【2024年7月最新】長野市1泊2日観光モデルコース!善光寺と戸隠神社を巡る完全ガイド

戸隠神社

東京から新幹線で1時間半ほどで行ける長野市内は、週末の1泊2日旅行にぴったりです。長野は善光寺や戸隠神社などのパワースポットや、渋温泉を始めとした温泉街、さらにものづくり体験ができる工房が多数あり、友人同士の旅行やデートに向いている観光地です。
この記事では1日目に善光寺と仲見世通り、そして渋温泉を巡り、2日目には戸隠神社を中心に戸隠エリアを回るコースを紹介します。

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1日目は善光寺を中心に善光寺周辺を巡るルート

午前中にJR長野駅に到着したら、そこから徒歩30分(路線バスで10分)の場所に、長野県一のパワースポットである善光寺があります。善光寺の仲見世通りは、郷土料理のおやきや長野の名産品を買えるお土産ショップなど見どころがたくさんあります。

【1日目 10:00】日本随一のパワースポット・善光寺!

善光寺

善光寺は全国でも珍しい無宗派のお寺です。仏教の諸宗派が日本で生まれる前に創建されたため、宗派を問わず全国から参拝客が訪れます。
御本尊である「一光三尊阿弥陀如来」は552年、日本に仏教が伝わった時期に百済から持ち込まれた日本最古の仏像だと言われています。この御本尊は数え年7年に一度、4月上旬から6月上旬の間に行われる「善光寺御開帳」のときに見ることができます。前回の御開帳は2022年(コロナウイルス流行のため2021年から1年延期)でしたので、次回は2027年か2028年に行われるでしょう。

善光寺に到着したらまず、山門に登ってみてください。山門からは善光寺仲見世通りの様子を上から見ることができます。遠くには北アルプスなどの信州の山々があります。山門拝観券は1枚500円です。

本堂は1707年に再建されたもので、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されています。本堂の内部(内陣・外陣)には立ち入ることができます。古くから衆生を救ってきた善光寺の神聖な雰囲気を体感できます。

さらに本堂の地下、つまり御本尊の真下を巡る「御戒壇巡り」をするのはいかがでしょうか。御戒壇巡りの道は真っ暗で、一寸先も見えません。暗闇を壁に沿って進む中で「極楽の錠前」を探します。これは御本尊と繋がっており、これに触れることで御本尊との結びつきができ、極楽往生が約束されると言います。

本堂の参拝が終わった後は、「善光寺資料館」で仁王像や砂曼荼羅など、善光寺の歴史に触れる資料を見るのもいいでしょう。中でも高村光雲・米原雲海作の仁王像は、仁王門にある像の1/4原型像です。仏像が好きな方、全国の仏教信仰に興味がある方必見です!善光寺には他にも、仏教経典を網羅した「一切経」が納められている「経堂」や、阿形と吽形の仁王像が安置されている「仁王門」など、見どころがたくさんあります。

善光寺の見どころを網羅したい場合は三堂(本堂内陣、山門拝観、経蔵拝観)と史料館、さらにお戒壇巡りがセットとなっている「善光寺参拝セット券」がお得です。

セット券(三堂+資料館):大人1200円、高校生400円、小中学生100円
本堂内陣+御戒壇巡り  :大人600円
山門参拝券       :大人500円
経堂参拝券       :大人300円
住所:長野県長野市長野元善町491-イ
アクセス:「JR長野駅」から徒歩30分/バス10分

【1日目 11:00】仲見世通りで食べ歩きとものづくり体験!

善光寺の参拝が終わったら、仲見世で長野県の郷土料理「おやき」の食べ歩きや、とんぼ玉を使ったものづくり体験を楽しみましょう。

おやき

おやき」とは小麦粉と蕎麦粉を水で溶いて練り、薄くのばした皮で旬の野菜などを使ったあんを包んだ饅頭のことです。具材は野沢菜や茄子切り干し大根などのしょっぱいものから、あんこやきなこ、かぼちゃあんなどの甘いものまで様々です。善光寺の仲見世にはたくさんのおやきの専門店があります。注文してから焼くため、提供に5〜10分程度かかる場合があります。待っている間は雑貨屋やお土産屋さんを見て回るのもいいでしょう。

おやきを食べた後は、仲見世を進んで善光寺山門の近くにある「ギャルリ蓮」でとんぼ玉を使ったアクセサリーを作ってみませんか。このお店は宿坊「白蓮坊」内にあります。国内外の作家が作った万華鏡やとんぼ玉アクセサリーを買うことができます。万華鏡・とんぼ玉ブレスレット手作り体験も行っています。かわいいだけでなく、日本随一のパワースポット・善光寺のパワーをとんぼ玉でさらに強められますよ。

住所:長野県長野市元善町465番地 善光寺白蓮坊内
電話番号:026-238-3928
時間:10:00〜17:00(11月〜3月の平日は11:00~)
定休日:水曜日・木曜日
駐車場:なし(近くに有料駐車場があります)

【1日目 13:00】お昼ご飯は地元に愛されるハンバーグの名店で

長野市内に2店舗しかないローカルレストランである「炭火焼き 俵ハンバーグ&ステーキ ドンキホーテ」は長野市民に愛されるハンバーグの名店です。新鮮な国産牛を毎日挽いて作る俵ハンバーグは絶品です。善光寺からはバスでのアクセスが便利です。善光寺の裏「城山公園前」で乗車し「湯谷南」で下車します。乗車時間は10分ほどです。全国的に有名なレストランではありませんが、知る人ぞ知る名店です。ぜひ善光寺と合わせて訪れてみてください。

住所:(上松店)長野県長野市上松3-22-25
   (篠井バイパス店)長野県長野市金井田175
電話番号:(上松店)026-243-6670
     (篠井バイパス店)026-292-6184
時間:11:00〜22:30(L.O. 22:00)
定休日:水曜日
駐車場:あり

【1日目 14:00】「霧の演出」が有名な長野県立美術館  

長野県立美術館「ドンキホーテ」でお腹を満たしたら、2021年春にリニューアルした「長野県立美術館」で芸術鑑賞をするのはいかがでしょうか。この美術館では誰でも気軽にアート作品に触れることができるように、無料の作品も展示しています。その代表が「霧の彫刻」です。平日は4回(10:00, 12:30, 14:00, 15:30)、土日祝日は6回(10:30, 11:30, 12:30, 13:30, 14:30, 15:30)行われます。人工的な霧を大量に生成して、鑑賞者は不思議な霧の世界に迷い込みます。その日の気候や風に合わせて揺らぐ霧の世界を体験してみませんか。
美術館にはその他にも、長野の自然風景を描いた作品を中心としたコレクション展や、長野で育った日本画家・東山魁夷コレクション、さらに個性的な企画展やトークイベントなども行われています。普段は美術館に行かない人でも楽しめる作品や企画が多いのが特徴です。

住所:長野県長野市箱清水1-4-4
電話番号:050-5542-8600
時間:9:00~17:00(展示室入場は16:30まで)
定休日:水曜日
駐車場:あり
観覧料(NAMコレクション・東山魁夷コレクション)一般:700円
                        大学生及び75歳以上:500円
                        高校生以下又は18歳未満:無料

【1日目 16:00】「渋温泉」で外湯巡り

長野市内の観光が終わったら、長野駅から「長野電鉄」に乗り50分、「湯田中駅」で下車します。そこから徒歩約20分、タクシーで5分で長野のレトロな温泉街「渋温泉」に到着します。渋温泉の宿泊者だけが体験できる「九湯巡り」は、地元の人が利用する外湯に入ることができます。9つすべての温泉を巡ると「九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿」のご利益があると言われています。

渋温泉宿泊は、昭和初期の温泉旅館にタイムスリップできるような温泉宿「金具屋」をおすすめします。建築だけでなくおもてなしや雰囲気までも昭和初期のものを引き継いでいます。温泉については、ローマの浴室を模した「浪漫風呂」では戦後の洋風文化の流行を体験できるなど、個性豊かな源泉かけ流しの温泉が集まっています。

【歴史の宿 金具屋】
住所:長野県長野市戸隠中社3506
電話番号:026-254-2001
定休日:なし
駐車場:あり(有料)

【2日目 10:00】高天原の神々を祀る「戸隠神社」五社巡りへ

戸隠神社戸隠神社は遥か昔から高天原の神々を祀る長野県の有名な神道神社です。岩戸にこもってしまった天照大神を外に出すために、神々が岩戸の前で大騒ぎをしたという「天岩戸開き神話」ゆかりの神々を祀っています。戸隠神社は五社(奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社)から成り立っており、これらをすべて巡る五社巡りでは、あらゆるご利益を得ることができます。五社巡りは徒歩・車・バスでできますが、戸隠の神聖な空気を浴びながらの森林浴は非常に気持ちがいいですよ。徒歩の場合の所要時間は約4時間です。

住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏2202
電話番号:0269-33-3131
定休日:なし
駐車場:あり

2日目は戸隠神社で自然を満喫!

【2日目 13:00】お昼ご飯には戸隠そばを!

戸隠そば修験道が栄えた平安時代から修行僧の携帯食であったそばは、戸隠の名産品です。冷涼で昼夜の気温差が激しい気候がそばの栽培に向いているのです。戸隠神社周辺にはたくさんのお蕎麦屋さんがあるので、五社巡りの後は戸隠そばを食べてみてはいかがでしょうか。中社の近くにある「蕎麦処 うずら屋」は風味豊かなそばと天ぷらが美味しいお蕎麦屋さんです。人気店なのでお昼時に中社の近くに行く場合は訪れてみてください。

【蕎麦処 うずら屋】
住所:長野県長野市戸隠3229
電話番号: 026-254-2219
定休日:水曜日
駐車場:無料駐車場あり(約80台)

【2日目 14:00】大人も子どもも楽しめる忍者村へ

戸隠は江戸時代に戸隠流神社の里として、多くの忍者が生活していた場所です。「チビッコ忍者村」はその忍者をテーマにしたアミューズメントパークです。「チビッコ」と名は付いていますが、大人も楽しめる施設やアトラクションがたくさんあります。「忍びからくりふしぎ屋敷」では本物のからくり屋敷からの脱出を目指したり、手裏剣投げや吹き矢を体験できるコーナーもあります。小さなお子様がいる家族連れの方はもちろん、大人だけでもぜひ忍者になりきってアトラクションを楽しんでください。

【忍者の里信州戸隠 チビッコ忍者村】
住所:長野県長野市戸隠3193
電話番号:026-254-3723
定休日:木曜日
駐車場:あり

パワースポットあふれる北信州の旅へ!

北信州は雄大な自然パワースポットがあり、日々の疲れをリフレッシュするのにぴったりな旅行先です。自然・温泉・寺社仏閣という、観光の名所が目白押しです!ぜひこのモデルコースを参考にして長野市を観光してみてください。

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