帯広観光の穴場スポット6選とおすすめホテルを徹底解説

帯広

農業や酪農などが盛んに行われ、北海道の食料基地としての役割も担う帯広市。緑あふれる自然や、雄大な景色が見れることから多くの旅行者を魅了する人気の観光都市の一つです。

本記事では、定番の観光スポットではなく帯広市のあまり知られていない穴場の観光スポットを解説します。帯広旅行が初めての人はもちろん、2回目・3回目の人も新しい発見があること間違いなしです。
また記事の後半では、帯広観光の拠点としてもおすすめのホテルも合わせて紹介します。旅の計画の参考に本記事をご活用ください。

帯広市へのアクセス方法について

はじめに、帯広市へのアクセス方法については解説します。帯広市は十勝地方のほぼ中央に位置しています。市内最大の駅は、JR帯広駅。北海道の県庁所在地である札幌からは特急列車を利用して、約2時間30分程度でアクセスをすることができます。

空の玄関口である、帯広空港(とかち帯広空港)から市内までは、レンタカーや連絡バスを利用して約30分程度の道のりです。

帯広空港へは羽田空港からJALやAIR DOが定期便を運行しています。その他の空港からアクセスをする場合は、直行便がないため羽田空港で乗り換えを行ってください。
一部の路線では、乗継割引運賃が設定されています。

帯広市のおすすめ穴場観光スポット6選

ここからは、帯広市内の穴場の観光スポットを6つご紹介します。

緑ヶ丘公園

緑ヶ丘公園

50.5ヘクタールの広大な敷地を持ち、北海道立帯広美術館、おびひろ動物園、帯広市児童会館などの施設を敷地内に持つのが「緑ヶ丘公園」です。JR帯広駅からは、車で10分ほどの場所に位置しています。

公園内は緑豊かな環境で、遊歩道が整備されているためランニングやウォーキングを楽しむ帯広市民が数多く訪れています。冒頭で紹介した施設以外にも、ジャングルジムや水遊びができる遊具が置かれた児童遊園(子ども向けの遊具)、18ホールを有するパークゴルフ場、3面のテニスコートなど体を動かして遊べる設備も充実しています。

春になるとお花見を楽しめる「桜の並木」も人気スポットの一つ。お弁当などを持参して、桜を眺めながらのピクニックができるエリアも用意されています。
また「グリーンパーク」には、かつて世界一「長いベンチ」としてギネスブックにも掲載された「400メートルベンチ」が置かれているのも帯広市にある「緑ヶ丘公園」です。

緑ヶ丘公園
住所:北海道帯広市緑ケ丘2

帯広の森

帯広の森

※画像はイメージです

JR帯広駅からは車で約15分。市街地を抜けた場所に広がる敷地面積が406.5ヘクタール、総延長はなんと11キロという広大な広さを持つのが「帯広の森」です。
昭和50年(1975年)にスタートした100年にわたる長期プロジェクトで、市民による森づくりが行われています。スタートから50年近くたった現在では、多くの木々が生育し森の姿をつくり出し観光スポットとしても楽しめる場所になっています。

帯広の森の中には様々な施設が点在しています。「もりの山」は標高95メートル。市街地の様子や日高山脈を眺めることのできるビュースポットです。日中はもちろん、夜になると市街地の夜景が見えるデートスポットとしてもおすすめです。
都市農村交流センター「サラダ館」では、地元の野菜を使ったレストラン、野菜の直売などを実施しており味覚でも帯広の森をお楽しみいただけます。

その他には、テニスやプールなど30種類以上のスポーツが楽しめる様々な施設も充実。緑豊かな環境の中で体を動かせば、爽快感も抜群です。

帯広の森
住所:北海道帯広市

北海道立帯広美術館

北海道立帯広美術館

陽の光が差し込む大きなガラス窓がついたエントランスが目を引く施設が「北海道立帯広美術館」です。冒頭でご紹介した緑ヶ丘公園の一角に位置しています。

北海道立帯広美術館では、下記の3つの収集方針に沿った美術品のコレクションが行われています。

  • 道東の美術:十勝、釧路、根室、オホーツクにゆかりのある作家の作品を収集
  • プリントアート:近現代を主とし、国内外の版画を中心として、すぐれたプリントアートを収集
  • 西洋の美術:フランス19世紀のバルビゾン派の作品などを核に西洋の美術作品を収集

収集された作品たちは常設展示やイベントなどで公開が行われています。

また期間限定で開催される展覧会も見どころのポイント。北海道や地域の作家とコラボした、ここでしか見ることのできない内容が人気です。イベントの詳細は、公式ホームページでご確認をお願いします。

北海道立帯広美術館
住所:北海道帯広市緑ケ丘 公園内

十勝川公園パークゴルフ場

十勝川公園パークゴルフ場

画像はイメージです

体を動かして帯広を満喫したい方におすすめのスポットが、十勝川の河川敷にある「十勝川公園パークゴルフ場」です。JR帯広駅からは車で8分でアクセスできます。
知らない人もいるかも知れませんが、パークゴルフは北海道が発祥のスポーツであることでも有名です。

十勝川公園パークゴルフ場のコースは全36ホール。パーは66、総距離は937メートル、ロングは90メートルです。
クラブやボールなどの貸し出し品はありませんが、無料で利用ができるのは利用者にとって嬉しいポイント。駐車場も無料で開放されているため、マイカーやレンタカーを利用してアクセスをする際も安心です。

コースの難易度は平坦な場所が多いため、初心者でも気軽に楽しむことのできる設計です。

十勝川公園パークゴルフ場
住所:北海道帯広市東6条北1丁目

ひまわり温泉

帯広市を中心に湧き出る、植物由来の有機物を多く含み、美人の湯としても有名なモール温泉を日帰りで楽しめる施設が「ひまわり温泉」です。JR帯広駅からは、車で8分ほどの場所に位置しています。

男女別に別れた大浴場には、電気風呂・泡風呂・TV付き露天風呂を完備。露天風呂は太陽や星空を眺めることのできる開放感ある作りが特徴。雨の日でも快適にお風呂につかれる、屋根の付いたスペースも用意されています。
また近年人気のサウナに関しては、フィンランド式でセルフロウリュにも対応しています。平日は23時、土日は23時30分まで営業しているため仕事終わりの会社員の方の利用も多いです。

その他館内には湯上り後の時間をゆっくりと過ごせるマッサージチェアー、美味しい料理を楽しめるお食事処も用意されています。

ひまわり温泉
住所:北海道帯広市西11条南32丁目7-2

帯広百年記念館

帯広百年記念館

1982年に開館し、十勝の歴史・産業・自然を紹介する総合博物館が「帯広百年記念館」です。冒頭でご紹介した緑ヶ丘公園の一角に位置しています。

常設展示室では、イントロダクション「マンモスがいたころ」を皮切りに、十勝平野開拓の歴史や北海道の先住民族「アイヌ」について学ぶことができます。
パネルや書物による展示だけでなく、マンモスの複製や実際に使われていた農機具、オジロワシとカルガモの剥製など実物を見ながら歴史などを学ぶことができるのも帯広百年記念館の特徴の一つ。
大人だけでなく、子供たちの学習の場としても活用いただけます。

常設展示以外にも、期間限定の展覧会やイベントが開催されています。参加型のイベントも有るため、最新の情報や申込み方法については公式サイトも合わせてご確認をお願いします。

帯広百年記念館
住所:北海道帯広市緑ケ丘2

帯広市のおすすめホテル3選

最後に、北海道・帯広市の観光の拠点としてもおすすめのホテルを3つ紹介します。帯広は十勝川温泉などいくつかの宿泊施設が集まるエリアがありますが、今回は帯広駅周辺のホテルをまとめて解説します。

森のスパリゾート 北海道ホテル

帯広市内中心部にありながら、豊かな森に囲まれた自然を満喫できるホテルが「森のスパリゾート 北海道ホテル」です。JR帯広駅からは車で5分程度でアクセスできます。
現在のホテルの前身である「北海館」は1899年に創業。125年ほどの歴史を持つ、帯広市内でも老舗ホテルの一つです。

客室は、ガーデンウィングと日高ウィングの2つのエリアで構成。合計6タイプを用意しています。
最もグレードの高い「プレミアム・スパスイート」のお部屋は広さ81平米。通常のベッド2台の他にデイベット、暖炉、モール温泉が楽しめる客室露天風呂、テラスが完備された贅沢なお部屋です。
最大4名まで宿泊可能でリビングスペースもしっかりと設けられているため、大人数の利用でも使い勝手が良いのが人気です。

ベーシックな「ガーデンツイン」のお部屋は大きな窓から周囲の自然を見渡せる、開放感ある雰囲気が特徴。広さは31平米。ひろびろとした作りのため、大きな荷物があっても快適に宿泊できます。

大浴場では北海道遺産にも認定されている「モール温泉」をお楽しみいただけます。岩で作られた露天風呂と、内湯にはジャグジーを含む3つの浴槽、セルフロウリュウのできるサウナ・水風呂が用意されています。

お食事は館内にある7つのレストランやカフェをご利用ください。和洋・鉄板焼など様々な料理を提供するお店が並ぶため長期滞在でも飽きることがありません。
5月~10月の限定で、屋外でお食事が楽しめる「ガーデンテラス」も人気のお店の一つです。

森のスパリゾート 北海道ホテル
住所:北海道帯広市西7条南19丁目1

リッチモンドホテル帯広駅前

JR帯広駅前からは徒歩1分。大きな荷物があっても移動に不自由しない、アクセス抜群のホテルが「リッチモンドホテル帯広駅前」です。

客室は全部で4タイプ。すべてのお部屋に快適な睡眠が確保できるデュベスタイルのベッド、パソコンなどの作業ができる大型デスクと明るい照明、ズボンプレッサーや消臭剤など旅行中のちょっとしたストレスを解消できるエチケットアイテムを完備しています。

最もベーシックな「シングルルーム」は広さ18.5平米。ダブルサイズのベッドと硬さの違う2種類の枕を用意しています。
少し広々とお部屋を使いたい方や家族旅行におすすめのお部屋が「ハリウッドツインルーム」。24〜27平米の広さがあり、ベッド横にはソファーとテーブルも設置されています。

ホテル滞在時の楽しみの一つである朝食は和・洋・中のバランスが取れたビュッフェ形式でご提供。帯広名物の「豚丼」や北海道ならではの「海鮮丼」などが人気です。
宿泊者は大人(中学生以上)1,800円、お子様(小学生)900円で利用できます。

またリッチモンドホテルでは、リッチモンドクラブと呼ばれる嬉しい会員サービスを実施しています。会員に登録をすることで無料でお昼12時までのチェックアウト時間の延長、レストランの10%割引などを受けることが可能です。詳細は公式サイトも合わせてご確認をお願いします。

リッチモンドホテル帯広駅前
住所:北海道帯広市西2条南11丁目17

プレミアホテル-CABIN-帯広

JR帯広駅からは徒歩3分、市内中心部にありながら温泉も楽しめるちょっとリッチなビジネスホテルが「プレミアホテル-CABIN-帯広」です。

人気の大浴場は、「美人の湯」としても知られているモール温泉を使用。ビジネスホテルでありながら、広々とした設計で内湯・サウナ・石造りの露天風呂をお楽しみいただけます。
14:00~23:00(最終入場22:00)までは、日帰り入浴も実施しているためホテルに宿泊をしていなくとも利用可能です。

客室は落ち着いたトーンで統一された、全5タイプを用意。最もベーシックなシングルルームは、広さ13~14平米。140センチ幅のダブルベッドと選べる硬さの枕を用意しているため、体の大きな人でも快適に睡眠の確保が可能です。喫煙・禁煙ルームが選択できるため、利用者にとっては嬉しいポイントです。

朝食は13階にあるレストラン「ハレル」でビュッフェスタイルでご提供。北海道の銘柄牛を使用したローストビーフや焼き立てのクロワッサンなど、60種類近いメニューを用意しています。
道産米や十勝の食材を利用した料理が多いのも、人気の理由の一つです。

プレミアホテル-CABIN-帯広
住所:北海道帯広市西1条南11丁目

北海道の大自然を感じる旅をするなら帯広へ行こう

帯広市内にある穴場の観光スポットとおすすめのホテルを解説しました。帯広市内には自然を楽しめるスポット、日帰り温泉施設など様々な種類の観光スポットが点在しています。
性別や年代を超えて楽しめるところばかりのため、家族旅行やグループ旅行にもおすすめの街です。

本記事は、帯広市の穴場観光スポットに焦点を当てて解説しました。その他にも帯広市には、人気の観光スポットなどがまだまだたくさんあります。その他の情報は、下記の記事やAVA TravelのAI相談など活用して検索をしてみてください。AI相談では、あなたに合ったおすすめ観光スポットなどの情報も見つかります。

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