愛媛の港町・レトロな「三津浜」を満喫!おすすめモデルコースをご紹介

愛媛県松山市の港町、三津浜エリア。

三津浜は古くから港町として栄え、瀬戸内海を航行する船の発着地として重要な役割を果たしてきました。商業や漁業、そして文化の交流の場として栄えてきました。歴史的建造物も残っており、レトロな街並みも楽しむことができます。

今回は、三津浜の魅力やおすすめスポットをご紹介します。

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三津浜までのアクセスは?

三津浜エリアは、松山の中心部から車で約20分。
伊予鉄道高浜線「松山市駅」から「三津駅」までは約15分の立地です。

県外からの移住者も年々増えており、新しいお店も続々と増えている注目のエリア。
本記事では、三津浜エリアの観光スポットやお店を紹介していきます。

ノスタルジックな歴史を感じつつ新しいものにも触れる旅、ぜひ参考にしてみてください。

三津浜のグルメ「三津浜焼き」

mitsuhamayaki

三津浜のソウルフードと呼ばれている「三津浜焼き」は、「魚のけずり粉」と「ちくわ」を用いているお好み焼きで、ソースの匂いが食欲をそそります。

二つ折りの半月型で提供されるのも特徴。広島焼きにも似ていますが、焼き方にも違いがあります。広島では生地の上にキャベツや具材等が先に乗りいわゆる素焼きの状態のものを、後で麺の上に重ねるのが一般的ですが、三津浜では生地を鉄板で焼き、その上に味付けをした麺(中華そば・うどん)を先に乗せます。

そばやうどんを入れたものは「台付(だいつき)」と呼ばれます。甘辛いソースもクセになります。店舗によっては牛脂が入っているのですが、具材と溶け合ってジューシーでやみつきになること間違いなし!

「三津浜焼き推進プロジェクト」に加盟している店舗は30店舗以上。公式サイトに加盟店一覧が載っているので、ぜひ気になったお店に足を運んでみてください。

気軽に乗れる船「三津の渡し」とは?

生活の足として地域住民に愛されるとともに、観光スポットとしても注目を集めている「三津の渡し」
愛媛県松山市の三津地区と港山地区を結ぶ渡し船で、500年の歴史があると言われています。
この渡し、なんと市道なんです。

市道高浜2号線の一部で、あっという間に80m先の対岸へ渡ることのできる「三津の渡し」
年中無休・無料で年間約4万人の方が利用しています。

生活の足として地域住民に愛される渡し舟は、港町の風情を楽しめるオススメスポットでちょっとした島旅気分に浸れます。
自転車も乗船できますよ。

【運行時間】午前7時から午後7時 随時運航
年中無休(荒天などにより、運休する場合があります。)
【料金】無料
【交通機関】伊予鉄港山駅から徒歩2分、伊予鉄三津駅から徒歩15分
【お問い合わせ先】松山港務所 電話:089-951-2149、空港港湾課 電話:089-994-5246

大正時代に建てられた産婦人科「旧濱田医院」

大正12(1923)年に建てられた洋風建築の旧濱田医院。
昔は産婦人科として賑わっていましたが、十数年の間に空き家となっていました。

そんな中、2014年から再生活動をスタート!
1年半かけてリノベーションし、2016年に複合施設としてオープンしました。

ノスタルジーな空間で、北側の病院部分は洋館、その奥の南側は家族の住まいとして使われていた和室です。
当時の洋風建築をそのままに蘇らせたレトロな建物で、中に入っているテナントは雑貨・食品・アトリエなど様々。

臨時休業などの情報は、SNSでチェックしておくのがおすすめ。

旧濱田医院
【住所】
愛媛県松山市住吉2−2−20
お問い合わせ先:contact@mitsuhamaru.com
電話番号:080-4154-3696

歴史ある神社「三津厳島神社」

1400年以上の歴史を誇る「三津 厳島神社」は、御祭神に「宗像三女神(むなかたさんにょしん)」を祀り、すべての災いを防ぎ福を招く開運の神社として、人々に親しまれています。厄除けや交通安全、子育て、勝負の神様としても知られており、季節ごとに飾られる花手水や御朱印、お守りなどが人気です。

子どもの七五三の祈願でも訪れる人が多く、子ども向けの絵馬も飾られています。

【住所】
愛媛県松山市神田町1-7map
【TEL】
089-951-1471
【営業時間】
9:00~16:30※受付時間
【定休日】
無休

散策にお役立ち!マップをGETしよう!

地元のまちづくり協議会が配布している、三津浜散策を楽しめる各種マップがあります。

⚫︎三津浜町歩きマップ
⚫︎三津浜お散歩マップ
⚫︎神社&お寺おまいりマップ)

上記のマップが置かれているのは

⚫︎三津浜交流館(三津駅内)
⚫︎松山市役所 三津浜支所
⚫︎ミツハマル
⚫︎三津浜港フェリー乗り場
⚫︎三津の渡し
⚫︎三津厳島神社
などで、設置場所は随時増設しているようです。

手書きのコメントやイラストが描かれており、可愛くて読み応えのあるマップになっていますよ。
町の史跡や食事処などの見どころが分かりやすくまとめられています。

ぜひ手に取り、ご自身のお気に入りスポットを探してみてください。

ノスタルジックな三津浜商店街

伊予鉄道「三津駅」から歩いてすぐの立地にある「三津浜商店街」は、地元の商店や飲食店が軒を連ねる、地域の活気ある商店街です。昔ながらの雰囲気や温かみを感じることができます。食品店、雑貨店、飲食店、カフェなど様々な種類の店舗が並んでいて、近年では移住者が新たにオープンしたお店も増え、行列になることも。若者の訪問者も増えています。

地元の特産品やお土産、新鮮な食材、地元料理なども楽しむことができ、新鮮な魚も魅力です。

商店街は徒歩で回れる広さなので、気になるお店をチェックしてみてください。

夏には「松山港まつり」も

三津浜で開催される県内最大級の花火大会「松山港まつり」は、約1時間にわたって1万発の花火が夜空を染め上げます。

有料席は人数に応じたテーブル席といす席用意しており、事前販売と当日販売があります。四国最大級の15号玉をはじめ、陸上、海上、水中花火の構成はどこから観ても立体的に見える様に工夫されています。海上からの観覧のために、遊覧船やクルーズ船も運行されます。

会場には出店も多く、近隣の三津浜商店街の店舗もお祭りメニューを店頭で販売していて、グルメも満喫できます。

神秘的な絶景スポットは一見の価値あり!

三津浜エリアから北へ約5km先にある「白石の鼻」。

海面上に浮かぶ神秘的な花崗岩の巨石群です。

昔から自然に積み上げられたと伝えられていましたが、近年になり岩の中央部の空洞から春分、秋分の前後の数日間に夕日が差し込むことが判明し、古代の太陽観測装置などではと調査が進められています。

また、岸辺から海上にかけて人工的に積み上げられたとされる形跡も発見され、謎はますます深まっている場所です。

岸辺には「白石龍神社」が祀られており、神聖な空気の漂うパワースポットとして注目を集めています。

フォトジェニックな写真が撮れるので、SNSに投稿する人も多いようです。

公共交通機関は通っていませんが、車で旅行に来ている方にはぜひ寄ってみてほしいスポットです。

港町で新たな発見のある旅を

松山市の西部に位置し、昔から漁業と商業で栄えた、三津浜地区

JRと伊予鉄道が通っており、様々な飲食店や映えスポットも増えていて、年齢を問わず楽しめる町です。
松山市の中心部からも遠くなく、気軽に行けるのがポイントです。

「道後温泉」「松山城」などの山に囲まれたエリアとはまた違った景色を楽しむことができます。波の音を聴きながら、のんびりとした時間を過ごされてはいかがでしょうか。

道後エリアの記事はこちらから。

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