富山市ガラス美術館
自然光が注ぐ木造の吹き抜けが特徴の美術館
旅程に入れた人 213好き 3滞在 1h
2階から6階まで続く富山県産材のルーパーで作られた吹き抜けが魅力的な富山市ガラス美術館。富山県にゆかりのあるガラス作家さんの作品が約50点展示されています。色とりどりにきらめく世界はまるで万華鏡の中に迷い込んだようです。
見どころ

隈研吾デザインの煌めく建物
TOYAMAキラリの建物はとってもユニーク。東京オリンピックのメインスタジアムとして使用された「新国立競技場」を設計したことでも知られる、世界的建築家・隈研吾のデザインです。遠めに見ても際立つその外観は、ビル自体がアートのようにユニークな造形です。公式サイトによると、立山の氷の岩脈とガラスのアートを重ねたようなイメージのようです。キラキラ反射して見えるのは、ただのガラスではなく、御影石・ガラス・アルミという富山の名物である異素材を組み合わせることにより、角度によって異なる輝きを生み出す外観となっているそうです。

木の温もりと光に満たされる館内空間
未来的な外観と打って変わって、館内に入ると、複雑に組まれた木に囲まれた空間が広がります。その空間は、圧倒的な木の存在感がありながら、光に満ち溢れていて開放的。まさに異空間という雰囲気です。不思議なくらいに木々に溶け込むエスカレーターを上がり、上から階下をのぞき込むと、フロアが螺旋のように見え、また違った印象を覚えます。ガラスのアート作品を観る前に、まずはこの建築物という巨大なアートを鑑賞してくださいね。
見どころをすべて見る(8)

魅惑的なグラスアートガーデン
常設展のうち、6階で開催されているグラス・アート・ガーデン。現代ガラスアーティストの巨匠デイル・チフーリ氏の5つの作品が展示されています。1992年にアメリカで最初に人間国宝に選定されたという経歴の持ち主です。デイル・チフーリ氏が富山のガラス博物館のために制作したガラスアートは全て「インスタレーション作品」といわれる表現方法で展示されています。それは、空間全体を作品として、観客もそのアーティストの世界観を体験できるというもの。ぜひ、最高峰のガラスアートを体感してみてください。
多彩な展示、グラス・アート・バサージュ
グラス・アート・バサージュは、2階から4階のパブリックスペースに設けられているアート作品です。アート作品が並ぶ路地を歩くように鑑賞できる、リズミカルな展示がしてあるのが特徴です。富山ゆかりのアーティスト達による独創的な作品を一度に楽しむことができます。作品は定期的に差替えられるので、公式のHPでチェックしてくださいね。
特別に出会えるミュージアムショップ
日当たりのいい2階の一角には、ミュージアムショップがあります。デイル・チフーリ氏の作品集、ポストカードなどをはじめ、富山市ガラス美術館でしか手に入らないものもたくさんあり、センスのいいお土産やプレゼントにぴったりのものが見つかるかもしれないですよ。特に、富山のアーティストによる、ガラスの雑貨の数々は、とても繊細で温かみを感じます。旅行の記念に、ご自宅用に購入するのもいいですね。
光溢れるカフェで優雅なひと時
時間に余裕があったら、是非利用していただきたいのが2階にあるカフェ「「FUMUROYA CAFE TOYAMAキラリ店」。実はこちらはお隣石川県金沢市の老舗店「加賀麩 不室屋」が出店しているお店になります。麩を使ったフレンチトーストやケーキなど、お皿に美しく盛られたスイーツはまるでアート作品のようですよ。お食事もできるので、素敵な空間でゆっくりランチもいいですね。
本に囲まれる幸せな時間
3階から5階にかけて、美術館と反対側にある図書館。富山市立図書館の本館というだけあり、豊富な蔵書が揃っています。本を選んだり勉強をしたり、思い思いに過ごしている利用者がいて、美術館と併設しているのを忘れるくらい静かな時間が流れており、不思議な感覚になります。ここは、図書館にありがちな閉塞感は全くなく、隈研吾氏のデザインした独特な空間と、ずらりと並ぶ本が絶妙にマッチしています。本好きにはたまらない、居心地のいい場所ですよ。
周辺の駐車場を利用しましょう
残念ながら、ガラス美術館には専用の駐車場はなく、また利用すると割引がある駐車場もありません。自家用車で来た場合は周辺の立体駐車場やコインパーキングなどを利用することになります。最も利用しやすいのは、美術館のすぐ横にある立体駐車場「チューゲキ西町パーキング」です。時間単位の料金は相場程度で、最大料金設定が平日500円、土日祝日は600円と設定されているので、周辺の観光にも適しています。道路を挟んで迎えにあるデパート「大和」に連結している「グランドパーキング」は、平日30分100円、土日祝日は20分100円で最大料金がないのでちょっと高い印象ですが、大和で2,000円以上お買い物をすると駐車場利用が2時間無料になるので、ついでがある場合はお得かもしれません。コインパーキングもたくさんあり、西町の中心から離れている方が当然ですが安くなる傾向にあります。いずれにせよ、街中なのでどこにも停めることがない事態になることはめったにありませんが、周辺の駐車場情報はチェックしてからお出かけした方が良さそうです。
常設展示は一般200円、高校生以下は無料
富山市ガラス美術館は、図書館やカフェなどが一体になった複合施設「TOYAMAキラリ」内にあります。キラリに入るのは無料なので、図書館やショップなどを自由に見て回ることができます。ガラス美術館のスペースはそれほど広くなく、常設展を観るためには入場料200円(一般・大学生)がかかりますが、高校生以下はなんと無料。企画展は別途観覧料がことなります。
常設展は30分~1時間目安
館内は広々としていますが、ガラス美術館よりも図書館にスペースを使われている印象。ガラス美術館の常設展は4階~6階の一部となっており、企画展は2階~3階で行われています。常設展示のみなら、平均では30分程度、じっくりゆっくり回っても1時間くらいでしょうか。企画展は内容や込み具合にもよりますが、平均して1時間弱程度かと思われます。合計すると1時間半~2時間くらいをめどにするといいかもしれません。美術館以外にも、キラリの中には見どころがたくさんありますので、ショッピングやランチをすると滞在時間はプラスされます。ゆっくりと満喫してくださいね。
基本情報
- 住所
- 〒930-0062 富山県富山市西町5−1
- 営業時間
- 月曜日: 9時30分~18時00分、火曜日: 9時30分~18時00分、水曜日: 9時30分~18時00分、木曜日: 9時30分~18時00分、金曜日: 9時30分~20時00分、土曜日: 9時30分~20時00分、日曜日: 9時30分~18時00分
- 公式
- https://toyama-glass-art-museum.jp/
- 電話
- 076-461-3100
営業時間・料金・定休日は変わることがあります。おでかけ前に公式情報をご確認ください。
地図で見る(Google マップ)





