都市部と自然豊かな郊外が近いことから「コンパクトシティ」と呼ばれている福岡。もつ鍋や豚骨ラーメンといった人気グルメも多いため、国内の人気観光地ランキングでは常に上位をキープしています。
この記事では、車なしで楽しめる福岡の観光モデルコースを紹介していきます。半日＆日帰り旅行や女子旅に最適な人気スポットも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
車なしでも楽しめる！福岡観光におすすめの人気モデルコース
まずは車なしでも楽しめる、福岡観光におすすめの人気モデルコースをご紹介。福岡市内の観光地のみ紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、福岡市内を観光する際は「1日乗車券（大人1名640円）」を利用していきましょう。福岡市内の地下鉄は料金が高いので、1日乗車券の利用をおすすめします。
九州の人気ラーメンが楽しめる「ラーメン滑走路」
福岡空港に降り立ったら、福岡空港の名物でもある「ラーメン滑走路」でお腹を満たしましょう。ラーメン滑走路とは、九州を代表するラーメン店が軒を連なっている飲食ゾーンで、豚骨ラーメンを楽しむのに最適なスポットです。
博多を代表する豚骨ラーメン「一幸舎」や「ラーメン海鳴」など、福岡を代表する人気店が出店しています。また、つけ麺やあっさりとした豚骨ラーメンなど、女性向けのお店もあるので女子旅を検討中の人は参考にしてみてください！
ちなみに福岡空港は2020年にリニューアルが完了し、現在は女性向けのカフェやスイーツ店、お土産屋ショップなどもあります。また、空港の滑走路を一望できる展望デッキもあるので、福岡旅行の際はぜひ訪れてみてください。
＜ラーメン滑走路＞
住所：〒812-0003 福岡県福岡市博多区下臼井７７８−１
時間：10：00〜21：00
定休日：店舗毎に異なる（基本的には定休日なし）
飲食の予算：1,000円～2,000円
福岡市を代表する観光スポット「福岡タワー」
福岡空港で腹ごしらえしたら、福岡市を代表する観光スポット「福岡タワー」に向かいましょう。福岡空港駅から約15分の「唐人町駅」で降りてバスに乗り換え、10分ほどバスに乗ったら福岡タワーに着きます。
福岡タワーは全長234mを誇る日本一の海浜タワーで、地上123mにある最上階の展望室まで登れば、福岡の街を一望することができます。展望室には様々な仕掛けが施されており、福岡の街や自然を見渡せる福岡パノラマやVR双眼鏡を使ったVR体験を楽しむこともできますよ！
また、ランチやコーヒーに最適なスカイカフェ&ダイニングや、カジュアルレストランもあるので旅の休憩にもおすすめです。
夜になると福岡タワー自体が点灯し、幻想的なイルミネーションスポットになります。旅行の思い出を撮影するのに最適なスポットとなっているため、福岡タワーを訪れたらぜひ写真を撮ってみてください。
＜福岡タワー＞
住所：〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜２丁目３−２６
時間：9：30〜22：00（最終入館21:30）
定休日：なし（2024年は6月24日と25日だけ休館）
駐車場：あり（有料）
展望台の料金：大人800円（小中学生500円/4歳以上の幼児200円）
海外のような雰囲気のおしゃれビーチ！「シーサイドももち海浜公園」
福岡タワーを観光したら、真裏にある「シーサイドももち浜公園」をお散歩していきましょう。まるで海外のリゾート地のような雰囲気のビーチで、開放的な福岡の海を楽しむことができます。
外国人観光客に人気のスポットのため外国人向けの飲食店が多く、タコス料理やイタリアン料理などのおしゃれな店が多いです。お店で食べるのはもちろん、テイクアウトして海を見ながらランチするのも良いでしょう。
また、シーサイドももち浜公園を代表するチャペル「オーシャン&リゾート マリゾン」は写真スポットとして有名で、晴れた日に撮影するとかなり映えるのでおすすめです。ちなみにシーサイドももち浜公園は、夕日が美しいスポットとしても有名なので、散歩を楽しみたいなら夕方にいくのがおすすめです。
＜シーサイドももち浜公園＞
住所：〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜２丁目９０２−１
時間：24時間解放
トイレ・シャワー：あり
飲食の予算：1,000円～2,000円
五感を刺激するエンタメ施設「BOSS E・ZO FUKUOKA（ボス イーゾ フクオカ）」
福岡の海を観光したあとは、福岡のアクティビティスポット「BOSS E・ZO FUKUOKA（ボス イーゾ フクオカ）」で、アクティブな体験をしていきましょう。BOSS E・ZO FUKUOKA（ボス イーゾ フクオカ）は、福岡に新しくできたエンタメ施設で、五感を刺激する様々なアトラクションを楽しむことができます。
地上40mの高さから滑り降りる全長100mのチューブ型スライダーや、全長300mのコースを駆け抜けていくぶら下がり式レールコースターなどを楽しむことができます。また屋内のアトラクションも充実しており、VR型のアトラクションやチームラボが制作したカラフルな幻想空間作品もおすすめです！
さらに、施設の目の前にはソフトバンクホークスの本拠地であるPayPayドームやショッピングセンター（マークイズ）もあるため、観光の帰りに立ち寄ってみてください。
＜BOSS E・ZO FUKUOKA（ボス イーゾ フクオカ）＞
住所：〒810-0065 福岡県福岡市中央区地行浜２丁目２−６
時間：アトラクションや店舗によって異なる
定休日：アトラクションや店舗によって異なる
電話番号：092-400-0515
アトラクションの予算：1,000円
旅の締めは福岡名物もつ鍋で！「博多もつ鍋おおやま」
福岡旅行の最後は、福岡名物のもつ鍋が食べられる「博多もつ鍋おおやま」で締めましょう。おおやまは福岡を代表するもつ鍋屋さんで、醤油や味噌のもつ鍋はもちろん、明太子を使った創作料理を堪能できます。
もつ鍋はかなりボリューミーで、美容効果を期待できるプルプルのもつがたっぷり入っています。また、お酒の種類も豊富で九州を代表する焼酎や九州のフルーツを使ったご当地ハイボールなどもあります。
おおやまはもつ鍋屋さんにしてはかなりリーズナブルで、予算も1人4,000円〜5,000円ほどです。また全席個室or半個室のため、ゆっくりご飯を楽しみたいカップルや女子会におすすめですよ！
＜博多もつ鍋おおやま＞
住所：〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街９−１ KITTE博多 9F
時間：11:00〜23:00（22:30 ラストオーダー）/ランチタイム11:00〜15:00
電話番号：092-260-6303
飲食の予算：4,000円～5,000円
女子旅向け！半日＆日帰り観光におすすめの博多周辺モデルコース
次に、女子旅向けの博多周辺モデルコースを紹介していきます。半日や日帰り観光向けのコースとなっているため、電車だけで観光できるスポットのみ紹介していきます。
福岡旅行を考えている女性の方は参考にしてみてください。
博多から電車でいける絶景観光地！「海の中道海浜公園」
「海の中道海浜公園」は、博多から電車で30分ほどのところにある絶景観光地です。福岡を代表する海浜公園なだけあって面積はとても広く、レンタル式のセグウェイや自転車で移動する人が多いです。
福岡の海や自然を体感できる施設も豊富で、桜やネモフィラ、コスモスなど四季折々の花を楽しめる花畑や古代ギリシャ神殿を連想させる噴水などがあります。またおしゃれなカフェやレストラン、公園食堂などランチに最適なお店もたくさんあります。
福岡の海を一望できるテラス席もあるので、ランチやコーヒーの参考にしてみてください。
さらに、近くには福岡最大級の水族館「マリンワールド海の中道」もあるため、観光の時間が余ったら水族館に立ち寄ってみるのも良いでしょう。
＜海の中道海浜公園＞
住所：〒811-0321 福岡市東区大字西戸崎18-25
時間：9:30〜17:30（最終入園16:30）
電話番号：092-603-1111
定休日：年末年始（12月31日・1月1日）、2月の第1月曜日とその翌日
飲食の予算：大人（15歳以上）：450円（65歳以上210円/中学生以下無料）
博多の神社と言えばココ！「櫛田（くしだ）神社」
博多で神社参りをするなら「櫛田（くしだ）神社」がおすすめです。博多駅から電車で2分の「祇園駅」にある櫛田神社は、縁結びや夫婦円満のご利益で有名なため、女子旅に最適なスポットです。
また、櫛田神社は福岡を代表するお祭り「博多祇園山笠」で有名な神社であり、豪華な装飾が施された祭具「飾り山笠」を拝むことができます。お祭りは毎年7月1日〜15日まで開催されているので、タイミングが合えば高さ3mの巨大な神輿を担いでいる様子が見れるかもしれません！
また節分にも大きなお祭りが開催されるのですが、お祭りが始まると巨大なお多福のお面が出現します。幸運を呼ぶ仮面として知られているため、拝める機会があったら写真に収めておきましょう。
比較的空いている穴場スポットでもあるので、ゆっくり観光したい人は参考にしてみてください。
＜櫛田神社＞
住所：〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町１−４１
時間：開門時間 4:00〜22:00（社務 9:00〜17:00）
電話番号： 092-291-2951
定休日：なし
入館料：300円
博多周辺でショッピングやご飯を楽しむなら「キャナルシティ博多」
博多周辺でショッピングやご飯を楽しみたいなら「キャナルシティ博多」がおすすめです。キャナルシティ博多は福岡を代表するショッピングセンターで、アパレル店や飲食店合わせて285店舗もある巨大な施設です。
女性向けのアパレル店や雑貨屋が多いため、女子旅のショッピングにぴったりです。もちろん、女性向けのレストランやカフェも多く、アフタヌーンティーやセミビュッフェを楽しめるレストランなども入っています。
また、キャナルシティ博多といえば噴水と巨大な3Dプロジェクションマッピングを使った「噴水ショー」が有名で、夜に行けば幻想的なエンタメショーを無料で楽しむことができます。キャナルシティでショッピングやディナーを楽しんだ後は、噴水ショーを楽しんでみてください。
＜キャナルシティ博多＞
住所：〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉１丁目２
時間：10:00〜22:00
電話番号：092-282-2525
定休日：なし
車なしで楽しめる福岡観光モデルコース
今回は車なしでも楽しめる福岡観光地モデルコースをご紹介しました。今回紹介した観光地以外にも、福岡には魅力的なスポットがたくさんあります。
今回の観光モデルコースを参考に、ご自身で他のスポットを調べてアレンジするのもおすすめです。
また本記事では紹介しきれませんでしたが、福岡はグルメの聖地と言われるだけあって美味しいご飯屋さんがたくさんあります。福岡のその他の観光情報は、ぜひAVA Travelをチェックしてみてくださいね！
フリーランスのWebライター（6年目）として活動しているショウと申します。主に旅行やライフスタイル分野の執筆を得意としています。国内旅行が好きで、これまで30以上の都道府県を旅行してきました。好きな旅先は沖縄や北海道など大自然を満喫できる観光地です。旅行を計画している人のためになる記事を執筆していきます！
