【女性必見!】「美白の湯」玉造温泉1泊2日の観光モデルコースを紹介!

島根県の松江市と出雲市の中間に位置する玉造温泉は「まるで化粧水のような」美白の湯として知られている、古くからの温泉街です。玉湯川沿いには数々の温泉旅館が並び、その周辺には美白の湯ならではの神社や史跡もあります。

関西・中国地方で穴場の温泉スポットを探している方におすすめの温泉街です!

今回は車なしのおすすめの観光モデルコースを紹介します!

1日目 玉造温泉街のパワースポットを巡ろう!

【14:00】JR玉造温泉駅 到着

電車で松江駅から約10分、出雲駅からは約30分で玉造温泉駅に到着します。木肌の見た目が美しい駅舎が迎えてくれます。静かなローカル駅で、駅前に観光スポットはないので、すぐに玉造温泉へ移動しましょう。

温泉宿が送迎バスやシャトルバスを運行してくれているので、時間を調べていくといいでしょう。玉造温泉駅から温泉街までは徒歩30分程度なので、天気がいい日は静かな町の雰囲気を楽しみながら歩いてみるのもいいかもしれません。

【14:30】まずは足湯でほっこり

玉造温泉には3か所の足湯があります。

  • 玉造温泉ゆ~ゆの前
  • たまゆら玉造店の前
  • 姫神広場の足湯

「玉造温泉ゆ〜ゆの前」と「たまゆら玉造店の前」の足湯は玉湯川沿いにあります。「姫神広場の足湯」は屋根付きなので、雨の日にも利用できます。また、「姫神広場の足湯」ではタオルを1枚100円で販売しているので、タオルの準備がなくても大丈夫です!

足湯では温かい温泉でリラックスするだけでなく、他の観光客の方や地元住民の方とのお話しを楽しむこともできます!ぜひ3つの足湯を巡って、それぞれの雰囲気の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

〈姫神広場の足湯〉
住所:島根県松江市玉湯町玉造電話番号:0577-32-0643
時間:7:00~23:00
定休日:なし
料金:無料(タオルが100円で販売)

【15:00】玉造地域随一のパワースポット 玉作湯神社・清巌寺へ

姫神広場がある温泉街の中心地から歩いて約10分ほど、温泉街の端の方にある玉作湯神社は、その名の通り「玉作(勾玉)」と「湯(温泉)」を祀る神社です。玉造では弥生時代から勾玉作りが行われていたと言われ、奈良時代の『風土記』、平安時代の平安時代の『延喜式神名帳』にも「玉作神社」として記録が残っている、日本でも最古の神社の一つです。

ここで祀っている勾玉作りの神様「櫛明玉命(クシアカルダマ)」は日本神話にも出てくる神の1人で、有名な天照大御神が天岩戸に隠れてしまったエピソードのときには、岩戸の前に勾玉を飾り神楽を華やげました。神話の中心である出雲にほど近い場所であるために、日本神話に出てくるような有名な神様を祀っている神社に巡り合えるのは、島根県ならではとも言えるでしょう。

境内にある「真玉(願い石)」は触って祈れば願いが叶うと言われている石です。また、社務所では自分だけのお守り「叶い石」を作ることもできます。社務所で叶い石をいただき、叶い石と願い石をくっつけながら願いごとを言うと、願い石のパワーが叶い石に移り、願い事が叶うとされています。

〈玉作湯神社〉
住所:島根県松江市玉湯町玉造508
電話番号:0852-62-0006
時間:参拝時間は24時間(社務所は平日:9:00~12:00、13:00~17:00 土日祝:8:30~17:00)

玉作湯神社の隣にあるのが、閑静な雰囲気溢れる「清巌寺」というお寺です。ここには「おしろい地蔵」と言われる人気スポットがあります。

おしろい地蔵の前にあるおしろいを筆に付けて、自分の肌の中で美しくしたい部分に塗っていきます。おしろい地蔵に塗った部分の肌が美白になると伝えられています。

〈清巌寺〉
住所:島根県松江市玉湯町玉造530
電話番号:0852-62-0516
時間:夏季8:00~18:00頃、冬季8:00~17:00(照明設備が不十分なため日没時で終了します)

【15:45】宮橋(恋叶い橋)を通ってゆからの井戸へ

玉作湯神社の入口である一の鳥居の前には、真っ赤な太鼓橋があります。この橋は「恋叶い橋」と呼ばれていて、この橋の上で撮った写真の中に鳥居が写っていると願いが叶うと言われています。玉作湯神社に参拝した後は、インスタ映え間違いなしの宮橋で記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

宮橋から歩いて3分ほどの場所には「湯閼伽(ゆから)の井戸」と呼ばれる古くからある井戸があります。古来から湯薬師堂に供える水をくみ上げていた神聖な井戸として地元住民に親しまれていました。

現在は「恋来井戸(こいくるいど)」という恋愛成就のパワースポットとして多くの観光客が訪れる場所となっています。井戸の隣で100円で買える鯉のえさを川に投げ込み、鯉(恋)が来ると良縁に恵まれるそうです。

 

出雲大社は縁結びのパワースポットではありますが、出雲にほど近い玉造にも「恋叶い橋」や「恋来井戸(こいくるいど)」などの恋愛祈願にぴったりのスポットがあります!女子旅やカップルでの旅行の際に、ぜひ訪れたいですね。

【16:00】玉湯川沿いを散策

玉造のパワースポットを巡り終わったら、夕暮れ時の玉湯川沿いを散歩してみてはいかがでしょうか。

勾玉がついている「勾玉橋」で写真を撮ったり、勾玉の形をした小島を川の中に発見できたりします。実はこの小島の中心にあるのは青メノウで、勾玉の原石に使われる石です。このことからこの小島は「しあわせ青メノウ」とも呼ばれています。

春には玉湯川沿いの満開の桜、秋には赤と黄色に彩られた紅葉を楽しむことができます。玉造温泉はあまり雪は積もりませんが、タイミングがいいと、雪景色の温泉街を楽しめるかもしれませんよ!

【16:30】温泉宿へ

玉造温泉にある寺社は夏は18時ごろ、冬は17時ごろに社務所が閉まる場合が多いです。雑貨屋なども温泉街なので早めに閉まる所が多いので、ちょっと早めに温泉宿に向かうのもいいでしょう。

玉造温泉は格別に楽しめるお宿ばかりですが、ここではその中でもおすすめなお宿を3つ紹介します。

①玉造グランドホテル 長生閣

「玉造グランドホテル 長生閣」は客室から臨む広い庭園と、まるでシルクのような肌触りの温泉がおすすめです。大浴場の床には玉造のシンボルともいえるメノウを敷き詰めており、見た目も泉質も豪華な温泉を楽しむことができます。メノウを床に敷き詰め神秘的な雰囲気を味わえる「大浴場 神秘の湯」だけでなく、壁にもめのうを敷き詰めた「女神の湯」や、岩風呂、貸切風呂など様々な温泉を楽しめるのも魅力の一つです。

②湯之介の宿 長楽園

「湯之介の宿 長楽園」には、日本一の混浴大浴場があります。玉造温泉の湯主だから実現した、非常に大きな庭園露天風呂は昼は爽やかな青空と庭園の景色を、夜はライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

客室の中には露天風呂付き客室もあります。庭園の絶景を独り占めしながら楽しむ温泉は格別です。

③玉造温泉 玉井別館

画像引用:https://tamaikan.com/

「玉造温泉 玉井別館」は玉造温泉の手前に位置します。女子旅プランが充実していて、色浴衣を着て温泉街を散策できるプランもあります。温泉には足湯が5種類もあり、友人や家族と足湯に浸かりながらのんびりとおしゃべりを楽しむこともできます。女子旅などグループの旅行でおすすめのお宿です。

2日目 インスタ映え間違えなし!玉造温泉の雑貨屋巡り

2日目は玉造温泉にある雑貨屋を巡って、玉造温泉ならではのかわいくておしゃれな雑貨を手に入れましょう!温泉卵を作れるなど温泉街を楽しめる体験スポットもありますよ!

【11:00】地元作家による雑貨が集まる「玉造アートボックス」へ

「玉造アートボックス」は姫神広場から5分ほど歩いた場所にあります。1階は島根のお土産や玉造の美肌グッズが販売しており、2階には地元作家による雑貨店やカフェが入っています。

1階には浴衣のレンタルショップもあるので、温泉街を浴衣を着て散策したい方はまずここを訪れるといいでしょう。1階にある「美肌マルシェ」では、玉造温泉の温泉水を配合した化粧水など、ここでしか手に入らない有能な美白グッズが揃っています。2階の雑貨店は、昭和レトロをモチーフにしたお店や、おしゃれなアンティーク雑貨を販売しているお店などがあります。玉造温泉や玉作湯神社ゆかりのグッズも販売しています。

〈玉造アートボックス〉
住所:島根県松江市玉湯町玉造1241
電話番号:0852-67-5050
時間:10:00~17:00
定休日:木曜日・第3金曜日

【11:30】「八百万マーケット」で地元産のジュースやスイーツを購入!

2017年にオープンした「八百万マーケット」は、地元松江の農作物から作られた商品を販売しています。地元の農作物を独自の製法で商品にしているため、ここでしか手に入らないものばかりです。

「プレミアムトマトジュース」や松江産いちご「アダージョベリー」はオンラインショップでも人気を集めている商品です。お店では商品を作った背景や、生産者の声なども見ることができるので、より商品に愛着が持てます。

〈八百万マーケット〉
住所:島根県松江市玉湯町玉造44-4
電話番号:0852-67-6650
時間:9:00~18:00
定休日:火曜日

【12:00】古代の歴史に思いを馳せる「出雲玉作史跡公園・資料館」

温泉街から歩いて10分ほどの場所には、温泉街を見下ろせる「出雲玉作史跡公園」があります。いずもの玉作りに関連する遺跡が20近くもあり、この地域の玉作の歴史を学び、感じることができます。

公園の隣には「出雲玉作資料館」と言って、日本で唯一の「玉作り」をテーマにした資料館があります。玉作りは決して古代だけで行われていたのではなく、近世・近代には「出雲めのう細工」という伝統工芸が江戸の将軍にも納められ、大正・昭和期にはメノウ細工の工具が作られていました。

より深く玉作りの歴史を知りたい方はぜひ足を運んでみてください!

〈出雲玉作資料館〉
住所:島根県松江市玉湯町玉造99-3
電話番号:0852-62-1040
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜・祝日の翌日、12月28日~1月4日
料金:大人・大学生 300円
高校生以下  無料
※団体割引 10人以上(大人1人250円)

【14:00】「おもじろ釜」で温泉卵作り!

温泉街から離れ、玉造温泉駅の方に向かう途中には「おもじろ釜」という温泉卵を作れる釜があります。温泉街から少し距離があるので通行人も少ないです。緑豊かな自然を見渡しながら温泉卵の完成を待ちましょう。

出雲大社に行く方はぜひ玉造温泉へも!

玉造温泉は出雲大社からのアクセスがいいので、出雲大社に観光に行く予定のある方は玉造温泉へ泊まってみてはいかがでしょうか。

美白の湯だけでなく、数々のパワースポットや、古代からの玉作りの歴史にも触れられる場所は、日本でここだけです!

この記事を参考にして、玉造温泉への旅行の計画を立てていただければ幸いです!

旅行プランを瞬時に作成 App Storeでダウンロード Google Playでダウンロード

関連記事

  1. 倉敷穴場 鷲羽山展望台の景色画像

    王道から穴場まで!倉敷おすすめ観光スポット8選!絶景&名物グルメ満喫の旅へ

  2. 長野県

    車で旅する長野観光!おすすめモデルコースをご紹介

  3. 箱根湯本

    箱根湯本で食べ歩きを楽しもう!おすすめのお店6選を徹底解説

  4. 【天王寺おすすめ観光スポット7選】大阪屈指のディープな街をご紹介!

  5. 名古屋城

    名古屋観光でおすすめのモデルコース!1泊2日や2泊3日で巡る人気名所

  6. 北海道の「青の洞窟」へ出かけよう!周辺ホテルと穴場観光スポットも合わせて解説