飛行機での移動やホテルへのチェックインなど、観光初日はやることが盛りだくさん!余った時間をどんな観光プランにしようか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、北海道の人気観光地「札幌」へ旅行をする際の到着日のおすすめ観光プランを紹介します。
目次
新千歳空港から札幌へ
はじめに、北海道の空の玄関口である新千歳空港から札幌市内へ向かいます。新千歳空港からはJRもしくはバスを利用して移動をします。
所要時間 | 料金(大人) | |
JR | 37分 | 1,150円 |
バス | 77分 | 1,100円 |
JRもバスも新千歳空港のターミナルに、駅やバス停が直結しているため飛行機を降りてすぐに乗車をすることができます。
少しでも早く札幌駅に向かわれたい方は、JRの「快速エアポート」がおすすめ。
バスは所要時間はかかりますが、すすきのエリアにも停車するためホテルをすすきの周辺に予約している場合は、バスを利用するのもおすすめです。
バスに関しては、北都交通と中央バスの2社が運行していますがどちらに乗車をしても料金や停車するバス停は同じです。
■関連情報
・札幌都心⇔新千歳空港 – 北都交通株式会社
・札幌↔新千歳空港間 快速「エアポート」最速37分/特別快速「エアポート」最速33分|JR北海道- Hokkaido Railway Company
札幌駅でランチを楽しむ
札幌駅に到着するのが、お昼の12時前後が一般的なスケジュールです。まずは腹ごしらえで札幌の美味しいグルメを楽しみましょう。
札幌駅周辺には、お寿司、ラーメン、イタリアンに中華など様々な飲食店が営業をしています。
札幌駅直結の、大丸札幌・ステラプレイス、JRタワーのすべてが地下で繋がっているため、天候を気にすることなく行き来ができるのも便利なポイントです。
おすすめのお店は、「松尾ジンギスカン 札幌駅前店」です。ジンギスカン専用の鉄鍋でお肉と野菜を一緒に焼き上げ、お肉だけでなくジンギスカンのタレが染み込んだ野菜も絶品です。
松尾ジンギスカン 札幌駅前店は、接待などにも使える落ち着いた雰囲気のお店で、排煙設備などもしっかりとしているため気になる衣類につく匂いの心配が殆どありません。
美味しいお肉を気兼ねなくお楽しみください!
■松尾ジンギスカン 札幌駅前店
住所:北海道札幌市中央区北3条西4丁目1−1 日本生命札幌ビル 地下1階
実はがっかりしない!?札幌時計台
ランチを食べたあとは、三大がっかり名所とも揶揄されている札幌時計台に向かいます。
正式名称は「旧札幌農学校演武場」ですが、市民からは通称の札幌時計台と呼ばれています。
真っ白な外観が特徴で、国の重要文化財にも指定がされています。
実際に訪れてみると、歴史ある風格を残しながらもきれいに整備がされ、札幌を代表する写真スポットです。
時計台の前には記念撮影用の台も設けられ、多くの人で賑わいを見せています。
夜間になるとライトアップが行われ、真っ白な外観がより際立ち美しい姿を見ることができます。夜でもきれいに写真を撮ることができますので、がっかりと言わずぜひ足を運んでみてください。
■札幌市時計台
住所:北海道札幌市中央区北1条西2丁目
大通公園を散策する
次は、札幌市民の憩いの場である大通公園に向かいます。
札幌駅からは地下鉄を利用して移動をすることも可能ですが、札幌駅と大通公園は地下通路で繋がっているため徒歩でも移動が可能です。
距離にして850メートル、徒歩10分ほどですので腹ごなしも兼ねて歩いていくのがおすすめです。
大通公園では、噴水や花壇に植えられたお花など四季折々の景色を楽しむことができます。
都会の真ん中にあるとは思えないほど、自然豊かでのんびりとした時間を過ごすことができます。
夏には札幌ビアガーデン、秋にはオータムフェスト、冬にはさっぽろ雪まつりの会場になる場所のため、イベントに合わせて旅行の計画を立てるのもおすすめです。
■大通公園
住所:北海道札幌市中央区大通西1丁目〜大通西12丁目
さっぽろテレビ塔からの景色を楽しむ
大通公園に訪れたら合わせて楽しみたいのが、さっぽろテレビ塔です。大通公園、札幌のシンボルとも言える存在で高さ147.2メートルの電波塔です。
真っ赤な外観が特徴で、電波塔内には展望台やラウンジ、お土産屋さんを完備しています。
高さ90.38メートルの場所にある展望台からは、大通公園や札幌市内の景色を一望することができます。
札幌のガイドブックなどに取り上げられている写真はここから撮影されたものが多く、記念撮影にはおすすめのスポットです。
昼はもちろん、夜景が輝く夜の景色も見どころのポイント。昼と夜の2回楽しめる「昼・夜チケット」も販売されているので、時間があればぜひ2回訪れてみてください。
■さっぽろテレビ塔
住所:北海道札幌市中央区大通西1丁目
美味しいケーキを楽しむ
3箇所の観光を楽しんだあとには、札幌で有名なケーキショップ「きのとや」でカフェタイムを楽しみましょう。
きのとやは1983年に札幌市白石区で創業した老舗の洋菓子店で、札幌では知らない人はいないと言われるほど人気のお店です。
北海道産の生クリームや食材を使用したケーキやお菓子を販売し、季節限定の商品も多数用意されているため、何度訪れての楽しむことのできるお店です。
大通公園近くにある店舗では、カフェスペースを併設しているため美味しいケーキをその場で楽しむことができます。
関東などから旅行に来ている場合、自宅にケーキを持って帰るのは難しいため、現地で食べることができるのは貴重なスポットです。
おすすめの商品はこちらのの店舗でしか食べることのできない「オムパフェ」。ふわふわのオムレット生地の中に、生クリームやいちご、グレープフルーツなど様々なフルーツがサンドされた商品です。
SNS映えもする見た目のため、写真撮影もお忘れなく!
■きのとや 大通公園店・きのとやカフェ
住所:北海道札幌市中央区大通西3丁目7−番地 北洋大通センタ 1階
夕食は北の歓楽街!すすきのを楽しむ
夕食は、北海道最大規模の歓楽街と呼ばれるすすきので楽しみます。
すすきのはニッカウイスキーの看板でおなじみのエリアで、飲食店やバーなど様々な業態のお店が軒を連ねています。
数あるお店の中で観光客に人気なのが、北海道の海の幸を楽しむことのできる海鮮居酒屋やお寿司屋さんです。
おすすめは、ご飯の上にいくらが山盛りにかけられた「つっこ飯」を提供している「海味 はちきょう」、美味しいお寿司を気軽に楽しむことのできる「花まる」です。
両店舗はすすきの周辺に複数店舗を構えているため、詳細は公式サイトをあわせてご確認ください。人気店のため事前に予約をして訪れるのがおすすめです。
■海味 はちきょう 本店
住所:北海道札幌市中央区南3条西3丁目5−2 都ビル
■町のすし家 四季花まる すすきの店
住所:北海道札幌市中央区南4条西2丁目2-4レコルトサッポロ 2F
到着初日から充実した観光ができるのは札幌ならでは!
札幌は徒歩圏内で観光ができるスポットばかりのため、小さなお子様連れの家族やおじいちゃん・おばあちゃんとも一緒に楽しめる街です。
今回紹介したコースをを改めて整理をすると、地図上では下記のルートです。
総移動距離が2.6キロと短いながらも、充実した1日を過ごすことができます。
札幌は今回紹介したスポット以外にもまだまだ魅力的な観光地が多数ならんでいます。
その他情報については、AVA Travelを合わせてチェックしてみてください!
元旅行会社勤務のトラベルライターです。プロならではの視点で全国各地の魅力やおすすめスポットを紹介しています。 国内・海外問わず旅行が大好きで、世界遺産やローカルフード巡りを楽しんでいます。旅行系の記事執筆を得意としております。