
旅行プランを自動作成するAIの使い方|入力する条件と確認箇所
写真: Prosopee / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
AIで旅行プラン作り、集める・並べる・分けるをアプリで。
LIKEで場所を集め、AIが順番を組み、費用は割り勘で精算します。
スマホで読み取ってアプリをひらく
アプリはスマートフォン向けです。カメラを向けるとインストール画面が開きます。
AIに「京都で2泊3日のプランを作って」と頼むと、行程表はすぐ出てきます。けれども実際に持って出ると、10時開館の施設に9時20分に着いたり、昼食の店が14時30分にラストオーダーを終えていたりします。出力が悪いのではなく、判断に必要な条件を渡していないだけです。
旅程づくりで手間がかかる工程は、だいたい決まっています。行きたい場所を集める、位置でまとめる、移動時間を見積もる、営業時間と突き合わせる、費用を分ける。この5つです。ここでは各手順で自分が決めることと、機械に任せられる計算を分けて書きます。
💡 まず完成形のイメージを見たい方は、AVA Travelアプリで実際に作られた旅行プランの一覧を確認できます。→ プラン一覧を見る
先に全体像です。自分で決めるのは好みと予算、機械に渡すのは計算、という線引きで分けています。
| 手順 | やること | 自分が決めること | 計算に任せる部分 |
|---|---|---|---|
| 1 | 行きたい場所を集める | 候補に入れるかどうか | ― |
| 2 | 位置でまとめる | 何日目にどの方面へ行くか | 地図上の位置関係の把握 |
| 3 | 移動時間を見積もる | 手段(電車・バス・徒歩・車) | 所要と乗り換え時間の合算 |
| 4 | 営業時間と突き合わせる | 優先する予定 | 開館時間・定休日との照合 |
| 5 | 費用を出して分ける | 誰が何を払うか | 合計と1人あたりの精算額 |
行きたい場所を集め、位置でまとめ、移動を見積もる。手作業だと手間のかかる工程を、LIKEとAIの旅程作成に任せられます。最後は同行者と共有し、費用も分けられます。
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この順番には理由があります。手順2の位置でまとめる作業を飛ばすと、手順3以降が全部やり直しになるからです。1日目に北、2日目に南、と決めてから所要を計算するぶんには修正は局所で済みますが、候補を並べた順に時間を計算してしまうと、後から方面を入れ替えたときに全時刻がずれます。
候補集めの段階で時間を使いすぎないでください。1日あたりに入る予定の数には上限があり、20か所リストアップしても2泊3日なら大半は落ちます。
本記事では、以下の前提で行程を組みます。滞在時間と移動時間を足した数字です。
| 組み方 | 1か所あたりの見込み | 1日に入る数 | 拘束される時間 |
|---|---|---|---|
| さっと回る | 滞在60分+移動30分 | 4〜5か所 | 6時間〜7時間30分 |
| じっくり見る | 滞在120分+移動30分 | 3か所 | 7時間30分 |
| 子ども連れ | 滞在90分+移動45分+休憩30分 | 3か所 | 8時間15分 |
| 移動日(初日・最終日) | 上記から2〜3時間を差し引く | 1〜2か所 | 3〜4時間 |
子ども連れの行だけ休憩を別に立てているのは、授乳やおむつ替え、昼寝の時間が読めないためです。3か所で8時間を超える計算になるので、4か所目を入れるなら1か所削るという判断になります。
位置でまとめる作業は、地図に全候補を落とすところから始めます。紙の地図でもかまいませんが、候補が10を超えると手では追えません。この工程は、LIKEした場所が自動で地図に集まるアプリを使うと省けます。
検索で出る「所要25分」は、たいてい乗っている時間です。実際に消える時間はこれより長くなります。
| 手段 | 見積もりの出し方 | 上乗せする時間 |
|---|---|---|
| 徒歩 | 道路距離80mを1分で換算(不動産の表示に関する公正競争規約の基準) | 坂・信号・地下通路で1〜2割 |
| 電車 | 乗車時間+乗り換え | 乗り換え1回につき5〜10分、改札から地上まで5分 |
| 路線バス | 時刻表の所要 | 待ち時間(1時間に2本なら最大30分)、渋滞 |
| レンタカー | 走行時間 | 駐車場を探して停めて戻るまで15〜20分 |
| タクシー | 走行時間 | 配車待ち5〜15分 |
徒歩の換算は不動産広告で使われている基準で、道路距離80mにつき1分、端数は切り上げです。荷物を持っているときや雨の日はこの速度では歩けません。
ずれる理由は3つに集約できます。第1に、乗車時間だけを見て駅構内の移動を数えていないこと。第2に、本数の少ない路線で待ち時間を数えていないこと。第3に、施設に着いてから入口までの距離を数えていないことです。大きな公園や港湾部の施設では、最寄りの停留所から入口まで10分近く歩くことがあります。
📱 ここまでの「候補を地図に置いて、方面ごとにまとめ、移動時間を足し直す」作業は、AVA Travelならかんたんになります。気になった場所をLIKEするだけで地図に位置関係がまとまり、AIが移動時間をふまえた旅程を自動で作ります。→ アプリで旅程を組む
ここが一番、手作業の負担が大きい工程です。施設ごとに調べる項目が違い、しかも例外期間があります。
| 確認する項目 | 見落としやすい点 | どこで確認するか |
|---|---|---|
| 開館・閉館時間 | 季節で変わる(夏期延長・冬期短縮) | 施設公式サイト |
| 最終入館 | 閉館の30分〜1時間前で締まる | 施設公式サイト |
| 定休日 | 祝日なら開館し翌日が休み、という振替 | 施設公式サイト |
| 臨時休館 | 展示替え・設備点検・年末年始 | 公式のお知らせ欄 |
| 飲食店のラストオーダー | 昼の部と夜の部で中休みがある | 店舗公式(補助としてRetty) |
| 予約の受付開始 | 前月◯日から、抽選制などの条件 | 施設公式の予約ページ |
「毎週◯曜休館」と書いてあっても、特定の期間は無休というケースがあります。 桜や紅葉の時期、大型連休、企画展の会期中などです。逆に、通年営業の施設が展示替えで1週間止まることもあります。行く日が決まっているなら、曜日ではなくその日付のカレンダー表示を見てください。
飲食店については、営業時間と料金は店舗の公式情報が最優先です。口コミサイトの情報は更新が遅れることがあるため、補助として使う程度にとどめます。
費用でもめるのは金額そのものではなく、誰が何を立て替えたかが分からなくなることです。費目ごとに支払い担当と精算の単位を先に決めておくと、現地で記録するだけで済みます。
| 費目 | 支払いの形 | 精算の単位 |
|---|---|---|
| 宿泊 | 代表者が一括で予約 | 人数で等分 |
| 交通(乗車券・ガソリン・高速) | 代表者が立て替え | 人数で等分 |
| 入場料・拝観料 | 各自 | 精算不要 |
| 食事 | その場で誰かが払う | 回ごとに記録して最後に相殺 |
| 土産・個人の買い物 | 各自 | 精算対象にしない |
計算例を1つ挙げます。4人で2泊3日、宿泊が合計66,000円、レンタカーとガソリン・高速代で27,000円かかったとします。合計93,000円を4人で割ると1人23,250円です。ここに食事の立て替えが加わると、支払った人と金額を回ごとに記録しなければ精算できません。旅行中に記録しておくのが唯一の方法で、帰ってから思い出す作業には時間がかかります。
5つの手順のうち、自分の判断が要るのは手順1の「行きたいかどうか」と、手順4の「どれを優先するか」だけです。残りは計算で、しかも候補が増えるほど手作業では追えなくなります。10か所の候補を2日に振り分けて、それぞれの移動時間を足し、開館時間と突き合わせる作業は、紙の上だと1時間仕事です。AVA Travelなら、気になった場所をLIKEするだけで地図に位置関係がまとまり、AIが移動時間をふまえた旅程を自動で作ります。できた旅程は同行者と共有でき、旅行中の支出は割り勘で精算できます。まず候補を10か所ほどLIKEして、地図に出た位置関係から方面を決めてみてください。
行き先と日数だけでなく、出発地と到着時刻、宿泊場所、同行者の構成(子ども連れかどうか)、移動手段を伝えてください。この5つが揃うと、1日に入る予定の数が決まります。子ども連れなら滞在90分+移動45分+休憩30分で3か所、大人だけでさっと回るなら滞在60分+移動30分で4〜5か所が目安です。
乗り換え1回につき5〜10分、改札から地上に出るまで5分、駐車場の出し入れに15〜20分を上乗せしてください。徒歩は道路距離80mを1分で換算しますが、これは荷物がない平坦な道での基準です。本数の少ない路線バスでは、待ち時間が運行間隔の分だけ発生する前提で組みます。
最初に見るのは営業時間との整合です。最終入館が閉館の30分〜1時間前に設定されている施設は多く、閉館時刻に合わせて組むと入れません。次に定休日、そのうえで飲食店のラストオーダーと中休みを確認します。移動の順番は、方面がまとまっていれば大きく直す必要はありません。
※料金・営業時間は2026年9月15日時点で確認したものです。施設の開館時間・定休日・料金は変更されることがあるため、訪問前に各施設の公式サイトで最新情報を確認してください。
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