静岡茶と絶景を堪能!デートにもぴったりな静岡観光モデルコースを紹介!

東京から新幹線で2時間弱、車でも約3時間で行ける静岡市は、関東からの小旅行にぴったりの旅行先です。

この記事では、デートでぜひ訪れたい静岡市周辺の観光スポットを紹介します!インスタ映え必至の絶景カフェから歴史と大自然を味わう観光スポットまで、デートや友人同士の旅行にぴったりな場所がたくさんあります。静岡方面への旅行を考えている人は、ぜひ最後まで読んでください。

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静岡茶と抹茶スイーツを味わえる絶景カフェを巡ろう!

圧巻!茶畑テラス

静岡県はお茶の生産量が日本一で、静岡市街から車で30分以内の場所にも多くの茶畑があります。

2018年頃から、この茶畑の景色を見ながらお茶をいただける「茶畑テラス」が若い人を中心に人気の観光スポットになっています。

画像引用:https://changetea.jp/


広大な茶畑を独り占めしながら、ゆっくりとした時間を過ごせる茶畑テラスを提供しているのが、静岡県内で6か所のテラスを運営する「
茶の間」です。6つのテラスはそれぞれ「大地の茶の間」「里山の茶の間」「黄金の茶の間」「全景の茶の間」「海と富士の茶の間」「富士山の茶の間」と呼ばれています。6か所それぞれロケーションや栽培している茶葉が異なるため、自分にあった過ごし方ができるテラスを選ぶことができます

茶畑ウェディングなどの記念日を祝う特別オプションを付けることができるテラスもあります。恋人、家族、友人の特別な日を、茶畑という特別なロケーションで祝ってみるのはいかがでしょうか。

茶畑テラスを利用するためには事前予約が必須です。詳しくは、それぞれの茶畑テラスのホームページをご確認ください。

和CAFE「茶楽」(静岡市清水区)

静岡駅から東海道本線で15分、興津駅の近くにあるのが「和CAFE 茶楽」です。カフェの営業日は土日を中心とした不定期ですが、オープンしている日にはぜひ訪れたいカフェの一つです。このカフェのおすすめは茶問屋ならではの味わい豊かな静岡茶と、自家製あんこを使った和スイーツです。あんこは甘さ控えめで作られており、抹茶の風味を引き立てます。和スイーツ以外にも抹茶チーズケーキもあるので、あんこがあまり得意ではない人も楽しめますよ。ランチメニューもあるので、興津駅周辺でお昼ご飯を探している人も、選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

店内はそこまで広くないので、お店のInstagramのDMか電話で事前に予約することをおすすめします。

〈和CAFE「茶楽」〉
住所:静岡市清水区興津本町158-1
電話番号:054-369-2301
時間:11:00~16:30(ランチメニューは11:00~14:00)
定休日:不定期

MARUZEN Tea Roastery(静岡駅周辺)

静岡駅周辺で静岡茶を楽しめるお店の一つに「MARUZEN Tea Roastery」があります。静岡駅北口から徒歩約10分です。

ここは世界初、焙煎温度でお茶を飲み比べ、お茶ジェラートを食べ比べできるお店です。焙煎温度によってまったく風味が変わるお茶の神秘を感じることができます。静岡茶をさらに一歩極めたいという人におすすめです。店内は白を基調としたシンプルなデザインで、ゆっくりとお茶の風味を味わうことができます。
このカフェは静岡駅から徒歩圏内という抜群のアクセスの良さです。静岡茶を飲んでみたいと思っている人も、駅周辺でゆっくり過ごす場所を探している人も、ぜひ一歩進んだ静岡茶の世界を覗いてみませんか。

〈MARUZEN Tea Roastery〉
住所:静岡県静岡市葵区呉服町2-2-5
電話番号:054-204-1737
時間:11:00~18:00(ラストオーダー17:30)
定休日:火曜日

 

静岡出身の偉人・家康の軌跡と静岡の景勝地を巡る

 

歴史が好きな人、山と海に囲まれた静岡の絶景を見たい方は、車に乗って観光スポットを巡るのも楽しいでしょう!

駿府城公園(静岡駅周辺)

ここは、かつての徳川家康の居城であった駿府城の後を整備して作られた公園です。天守閣はありませんが、かつての御門やお堀が残っていて、戦国時代後半から江戸時代前半にかけての家康の栄華の一端を感じることができるでしょう。

1996年に復元された東御門、さらに城から見て東南の方角にある巽櫓は資料館として公開されています。駿府城内から発掘された資料を見ることができます。歴史ファン、特に家康が好きな人には必見です。一番の見どころは、家康が幼少期今川氏に人質に採られていたころに教えを受けた「竹千代手習いの間」の復元です。幼少期の資料や展示は、家康の人格形成の過程を垣間見ることができます。

公園の真ん中には、大御所時代の家康公の銅像と、家康手植のミカンがあります。家康は1615年には子の秀忠に将軍職を譲り、自分は大御所として駿府で「大御所政治」を行いました。江戸幕府を開くまでの家康の軌跡は有名ですが、将軍職を退いた後の家康の様子を知れるのはここ、駿府城だけです。

駿府城は家康の居城として有名ですが、現在は公園として整備され地元住民の憩いの場となっています。特に紅葉山庭園はモミジと池の美しいマッチアップが見どころです。春は桜、夏は紫陽花と新緑、秋は紅葉を楽しむことができ、どの季節に行っても穏やかな気持ちになります。さらに紅葉山公園のそばにある茶室はお点前をはじめ、句会や生け花会での利用が可能です。公園を訪れた際には、お茶会や句会が開かれていないかチェックしてみるのもいいかもしれません。

〈駿府城公園〉
住所:静岡市葵区駿府城公園1-1
電話番号:054-221-1107
時間:9:00~16:30(入場は16:00まで)
定休日:月曜日
料金:駿府城公園全施設(東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園)共通券 
360円
   東御門・巽櫓 ¥200
坤櫓 ¥100
   紅葉山庭園 ¥150
※すべて大人料金です
※団体割引があります

久能山東照宮

徳川家康公を祀った神社は栃木県にある日光東照宮が有名ですが、実は家康公の遺言に従い御遺骨が葬られているのは、久能山東照宮だと言われています。

家康公は100年以上にわたる戦国の世を統一し、江戸時代260年以上の平和の世の礎を築きました。死後は東照大権現として、久能山東照宮・日光東照宮をはじめとした東照宮に平和・開運・厄除け・学問の神として祀られています

久能山東照宮の一番の見どころは、家康公を祀る霊廟である御社殿です。極彩色豊かな装飾で見る人を圧倒します。黒漆塗や赤漆塗で装飾された軸部の美しさは言うまでもなく、「花鳥風月」や「司馬温公の甕割り」をモチーフとした彫刻が見る人の目を惹きます。久能山東照宮を訪れた時には、ぜひ数ある彫刻を探してみてください。

御社殿の奥をさらに進むと、家康公のお墓があります。家康公は遺骸を久能山東照宮に埋葬するよう、自身の遺言に残しています。埋葬された当時は小さな祠が建てられていましたが、3代将軍家光が石塔を建て、現在の形になっています。

さらに、家康公のお墓の近くには「金の成る木」と言われる幹が3本ある楠があります。「万事良き」「慈悲深き」「正直」をかけて「これを信ずれば富貴を得られよう」と家康公がおっしゃった逸話に基づいて、この「金の成る木」が生まれました。

久能山は本社殿に参拝するだけではなく、景色を楽しむのにもぴったりの観光スポットです。眼下には駿河湾、御前崎、伊豆半島、さらには富士山をも望むことができる絶景ポイントです。さらに久能山東照宮の境内・参道は四季それぞれの表情を見せてくれます。春は桜と梅の花が咲き乱れ、夏には爽やかな新緑、秋には美しい紅葉が参拝客を癒します。1月1日には伊豆半島から上って来る初日の出を見に訪れる人も多いです。

さらに、久能山には家康公ゆかりの品や資料が展示されている博物館があります。刀剣や兜など、歴史ファン必見の品が多数展示されているので、久能山を訪れる人はぜひ立ち寄ってみてください。

〈久能山東照宮〉
住所: 静岡県静岡市駿河区根古屋390
電話番号:054-237-2437
時間:9:00~17:00(受付は閉門10分前まで)
定休日:なし
参拝料:共通券(社殿+博物館)大人800円
    社殿500円
    博物館400円

 

日本平夢テラス

久能山東照宮のすぐ近くには、富士山・駿河湾・三保松原などを一望できる日本平夢テラスがあります。「日本平」とは古事記に出てくる英雄ヤマトタケルが東国を平定した後に、東国の景色を見渡した土地だと言われています。約1500年前から日本の景勝地として名をはせてきました。

現在の日本平には2018年に建てられた「日本平夢テラス」という展望デッキを含んだ3階建ての複合施設があります。3階には日本平のパノラマを360度楽しめるテラスがあります。駿河湾・富士山・南アルプスといった日本の自然が作り出した雄大な景色を心行くまで楽しめます。1階では日本平の歴史・神話をグラフィックモデルで紹介しています。その土地の神話や伝承を知ることで、さらに景色を味わい深く見れるでしょう。2階には静岡茶と季節のお茶菓子を楽しめるラウンジがあります。富士山を眺めながら静岡の美味しいお茶をいただける、贅沢な時間を過ごすことができますよ

日本平夢テラスの建築は、新国立競技場を設計したことで有名な隈研吾建築都市設計事務所が設計しました。八角形というユニークかつ洗練されたデザインで、建物の美しさと景色を見渡す回遊性を確保した、建築ファンには必見の建物です。

日本平夢テラスからは徒歩で日本平ロープウェイ「日本平駅」まで行くことができます。このロープウェイで久能山東照宮まで行けますので、ぜひ日本平夢テラスと久能山東照宮はセットで訪れてみてください!

〈日本平夢テラス〉
住所:静岡県静岡市清水区草薙600-1
電話番号:054-340-1172
時間:日~金曜日9:00~17:00
土曜日9:00~21:00
※展望回廊は終日入場可能
定休日:毎月第2火曜日(第2火曜日が祝日のときは翌平日)、12/26~12/31
入館料:無料

久能山石垣いちご狩り

久能山東照宮、日本平夢テラスの近くには地元で有名ないちごがあることをご存知でしょうか。石垣いちごは、石垣に蓄積された熱を使っていちごを育てる方法です。山の斜面で栽培するので、通常の栽培方法よりもいちごに太陽光が当たりやすく、さらに石垣に蓄積された熱が夜間もいちごを温かく保ってくれます。ハウス栽培がまだなかった時代に、冬にもいちごを栽培する手法として考え出されました。

石垣いちごは久能地区の伝統的な栽培方法で、日本で唯一ここでしか食べられません。ただし、12月から3月ごろで他の地域のいちご狩り施設は終了してしまいますが、石垣いちごのいちご狩りは例年12月から5月ごろまで楽しめます

普段のいちご狩りとは一味違った雰囲気の中で楽しむいちご狩りは非常に楽しいです。デートや友人同士だけでなく、子ども連れの家族にもおすすめの観光スポットです!シーズン中は混雑するので、事前予約をすることをおすすめします。

日帰り旅行・小旅行にはぜひ静岡へ!

静岡市の観光地と聞いてすぐに思い浮かぶ人は少ないかもしれませんが、静岡市周辺には緑茶や抹茶を使ったカフェや観光地、さらに富士山や駿河湾を舞台にした景勝地など見どころがたくさんあります。

デートにもぴったりな、プライベートなカフェやインスタ映えスポットもたくさんありますので、国内旅行を考えている人はぜひ静岡市周辺へ行ってみてください!

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