出石城下町で食べ歩きのできる人気のお店6選!観光に便利なおすすめホテルもご紹介

但馬唯一の城である出石城の城下町として栄、現在は重要伝統的建造物群保存地区にも指定されているのが兵庫県の豊岡市にある「出石城下町」です。ランドマーク的存在の辰鼓楼を中心に、歴史ある町並みを散策できる点が観光客から人気を集めています。また歴史的建造物をうまく活用した、飲食店や土産物店も人気です。

本記事では、出石城下町で食べ歩きを楽しむことのできるお店を6つ紹介します。また出石城下町周辺で人気のお宿も紹介するので観光の際の宿選びの参考にも本記事をご活用ください。

兵庫県・出石城下町へのアクセス方法について

はじめに、出石城下町へのアクセス方法について解説します。出石城下町は城崎温泉などを有する兵庫県の豊岡市に位置しています。市内中心部からは、10キロほど離れた場所にあり路線バスを利用すると40分程度でアクセスできます。

鉄道路線は有していないため、周辺の観光などを一緒に楽しむのであればレンタカーを利用してアクセスをすると利便性が高くおすすめです。

兵庫県・出石城下町のおすすめ食べ歩きスポット6選

ここからは、兵庫県・出石城下町で食べ歩きを楽しめるお店を紹介します。出石城下町の基本情報などについては、下記のリンク先も合せてご確認をお願いします。

湖月堂 本店

1925年に創業し、創業当時からの伝統を受け継ぐ職人が丹精込めた和菓子を販売するお店が「湖月堂 本店」です。出石城跡からは、徒歩7分ほどでアクセス可能です。

湖月堂 本店では、権兵衛餅、そば饅頭、沢庵饅頭など出石町を代表する、歴史ある和菓子。現代のトレンドなども取り込んだ、四季折々の生菓子などを販売し人気を集めています。
権兵衛餅は、白く練り上げたふわふわの牛皮の中に北海道産の大粒小豆を入れた大福のような商品。通常タイプとよもぎ味の2つが用意され90年以上販売が続くロングセラー商品です。

季節の生菓子は、色鮮やかな見た目も特徴。和菓子だけでなく、プリンなどの洋風のお菓子も販売されています。最新の販売状況については、公式サイトも合せてご確認をお願いします。

湖月堂 本店
住所:兵庫県豊岡市出石町田結庄34-1

げんぶ堂 出石店

素材にこだわり、職人が丁寧に焼き上げたおかきを販売する専門店が「げんぶ堂 出石店」です。出石城跡からは、徒歩2分ほどでアクセス可能です。

おかきの味の決め手となるお米は佐賀県産「ヒヨクモチ」もメインに使用。丹波の黒豆・赤穂の「焼塩」・兵庫県内で採れた食材で作り上げた天然醸造醤油など、使われる食材はどれもこだわりのものばかりです。
贈答品としても喜ばれる商品ですが、食べ歩きなら家庭用の「無線別 味付きおかき」の購入がおすすめです。丹波黒豆サラダ味・のり千枚など合計7つの味を一度に味わうことが可能です。

またげんぶ堂 出石店の裏手には、「りんどう」と名の付いた、アイスクリーム店が営業しています。数十種類以上のフレーバーを用意し、2段・3段ソフトと一度にいろいろな味を楽しむことのできる商品も用意されています。
おかきを食べたあとに、甘いものが恋しくなった際には合せて足を運んでみてください。

げんぶ堂 出石店
住所:兵庫県豊岡市出石町内町56-1

KAKIYA珈琲

たくさんの植物に囲まれたおしゃれな外観、店内は一人・友人・カップルなどシーンを問わず快適に過ごせる、アットホームな雰囲気漂うお店が「KAKIYA珈琲」です。出石城跡からは、徒歩9分ほどでアクセス可能です。

カフェのこだわりの一つであるコーヒーは、1958年に創業した歴史あるスペシャルティコーヒー専門店の豆を使用。常時30~40種類程度の豆を用意しているため様々な味を楽しむことが可能です。
また店内で販売されるケーキは小麦粉を使わず、兵庫県の北中部に位置する朝来市産のコシヒカリ100%の米粉を使って作られています。グルテンフリーで健康にも配慮したメニューです。

朝8時から営業し、モーニングセットも用意されているので出石城下町で朝から観光をする際の朝食場所としてもおすすめです。

KAKIYA珈琲
住所:兵庫県豊岡市出石町宵田77

珈琲蔵 風空路欧

吹き抜けの高い天井と昔ながらの工法で作られた木のぬくもりを感じられる店内が自慢のお店が「珈琲蔵 風空路欧」です。出石城跡からは、徒歩3分ほどでアクセス可能です。

珈琲蔵 風空路欧は、コーヒーとスイーツに力を入れて営業を行っています。
コーヒー豆は1930年に設立されたヒグラシ珈琲から仕入れを行い、アメリカンブレンド・グァテマラ・マンデリンなど13種類を用意しています。どのコーヒーにも違った特徴があり、飲み比べをしてみるのもおすすめです。

ケーキやパフェなど数あるスイーツメニューの中で1番人気は「昔ながらのシュークリーム」。柔らかい生地の中に、たっぷりのカスタードクリームが入れられ、コーヒーとの相性は抜群です。

その他にも、トースト、ピザ、ハヤシライスやスパゲッティーなど食事系のメニューも用意されているためランチを楽しむお店としてもおすすめです。

珈琲蔵 風空路欧
住所:兵庫県豊岡市出石町内町16

出石皿そば近又

300年以上の歴史があり、出石焼きの発展ともに今では出石町の郷土料理の一つともなっているのが「出石皿そば」。白地の小皿にお蕎麦をのせて提供するスタイルの料理です。
出石皿そば近又」は出石城跡からは、徒歩5分ほどでアクセスできる老舗の名店の一つ。2つの白臼を使い、製粉からそば打ちまでの工程を見学できるスペースがあるのも特徴の一つです。

メニューはシンプルで「手打出石皿そば (5皿)」のみ。出石の皿そばは、お皿を積み上げて、箸の高さの枚数を食べるとそば通とされ、大人の男性であれば20皿・50皿を食べることで記念の手形がプレゼントされます。
また、50皿を10分以内で完食すれば永久無料のそば通の証を手に入れることも可能です。

食欲とスピードに自身のある方はぜひ挑戦をしてみてください。

出石皿そば近又
住所:兵庫県豊岡市出石町本町99

但馬の郷

ハムやソーセージなど、お肉をつかった加工品を1996年から販売しているお店が「但馬の郷」です。出石城跡からは、徒歩9分ほどでアクセス可能です。

食べ歩きグルメとして人気なのが、丹波牛を使用したメンチカツです。丹波牛と呼ばれるお肉は、日本食肉格付協会の枝肉格付が最高ランクを獲得したものにだけ付けることが許された、高級黒毛和牛の証です。
注文を受けてから油で揚げて提供されるため、一口かじると肉汁が溢れ出し、肉の旨味をダイレクトに感じることが可能です。

その他店内では、お土産にもおすすめの真空パックが施された、ハムやソーセージのギフトセットの販売も行っています。メンチカツについても、冷凍販売されているので購入して持ち帰れば、自宅でもできたての味を堪能できます。

但馬の郷
住所:兵庫県豊岡市出石町鉄砲19-1

兵庫県・出石城下町周辺のおすすめホテル3選

最後に、出石城下町周辺にあるおすすめホテル・旅館を3つ紹介します。

豊岡グリーンホテルモーリス

大浴場・ビジネスコーナー・漫画コーナーなど、観光・ビジネスのどちらでも快適に利用をすることのできるホテルが、「豊岡グリーンホテルモーリス」です。JR豊岡駅からは徒歩5分の場所に位置しています。
90台が停車できる3階建ての立体駐車場も完備しているので、レンタカーやマイカーを利用した旅行の際にも便利です。

客室は様々なニーズに対応できる全6タイプを用意。全室でダブルベッドを設置しているため、旅の疲れをしっかりと癒やすことができます。
一人旅で快適に過ごしたい方におすすめのお部屋が「ビジネスシングルルーム」。広さ17平米で木のぬくもりを感じられるブラウン基調のデザインです。ベッドサイドには、作業ができる大型の机とテーブルも用意されています。
夫婦やカップルでの宿泊であれば「TWIN ROOM 1」がおすすめ。広さは26平米で、2台のベッドを並べてもスーツケースなどを広げることのできる十分なスペースを確保しています。

人気の設備の一つである大浴場はタイルと石畳を基調とした落ち着いた雰囲気。男湯にはジェットバス、女湯にはイオンバスを用意しています。水風呂はありませんが、サウナも併設されています。

ホテル滞在の楽しみである朝食はホテル1階にあるレストラン「PATIO」で提供。約40品目が並ぶ、ビュッフェ形式です。宿泊している方であれば、660円と手頃な価格で利用ができるのも嬉しいポイントです。

豊岡グリーンホテルモーリス
住所:兵庫県豊岡市千代田町6-32

ホテル シルク温泉やまびこ

トロトロとしたシルクのような美肌の湯を楽しめる温泉が人気のお宿が「ホテル シルク温泉やまびこ」です。出石城下町からは車で20分ほどの、但東町に位置しています。

大浴場は山の湯と花の湯の2つを用意し、日替わりで男女の入れ替えが行われます。使われている温泉は、地下数百メートルにある数千万年前の地層から噴出するシルクの湯。ミネラルや炭酸水素イオン成分により、美肌効果が期待できます。
どちらの大浴場にも露天風呂が設置され、目の間に流れる出石川のが流れる音を聞きながら温泉を楽しめます。

客室は、モダン洋室・スタンダード和室・洋室ツインなど全部で5タイプを用意。モダン洋室ツインのお部屋は、2022年にリニューアルされたばかりのお部屋で、広さは32.8平米とゆとりのある空間。ヘアードライヤーナノケアなど快適な設備も取り揃えています。また、温泉に一番近い客室のため、いつでも気軽に利用できます。

またホテル シルク温泉やまびこでは、1棟貸のログハウスのお部屋も用意。最大5名まで宿泊可能で、キッチンや調理器具も完備されているため長期滞在にもおすすめです。

お食事は丹波牛、ずわいがに、ふぐなど兵庫県の地のものを使用したこだわりの品が並びます。但馬の銘酒「香住鶴」なども充実しているため、お酒好きの方も満足できる内容です。
提供されるメニューは季節によって異なるため、公式ページも合せてご確認をお願いします。

ホテル シルク温泉やまびこ
住所:兵庫県豊岡市但東町正法寺165

オーベルジュ豊岡1925

豊岡市にある国登録有形文化財「兵庫縣農工銀行豊岡支店」を活用し、お食事と宿泊を一緒に楽しめる施設にしたのが「オーベルジュ豊岡1925」です。JR豊岡駅からは、徒歩8分ほどでアクセスできます。

全6室ある客室は歴史ある建物を使用しているため、過度な装飾は行わずシンプルなデザインが特徴。ただし快適に宿泊できる設備はしっかりと整えられており、シングルルーム以外のすべてのお部屋にセミダブルベットを用意。こだわりの音質を楽しめる「エムズシステムスピーカー」も設置されています。各種アメニティに関しても、90%以上が自然成分でできたオーガニック仕様です。

客室のタイプは3名まで宿泊できる「VMGグランド(広さ:25.3~29.6平米)」、「VMGコンフォート(シングル) 広さ:12.16平米)」など全部で4タイプを用意しています。

オーベルジュに宿泊をする最大の楽しみと言えるお料理は丹波の食材活用し、「ザガットサーベイ」神戸エリア料理部門で4年連続1位を獲得した石井之悠シェフが監修。
人気No1メニューは丹波牛の旨味を最大限に生かした「但馬牛のステーキ 赤ワインソース 地元の焼野菜と共に」です。ディナーコースでは、季節の野菜などを使用したアミューズや前菜ともにお楽しみください。

朝食は、契約農家から仕入れたお米、但馬牛、八鹿豚などを使用したセットメニューです。年齢や健康に合わせたアレンジも可能なため、気になることがある方は予約時にお伝え下さい。

オーベルジュ豊岡1925
住所:兵庫県豊岡市中央町11-22

歴史を感じる街で食べ歩きを楽しむなら兵庫県・出石城下町へ!

兵庫県・出石城下町で食べ歩きを楽しめるお店と、周辺のおすすめ宿を紹介しました。出石城下町には食べ歩きだけでなく、お土産選びも同時にできるお店もあるため観光客には嬉しい限りです。
また食事と宿がセットになったオーベルジュが市内で営業しているので、グルメに重点を置いた旅行であればぜひ宿泊を検討してみてください。

本記事では、食べ歩きグルメに焦点を当てて出石城下町の魅力を解説しました。出石城下町以外にも、兵庫県には観光やグルメを楽しめるスポットがまだまだたくさんあります。その他の情報は、下記の記事やAVA TravelのAI相談など活用して検索をしてみてください。AI相談では、あなたに合ったおすすめ観光スポットなどの情報も見つかります。

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