兼頼が築城し、現在も残る城の一部は国の史跡指定や、日本百名城にも選ばれています。石垣がきれいな二ノ丸東大手門や木製の橋が設置された本丸一文字門は見どころのポイントです。

また敷地内には1500本の桜の木が植えられ、県内屈指のお花見の名所としても人気です。夜にはライトアップも行われ、夜桜見物を楽しむ観光客や地元の人で賑わいを見せています。

霞城公園
住所:山形県山形市霞城町1-7

山形市に来たら泊まりたい!おすすめホテル3選

最後に、山形市に来たら宿泊をしたいおすすめのホテルを3つご紹介します。駅直結のホテルや、記念日旅行にもおすすめの宿を厳選しました。

ダイワロイネットホテル 山形駅前

JR山形駅・東口を出て徒歩3分でアクセスができる便利な場所に位置するのが「ダイワロイネットホテル 山形駅前」です。2021年7月に開業した、比較的新しいホテルで広々とした清潔感のある施設が人気を集めています。

客室は人数や利用シーンに合わせて選べる全8タイプを完備。全室にUSBポートやワイドデスク、4K対応テレビが置かれるなど設備も充実しています。また広さに関しても全室最低21平米以上を確保したゆとりある設計、バス・トイレはセミセパレート式のため小さなお子様連れの旅行にも便利です。フォースルームを利用すれば、最大4名までが宿泊可能です。

ホテルに泊まったときに楽しみにされている方も多い朝食はホテル1階にあるレストラン「米沢牛登起波 山形店」で提供されます。ハーフビュッフェ形式のメニューで、店名にもある通り米沢牛を使用したビーフシチューやカレーなどをお楽しみいただけます。朝食付きプラン以外で宿泊をする場合は、フロントで食券の購入をお願いします。

ダイワロイネットホテル 山形駅前
住所:山形県山形市幸町2-9

ホテルアーバングレイスグラン 山形駅前

JR山形駅からは徒歩3分、全18室のみの少ない客室だからこそできる、ゆとりあるお部屋や丁寧なサービスが人気なのが「ホテルアーバングレイスグラン 山形駅前」です。

全18室ある客室は、各フロアで違ったコンセプトを体験できます。客室のタイプは、デラックスツインやスーペリアダブルなど全部で5つです。
ほとんどのお部屋がトイレ・バスが独立したセパレート式、6室にはリラックスした入浴時間が楽しめるTOTO製の「楽湯(肩楽湯・腰楽湯)」が設置されています。
記念日旅行などにおすすめなのが最もランクが高い「エグゼクティブツイン」のお部屋です。広さ34.8平米でシモンズ社製のベッドの横には、ソファーやテーブルといったリビンスペースが用意されています。

ホテル館内には、厳選した食材で料理を提供する「天ぷら「山寺」」、美術館のようなおしゃれな空間で和・洋の朝食が楽しめる「ギャラリーホール“ローザ・リリィ”」、夜12時まで営業している大人の雰囲気たっぷりの「ラウンジバロー」など飲食店も充実しています。

ホテルアーバングレイスグラン 山形駅前
住所:山形県香澄町1丁目18-12

ホテルメトロポリタン山形

JR山形駅直結で、天候を気にすることなく駅からアクセスできる便利な場所にあるのが「ホテルメトロポリタン山形」です。

客室は本館と南館の2棟で構成され、山形の伝統文化や風土を感じるとことのできる「山形らしさ」を演出しています。客室のタイプは本館に8つ、南館に4つ、本館特別室の3つを用意。合計244室です。
本館にあるコーナーダブルのお部屋は広さ、20平米。2面採光の大きな窓があり、夜景や朝日を楽しむことが可能です。ベッドはシモンズ社製、加湿空気清浄機や液晶テレビなどの設備も充実しています。

朝食はホテル2階にある「日本料理・鉄板焼「最上亭」」で頂きます。山形県産の食材をふんだんに使用した、地元料理を味わうことができます。和食中心の「最上亭膳」、洋食中心の「GARE プレート」の2つからお選びください。小学生までの子供向けには「お子様朝食」も用意されています。

ホテルメトロポリタン山形
住所:山形県山形市香澄町1丁目1-1

山形県には歴史的名所が多数!時間があれば蔵王エリアにも足を伸ばしてみよう

山形県・山形市を中心とした、おすすめの観光モデルコースを紹介しました。山形県には、歴史的に有名なスポットや自然の中で体を動かして遊べる場所など世代を問わず楽しめる観光地が充実しています。
また山形らしい郷土料理も観光では外せないポイントです。

山形県には今回紹介した山形市以外にも蔵王などのおすすめの観光スポットがたくさんあります。山形市周辺の観光を楽しんだあとは、その他のエリアにも足を伸ばしてみてください。

お得な旅行プランをAIが提案 App Storeでダウンロード Google Playでダウンロード

関連記事

  1. 宝徳寺の紅葉

    【名所から穴場まで】関東の絶景紅葉スポットを紹介

  2. 道後温泉「飛鳥乃湯泉」前のアート

    【2024年7月最新】愛媛・道後温泉1泊2日モデルコース!絶対に外せない7つの厳選スポットを巡る完全ガイド

  3. 倉敷美観地区

    岡山観光で「ものづくり体験」を楽しむ!おすすめ1泊2日モデルコースを紹介

  4. 竜頭の滝

    【穴場スポット】あまり知られていない!日光の穴場観光スポット

  5. 秋の鶴ヶ城

    会津若松の観光モデルコースはこれ!必見スポットや絶品グルメ、宿泊施設をご紹介

  6. ニセコ

    【2024年7月最新】ニセコの穴場観光スポット6選!観光に便利なおすすめホテルも合わせて解説