熱海で1泊2日のおすすめモデルコース!女子旅やカップルなどに人気の見どころ満載

熱海海上花火大会

熱海は静岡県にある人気の温泉リゾート地です。街中で温泉を楽しめる他、海の近くならではの海鮮グルメ、自然や歴史を感じる風情ある街並みなど、魅力がたくさんあります。

本記事では熱海の定番スポットから穴場を厳選し、女子旅や子供連れにおすすめの1泊2日のモデルコースをそれぞれご紹介します。是非旅の参考にしてみてくださいね。

熱海は都内から気軽に行ける人気観光地

熱海

熱海は温泉やグルメが楽しめることから、女子旅や子供連れ、カップルでの旅行先として日本屈指の人気を誇ります。さらに、東京駅から新幹線を利用すれば約35分で行けるので、気軽に日帰り観光するのにもおすすめ!

花火大会やアクティビティーなど、季節のイベントも豊富に用意されているので、大人から子供まで存分に観光を満喫できるのも魅力のひとつです。

人気の写真映えスポットを巡る!女子旅モデルコース

まずは、女子旅におすすめのモデルコースをご紹介します。熱海で人気の定番スイーツから写真映え抜群の話題のスポットまで、可愛いや美味しいをたっぷりと味わい尽くしましょう!

<モデルコース>

1日目 熱海銀座商店街でレトロな街を散策→(徒歩約1分)→熱海プリンで口溶け滑らかなプリンに感動→(バスで約15分)→ACAO FORESTでSNS映え抜群の写真を撮影→(バスで約15分)→熱海城で威厳あるお城と街の景色を一望

2日目 お宮の松で銅像と一緒に記念撮影→(徒歩約10分)→人気のCAFE KICHIでランチ→(バスで約35分)→MOA美術館でアートに触れる→(バスで約20分)→伊豆山神社で良縁祈願

ここからは各観光スポットの魅力について、さらに詳しく解説していきます。

熱海銀座商店街

熱海銀座商店街

熱海銀座商店街は、熱海駅から徒歩約12分の場所に位置する商店街です。かつては熱海の中心地として多くの人でにぎわい、今でもそのレトロな建物や昭和の趣を残す喫茶店などが魅力です。商店街を歩くと、吊るされた干物やノスタルジックな路地など、変わらない日本の風景に出会うことができます。

最近では地元の素材を使ったモダンなカフェや、地元の人と旅行者が交流するゲストハウスなどもオープンし、リノベーションの雰囲気を感じられる通りとなっています。

熱海銀座商店街

熱海銀座商店街で楽しみたいのが、なんといってもグルメ!商店街には多彩な店が軒を連ね、海の幸をふんだんに使った海鮮食堂はもちろん、話題のスイーツまで、目と舌の両方で味わえますよ。

商店街は熱海駅から少し離れている場所にあるため、店の混雑も比較的少ないのもうれしいポイントです。穴場のグルメスポットとしてもファンの間で人気があります。レトロな店内での記念撮影も外せません。

住所:静岡県熱海市銀座町11
アクセス:JR熱海駅から徒歩約12分

熱海プリン

熱海プリン

熱海プリンは、熱海で愛されている名物スイーツです。毎日ひとつひとつ丁寧に手作りされるプリンは、シンプルな素材となめらかな舌触りが人気の逸品です。

店は熱海銀座商店街のレトロな街並みに突如現れる、可愛らしいカバのキャラクターのピンクの暖簾が目印。1階でプリンを購入でき、店内でも味わうこともできます。

定番のプリンからさまざまなフレーバーのプリン、さらにアイスクリームやユニークなドリンクなど、目移りしてしまうほど豊富なラインナップとなっています。

熱海プリン

熱海プリンの人気の秘密は、その滑らかな口当たりと濃厚な味わい。微妙な湿度や温度を調整しながら繊細につくりあげられているのも特徴です。じっくりと丁寧に蒸しあげる工程は、熱海温泉の吹き上がる源泉からヒントを得たのだとか。

どこか懐かしさを感じる牛乳瓶に入っているのも、乙女心をくすぐります。熱海銀座商店街の雰囲気にも溶け込むデザインもポイント。可愛らしいパッケージを並べて写真撮影するのにもぴったりです。

食べ終わった後は、瓶を持ち帰って思い出にできるのもうれしいですよね。

住所:静岡県熱海市銀座町10−22 沢口ビル 1F
アクセス:熱海駅から徒歩約12分

ACAO FOREST(旧アカオハーブ&ローズガーデン)

ACAO FOREST

ACAO FOREST(アカオフォレスト)は、熱海の広大な丘陵地に位置し、13の個性豊かなテーマガーデンからなる人気の観光スポットです。

コバルトブルーに輝く海と空を背景に、バラや球根植物、ハーブ、宿根草などさまざまな植物によって作り出される美しい景色を楽しむことができます。

その他にも隈研吾氏が設計したカフェCOEDA HOUSE(コエダハウス)や、ハーブやアロマの手作り体験施設、さらにはお食事やショッピングが楽しめる商業施設ACAO ROSE SQUARE(アカオローズスクエア)などもあります。自然の中で、リラックスした時間を過ごすことができますよ。

ACAO FOREST

世界一広いガーデンを目指して造られた花の楽園は、20万坪の広大な土地に広がっています。ランドスケープデザイナー・白砂伸夫氏の監修によるデザインが施されている庭園は、まるで絵画のよう。

バラの時期には、周辺と調和の取れる淡い色合いのオールドローズ、イングリッシュローズ、ツルバラなどが植えられ、これらのバラを主役として、ジキタリスやルピナスなどの宿根草が脇役として混植されています。

色鮮やかな花々が咲き誇るアーチや、海と空を背景に広がる庭園など、写真撮影を楽しみながら散策してみてはいかがでしょうか。

住所: 静岡県熱海市上多賀1027-8
アクセス:JR熱海駅から車で約10分

熱海城

熱海城

熱海城は、海抜120メートル余りに位置し、錦ヶ浦という名勝地のすぐそばにあります。パノラマの絶景や城内の充実した施設など、見どころたくさんの人気名所。歴史や自然の美しさを堪能できる魅力的なスポットとなっています。

日本の築城建築の頂点である桃山時代の様式を取り入れており、外装は5層、内部は9階の高層建築です。熱海城は、同時期に復興・再建された小田原城名古屋城大阪城などとともに、昭和34年に築城されています。

熱海城

熱海城はお城の外観を楽しむだけではなく、城内にも見どころがたくさんあります。

江戸時代の衣装に身を包み、タイムスリップしたような体験が楽しめる江戸体験コーナーでは、自由に衣装を選び記念撮影ができます。

特に地上43メートルからの360度パノラマの眺望は絶景で、熱海市街湯河原初島伊豆大島などが一望できます。春には庭園に桜が咲き誇り、ピンク色の絨毯が目下に広がります。

休憩には1階のバルコニーにある、ジェット付きの足湯がおすすめです。入城すると無料で利用でき、潮風を感じながら足を温めることができます。観光の疲れをじんわりと癒やしてくれますよ。

住所:静岡県熱海市熱海1993
アクセス:熱海駅から車で約10分

お宮の松

お宮の松

お宮の松は、海岸の国道沿いに位置し、多くの観光客が訪れる人気の写真スポット。

明治時代に熱海は文豪たちの居住地となり、さまざまな名作を生み出しました。その中でもひときわ有名だったのが、読売新聞に掲載された尾崎紅葉作『金色夜叉』でした。お宮の銅像はこの小説の名シーンを再現していて、主人公の間貫一が、宮を足蹴にして立ち去る別れの場面となっています。

お宮の松

お宮の松は銅像の隣にある、立派な松の木です。この松の木は2代目で、1966年に地元のホテルの寄贈によって植えられたのだとか。

お宮の松では夜になるとライトアップが行われるので、熱海サンビーチムーンライトビーチと合わせて訪れるのもおすすめ!幻想的な雰囲気のなか、風情ある散策を楽しめますよ。

『金色夜叉』の名セリフや感動的な場面を思い出しながら、お宮の松を訪れてみてはいかがでしょうか。

住所:静岡県熱海市東海岸町15−45
アクセス:JR熱海駅から徒歩で約10分

CAFE KICHI


※画像はイメージです。

CAFE KICHI(カフェ キチ)は、熱海仲見世商店街の路地にひっそりと佇む、隠れ家のようなカフェ。木造一軒家の古民家をリノベーションしており、ノスタルジックな雰囲気と共に、ハンドドリップの珈琲やスイーツを味わえます。

地元静岡の食材を大切にしているCAFE KICHIでは、自家製のスイーツや桜エビやしらすを使ったアラカルトメニューが並び、地元の味覚を存分に楽しむことができますよ。

カフェのインテリアはモダンなデザインでまとめられ、居心地の良さが感じられます。落ち着いた空間で、ゆったりとした時間を過ごしたい人におすすめです。

住所:静岡県熱海市田原本町5−9
アクセス:熱海駅から徒歩約2分

MOA美術館

MOA美術館

MOA美術館は、高台に位置する熱海屈指の美術館。膨大な数のコレクションやここでしか見られない重要文化財、さらに熱海の絶景が眺められることで年間を通して多くの観光客で賑わいます。アートが好きな人はもちろん、気軽に観光に訪れられる美術館です。

館内では東洋美術の絵画・書跡・工芸を中心に国宝3点、重要文化財67点、重要美術品46点を含む約3500点の収蔵品を誇り、数々の名作を鑑賞できます。特に尾形光琳の最高傑作とされる国宝『紅白梅図屏風』は期間限定公開で、毎年2月の公開に合わせて待つファンも大勢いるんだとか。

MOA美術館

美術館は7万坪にも及び、メインロビーや広場からは伊豆大島初島など、熱海の絶景が望めます。庭園では、春には桜やツツジ、初夏には新緑、秋には紅葉と、四季折々の景色を満喫できるのも魅力。

MOA美術館でアートと自然に囲まれながら、贅沢なリゾート気分を味わってはいかがでしょうか。

住所:静岡県熱海市桃山町26−2
アクセス:JR熱海駅から路線バスを利用して約30分

伊豆山神社

伊豆山神社

伊豆山神社は、熱海で人気の縁結びのパワースポット!かつての鎌倉幕府初代将軍・源頼朝と妻・北条政子が結ばれた場所であることから、恋愛成就や縁結びの神社として有名になりました。江戸時代には伊豆大権現とも呼ばれ、徳川家康も参拝に訪れた歴史のある神社です。

境内は約4万坪の広さがあり、本殿から本宮社へは、約1時間の道のり。ゆっくりと山道を登って途中にある他の神社や、周辺の景色を楽しみながら参拝をするのがおすすめです。さらに上に登ると、熱海市街と海の素晴らしい眺望を楽しむこともできますよ。

伊豆山神社

境内で特に注目なのが、こころむすびという言葉が掲げられた鳥居。フォトスポットとしても人気で、ハートの形のオブジェに、ピンクと白のおみくじが結ばれています。おみくじを引いたら、この鳥居に結びつけ、恋愛成就を祈願してみてはいかがでしょうか。

そのほかにも、ロマンスの物語が言い伝えられる腰掛け石や、神様が降り立つとされる光石など、さまざまなパワースポットがあるので、運気アップを狙いましょう!

住所:静岡県熱海市伊豆山708-1
アクセス:JR熱海駅から路線バスを利用して約10分

カップルモデルコースは穴場スポットで特別なひとときを

カップルにおすすめのモデルコースは、知る人ぞ知る穴場スポットやビーチでの散策など、特別なひとときを過ごせる観光スポットを厳選!熱海ならではの温泉やグルメはもちろん、デートにぴったりのロマンチックな雰囲気を存分に満喫しましょう。

<モデルコース>

1日目 家康の湯でゆったり足湯に浸かる→(徒歩約1分)→熱海仲見世商店街で食べ歩きやお土産探し→(徒歩約2分)→囲炉茶屋で海鮮料理を満喫→(徒歩約10分)→糸川遊歩道でのんびり散策→(徒歩約5分)→熱海サンビーチで夜景に感動

2日目 起雲閣で大正の文化財に触れる→(徒歩約10分)→熱海ロープウェイで海を一望→(徒歩約10分)→秘宝館でくすっと笑える大人のテーマパークを楽しむ

ここからは各観光スポットの魅力について、さらに詳しく解説していきます。

家康の湯

熱海駅

JR熱海駅のすぐ目の前に位置する家康の湯は、天然温泉を使用した足湯。旅の疲れを芯から癒やしてくれることで、観光客に人気のスポットです。

徳川家康が熱海に来訪してから、400年の記念事業として作られたこの足湯は、山から引いた本格的なかけ流しの温泉となっており、神経痛や筋肉痛、関節痛などさまざまな効能が期待できます。

家康の湯のお湯は約41度で、足をじんわりと温めてくれます。オリジナルタオルも100円(税込)で自販機で購入できるので、気軽に立ち寄ることができるのもうれしいですね。

営業時間終了の午後4時になると足湯のお湯を全て抜き、毎朝清掃後に新しいお湯を張っているので、清潔な足湯を安心して満喫できますよ。

家康の湯で、熱海の温泉文化を気軽に体験してみてはいかがでしょうか。

住所:静岡県熱海市田原本町11−1
アクセス:JR熱海駅から徒歩約1分

熱海仲見世通り商店街

熱海仲見世商店街

熱海仲見世商店街は、JR熱海駅からすぐの場所に位置し、毎日観光客でにぎわう人気のスポットです。長い歴史を持つ老舗店が多いのも特徴で、中には創業60年や70年といった名店も。日本の昔ながらの風情を感じながら、グルメやショッピングを楽しめますよ。

商店街には個性的な店舗が集まっており、レストラン、カフェ、寿司屋、干物屋、さらに伊豆半島の特産品が揃うお土産屋さんも充実しています。

熱海仲見世商店街

熱海仲見世商店街で特におすすめなのが、温泉まんじゅう。店先で蒸されている出来立ての温泉まんじゅうは、懐かしい味わいです。

商店街の中程にある丹那屋では、ウサギの焼き印が目印のむらさきいもまんじゅうが人気です。並んで蒸されている姿が可愛らしく、思わず足を止めてしまいます。

その他にも、熱海仲見世商店街にはさまざまな温泉まんじゅうのお店が立ち並んでいるので、食べ比べをしてみるのもおすすめです。

熱海ならではのグルメを食べ歩きをしながら、のんびりと商店街を歩いてみてはいかがでしょうか。

住所:静岡県熱海市田原本町6−2
アクセス:JR熱海駅から徒歩約1分

囲炉茶屋

※写真はイメージです

囲炉茶屋熱海仲見世商店街にある食事処で、伊豆や熱海近海の新鮮な魚介類を中心に、豊かな海の幸を味わえます。

昔ながらの古民家の店構えで、雰囲気作りにも細部までこだわりを感じる店内には、座敷や囲炉裏が備わっており、日本の文化を存分に感じられますよ。全国各地から取り寄せた様々な民芸品も、懐かしさを感じずにはいられません。囲炉裏の炎を眺めながらの食事は、大切な人との特別な時間をゆっくりと過ごすことができます。

囲炉茶屋では、朝穫れの食材や希少な魚なども取り揃えており、スタッフに今日のおすすめを聞くこともできます。お酒好きな人は、店主が厳選した、魚介に最適な日本酒も一緒に楽しんでみてくださいね。

住所:静岡県熱海市田原本町2−6
アクセス:JR熱海駅から徒歩約3分

糸川遊歩道

糸川遊歩道

糸川遊歩道は、熱海の中心部を流れる糸川に沿って散策できる人気のデートスポットです。

地元の人々が丹精込めて手入れをしている遊歩道は、季節によって移り変わる、美しい花々に囲まれています。毎年1月頃になると早咲きのあたみ桜が満開となり、絶景スポットとしても有名です。あたみ桜は明治時代にイタリアからもたらされた品種で、少し濃いめのピンク色が特徴です。

遊歩道には疲れた足を休めるためのベンチもあり、一息つくことができます。

糸川遊歩道

糸川遊歩道は昼と夜で、それぞれ異なる雰囲気を楽しめるのも魅力の一つです。昼間は自然の中で川の流れに癒やされながら散策し、夜にはライトアップされた遊歩道を歩きながら美味しい食事やお酒を味わうのもおすすめ。

桜やライトアップされた幻想的な場所で、ロマンチックなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

住所:静岡県熱海市銀座町3−17
アクセス:JR熱海駅から徒歩約15分

熱海サンビーチ

サンビーチ

熱海サンビーチは、ホテルが立ち並ぶ市街地に位置していながら、リゾート地のような雰囲気を漂わせる人気のビーチです。南国気分を味わいながら、砂浜を散歩したりできますよ。

長さ400メートルにわたるヤシ並木が続く砂浜と、コバルトブルーの海が広がっており、夏になると海水浴客でさらに賑わいます。海開き期間中は、午前9時から午後4時まで遊泳できます。

サンビーチ

夜になると、ビーチがライトアップされ、幻想的なムーンライトビーチへと変身します。世界的な照明デザイナー石井幹子氏が手がけた、日本初のビーチでのライトアップは話題性もばつぐん。

ビーチや遊歩道は、カップルや観光客に大人気で、ロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。さらに、7月下旬から8月にかけては熱海海上花火大会が開催され、一段と華やかな夜景を満喫できます。

さらに早朝には、水平線から昇る朝日がビーチや街を染める様子を見ることができ、息をのむほどの美しさです。

住所:静岡県熱海市東海岸町
アクセス:JR熱海駅から徒歩約10分

起雲閣

起雲閣

起雲閣は、熱海の三大別荘として有名な建物。熱海市指定の有形文化財にもなっており、かつては太宰治など、日本を代表する文豪にも愛された旅館でもありました。現在では、文化遺産として館内を見学することができます。

その歴史は、資産家の内田信也が実母の静養の場所として別荘を建てたことが始まり。伝統的な和風建築の佇まいと、斬新で先駆的な技術が用いられました。その後、石川県出身の桜井兵五郎により、別荘は旅館へと生まれ変わりました。加賀の青漆喰と呼ばれる、石川県加賀地方の伝統的な技法で塗られた群青色の美しい壁は、ひときわ目を惹きます。

敷地内には、市街地とは思えないほど緑豊かな庭園が広がっており、その広さはなんと1千坪にもなるんだとか。季節の花や草木など、古き良き日本庭園の美しさを感じられますよ。

起雲閣

日本家屋の美しさを保ちながら、中国、欧州などの装飾や様式が融合され、独特の雰囲気を醸し出す起雲閣。過去には人気のドラマなどの撮影舞台にもなっており、見どころがたくさんあります。

文豪の部屋では、名高い日本の文豪家が滞在した部屋を実際に見学できるほか、写真や資料の展示も鑑賞できます。

さらに喫茶店や食事処など、休憩できるスペースも充実しているので、のんびりと楽しめますよ。

住所:静岡県熱海市昭和町4−2
アクセス:JR熱海駅から車で約5分

アタミロープウェイ

アタミロープウェイ

アタミロープウェイは、温泉街に程近い熱海港近くから、八幡山山頂まで一気に昇ります。レトロなゴンドラに揺られながら、眼下に広がる美しい海の風景と、どんどん小さくなっていく熱海の街並みを同時に楽しめます。

ロープウェイの乗車時間は約3分間。街の喧騒を忘れて、自然の景色に癒やされながら、贅沢な旅のひとときを過ごせますよ。

アタミロープウェイ

ロープウェイの到着地点は、八幡山の頂上にあるあいじょう岬展望台。展望台からは目の前に広がる輝く海と、大空を一望できます。特に展望台にあるうみそらテラスからは、熱海で最も美しいと言われる絶景パノラマが楽しめますよ。

テラスにあるうみそらカフェでは、香り高いコーヒーや珍しいフレーバーのソフトアイスを味わうことができます。うみそらデッキで景色を眺めながら、一息つくのもおすすめです。SNS映え抜群のフォトスポットもあるので、思い出に残る記念撮影もできますね。

さらに展望台の一角には絵馬掛けがあり、うみそらカフェで購入したカラフルな絵馬に願いを書いて結べます。大切な人との願いを込めてみてはいかがでしょうか。

住所:静岡県熱海市和田浜南町8-15
アクセス:JR熱海駅から車で約10分

秘宝館

秘宝館

秘宝館は、ちょっとレトロな大人のためのミュージアムです。アタミロープウェイの山頂駅からすぐの場所にあります。館内には、笑いあり、セクシーあり、ホラーありと、多様な要素を楽しむことができます。

ユーモア溢れる道祖神信仰の展示や色っぽい蝋人形、さまざまなトリックが駆使されたミラールームがあり、五感で楽しめます。さらに、浦島太郎や一寸法師が現代に蘇り、珍説を語る姿には、思わずくすっと笑ってしまうでしょう。

秘宝館が織りなす摩訶不思議な世界は、熱海観光のお土産話にぴったり!非日常のエンターテイメントを体験してみてはいかがでしょうか。

住所:静岡県熱海市和田浜南町8−15
アクセス:JR熱海駅から車で約10分

アクティブに満喫!子供連れモデルコース

熱海には温泉やグルメの他にも、さまざまなアクティビティーが充実しています。子供連れの家族におすすめのモデルコースでは、子供が喜ぶエンターテイメント施設や、自然を満喫できる野外体験などをご紹介。家族みんなで、最高の思い出づくりをしましょう!

<モデルコース>

1日目 熱海トリックアート迷宮館でユニークな体験→(車で約15分)→熱海峠パラグライダーでスリリングな空中散歩に挑戦→(車で約10分)→マリンスパあたみで温泉やプールで癒やされる→(徒歩約5分)→熱海海上花火大会で夜空に煌めく花火に感動

2日目 珍しい形の走り湯を見学→(電車で約30分)→来宮神社で家族の健康祈願→(熱海港からフェリーで約30分)→初島で自然を満喫→(徒歩約1分)→食堂街で海の幸を味わう

ここからは各観光スポットの魅力について、さらに詳しく解説していきます。

熱海トリックアート迷宮館

※写真はイメージです

熱海トリックアート迷宮館は、体験型のユニークなミュージアム。海の生物、恐竜、猛獣、ジョーズなど、さまざまなトリックアートがあり、写真を撮って遊ぶことができます。巨人や小人になった気分を味わえる体験などの錯覚体験ができ、体を動かしながら大人から子供まで夢中になって楽しめます。

2023年4月にはリニューアルオープンしているので、一度訪れたことのある人も、新しい作品に出会えますよ。

住所:静岡県熱海市熱海1993
アクセス:JR熱海駅から車で約10分

熱海峠パラグライダー

あまり知られていませんが、熱海はパラグライダー愛好家にも人気の名所。特に熱海峠は日本有数のパラグライダーエリアであり、伊豆半島の玄関口として知られています。

熱海峠相模湾駿河湾に挟まれた美しい環境に位置しており、その風景を空中から一望することができます。初めてパラグライダーを体験する人も、プロのスタッフがサポートしてくれるので、安心して楽しめますよ。子供専用の機材を取り揃えている場合もあるので、問い合わせてみましょう。

熱海峠では、珍しい現象の一つであるブロッケン現象も運が良ければ見ることができます。太陽をバックにすると、自分の影を中心に虹の輪が形成される光景は、まさに絶景といえるでしょう。

貴重なパラグライダー体験を通して、心に残る思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

住所: 静岡県熱海市相の原町14−10
アクセス:JR熱海駅から車で約10分

マリンスパあたみ

マリンスパ熱海

マリンスパあたみは、1年中水着で楽しめる南国リゾート!この施設では、目の前に広がる青い海と共に温泉で癒やされたり、プールで思いっきり遊べます。

温泉施設には11種類の温浴スタイルが用意されており、ジャグジーや寝湯など、お好みの温浴を満喫できます。4種類あるサウナでは、芯から体を温めてくれますよ。さらに、海の見える浴室もあり、贅沢なリゾート気分を味わうことができます。

※写真はイメージです

子供に人気のプールには、青い空が広がる屋外プールや、流れるプールが併設されています。特にウォータースライダーは、スリル満点!

さらに館内にはレストランも併設されており、美味しい食事を楽しみながらリラックスできます。カレーやオムライスなどの定番メニューやボリューム満点の丼ぶりなど、お腹を十分に満たしてくれるラインナップなので、食べ盛りのお子様にもうれしいですね。

住所:静岡県熱海市和田浜南町4−39
アクセス:JR熱海駅から車で約5分

熱海海上花火大会

熱海海上花火大会

熱海海上花火大会は、熱海の夏の風物詩。夏だけではなく1年を通して、空いっぱいに広がる色鮮やかな花火を見ることができるイベントです。

その歴史は長く、1952年から続いています。煌びやかな花火の裏側には、熱海の復興と地元市民の努力と結びついています。戦後、熱海は台風による大災害や火災に見舞われ、甚大な被害を受けました。その後の復興に向けて、地元市民たちは努力を続け、昭和27年に花火大会を開催することで、街の再生への感謝と報いる意味を込めました。その伝統は今も受け継がれ、熱海の象徴的なイベントとなりました。

熱海海上花火大会

熱海海上花火大会では、会場の選定に工夫が凝らされ、熱海湾の地形を最大限に活かした構成で花火が打ち上げられます。そのため、親水公園など海の近くで花火を楽しむと、迫力のある音響効果も体感できますよ。ただ見るだけでなく、花火の振動を全身で感じられる貴重な体験となるでしょう。

さらにフィナーレの大空中ナイアガラをはじめとする、特別な演出も見どころです。その光景は、瞬きを忘れるほどの感動を与えてくれるはず。熱海観光の1番の思い出になること間違いなし。

住所:静岡県熱海市渚町地先 親水公園ほか
アクセス:JR熱海駅から徒歩約15分

走り湯

走り湯

走り湯は、日本でも珍しい横穴式の源泉で、日本三大古泉の1つとして有名なスポット。山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように流れ落ちる光景から、走り湯と名付けられたのだとか。

相模の海に面しており、約1300年前に発見された走り湯。この場所はかつて明治以前、伊豆山神社の神湯として信仰を集めていたほど、珍しい温泉でした。源実朝も「伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神のしるしなりけり」と詠み、その名声を讃えています。

走り湯

現在でもこの走り湯の奥行き5メートルの洞窟からは、毎分170リットルの70度の湯が湧き出ています。蒸気が激しく、源泉が湧き出る音も聞こえますよ。中に入ると、天然のミストサウナのような体験ができます。神秘的な空間に、思わず冒険心が掻き立てられますよね。

実際にお湯に浸かることはできませんが、近くのホテルでは走り湯の源泉を利用した温泉に入ることもできます。

住所:静岡県熱海市伊豆山604-10
アクセス:JR熱海駅から車で約5分

来宮神社

来宮神社

来宮神社は、健康長寿や心願成就にご利益があるとされている熱海の名所。熱海郷の地主の神として知られ、来福や縁起をもたらす神様が崇められています。

平安初期の坂上田村麻呂公が戦の勝利を祈願し、全国各地に御分霊を祀った場所で、地元民と旅行者を守護するという神託を与えられたことから、熱海を訪れる多くの旅行者が参拝しにくるようになったのだそうです。

年中行事も盛んに行われており、健康と長寿を祈るどん焼き鎮火祭、大晦日の大祓神札焼納祭など、四季折々にさまざまな行事が行われます。元旦には、毎年約10万人ほどの参拝客が訪れ、境内には露店も出店し、一段と賑やかになります。

来宮神社

來宮神社は、日本屈指のパワースポットとしても知られています。境内にある大楠には見るからに生命力が満ち溢れており、健康や長寿、心願の成就を願う人々にとって象徴的な存在となっています。

樹齢2千年以上の神木は、周囲約24メートルで迫力満点。そのスケールは、平成4年度に環境省から全国第2位の巨樹として認定されたほど。さらに、この大楠の幹の周りを願いを込めながら1周すると、寿命が1年延びるという伝説もあるんだとか。家族みんなで健康祈願をしましょう!

住所:静岡県熱海市西山町43−1
アクセス:JR熱海駅から車で約5分

初島

初島

初島は、熱海からフェリーで約30分で行けるリゾートアイランド。温暖な気候で快適に過ごすことができ、年間を通じて新鮮な海の幸や亜熱帯の植物、自然を満喫するグランピング、そして数多くの伝説など、たくさんの魅力が詰まっています。

子供連れなら、アクティビティを楽しむのがおすすめ!アドベンチャーアイランドVOTAN(ボウタン)という冒険アスレチックパークや、木々の上を渡るSARUTOBI(サルトビ)、海風を感じながらのウォーキング、ダイビングや釣りなど、離島ならではの体験を満喫できますよ。

四季折々の色鮮やかな花々も初島の魅力の一つです。桜や菜の花、水仙などの花々に加え、極楽鳥花やブーゲンビリアなど、珍しい南国の花々も見ることができます。

初島

初島の澄んだ海には、黒潮に乗ってやってくる色とりどりの魚や鳥が見られ、動物たちの楽園となっています。

そんな初島には、不思議な伝説も残されています。そのお話は、三島明神という薬師如来の申し子が無実の罪に問われて追放され、富士山の神と共に島を作り始め、初島は彼らが最初に作った島、という天地創造伝説が古くから言い伝えられています。その他にもいくつもの言い伝えがあり、物語を辿りながら観光をするのも楽しみ方の一つです。

住所:静岡県熱海市初島
アクセス:熱海港からフェリーで約30分

食堂街

食堂街

熱海港からフェリーで初島に行き、港からすぐの場所にあるのが食堂街。地元の漁師が営むこの場所では、その日の朝に獲れた地元産の海の幸を味わえます。

漁師たちが朝早く出漁して釣られた獲れたての魚介類は、すぐに店先の生簀に入れられ、食材の鮮度と品質を保っています。そのため、食堂街のグルメは素材の旨味を最大限に引き出し、繊細な旬の味を贅沢に楽しめます。

食堂街には約17店舗の食事どころがあり、どの店でも海の幸をふんだんに使った丼ぶりや刺身、煮魚などの定食が楽しめます。季節によっては初島産のサザエが味わえる店舗も。海を眺めながら食事をすることができるのも、初島ならではの魅力です。

尚各店舗は不定休で、店主の都合によって休業することがあるため、お目当ての店舗がある場合は、営業時間などを公式サイトで確認してみてくださいね。

アクセス:初島港から徒歩約1分

市内観光は周遊バスがおすすめ

熱海駅

熱海の観光スポットを効率よく巡りたいなら、熱海市内の周遊バス、湯~遊~バスがおすすめです。JR熱海駅のバスロータリーから乗車でき、熱海の名所を巡ります。

1日乗車チケット(大人800円、子供400円)を購入すれば、観光スポット周辺の16カ所の駅を何度も乗り降りできます。バスは1日に18便運行されているので、スムーズに移動できますよ。さらに各観光施設での割引もあるため、お得感満載!

バスの中では地元のボランティアガイドさんが熱海を案内してくれるので、特徴や歴史など知識を深めながら観光スポットを巡ることができます。

さらに2020年4月1日からは新車両(いろどり)も導入されました。このバスはえんじ色を基調とした和モダンなデザインで、外観には梅やあたみ桜、花火、海など、熱海らしい華やかな絵柄が描かれています。内装は金色をベースに、和洋融合建築をイメージした空間となっており、写真映えも抜群です。

湯〜遊〜バスに乗って、熱海観光をさらに充実させましょう!

熱海までのアクセスは?

熱海

熱海は都内からもアクセス抜群の人気観光地!でもいざ計画を立てると、どの交通手段で行けばいいのか迷ってしまいますよね。ここでは熱海までのアクセス方法を、時間や予算などを比較してご紹介します。

熱海へは新幹線が便利!

新幹線

熱海までのアクセスは、新幹線が最も早くて便利です。

ひかりの場合、東京駅から35分、名古屋駅から1時間30分、大阪駅からは2時間15分で着きます。

こだまの場合、東京駅から50分、名古屋駅から2時間、大阪駅からは3時間10分かかります。

料金はひかりとこだまで同じ料金となり、東京駅からは自由席で3,670円、指定席で4,190円です

予算を抑えるなら特急列車がおすすめ

踊り子号

予算を抑えたい人は特急列車の利用がおすすめです。

東京駅から熱海駅までの特急列車は、踊り子号快速アクティーの2種類。踊り子号は、東京駅から伊豆に向かう列車で、東京駅から約80分で熱海駅に着きます。片道料金は、自由席で3280円と新幹線よりもお得です。

快速アクティーは踊り子号よりもさらに格安で、片道料金1944円です。東京駅から熱海駅までは約100分かかります。新幹線や踊り子号よりも時間がかかりますが、旅の予算を抑えられますよ。

車でもアクセスできる

車でアクセスする場合、都内から熱海までは約1時間30分かかります。渋滞が起きる場合もあるため、時間には余裕を持って移動するのがおすすめです。レンタカーや駐車料金、高速代の費用なども考慮して旅の計画を立てましょう。

熱海の人気観光スポットを巡り最高の旅にしよう

熱海には温泉や海の幸たっぷりのグルメ、アクティビティーなど、女子旅から子供連れまで楽しめる観光スポットがたくさんあります。今回紹介したモデルコースを参考にして、熱海観光を満喫しましょう。周遊バスを利用して効率よく回るのもおすすめです。

この記事で紹介した観光地以外にも、熱海にはまだまだたくさんの魅力溢れるスポットがたくさん!その他の情報は、AVA Travelを合わせてチェックしてみてくださいね。

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