みくりが池温泉

富山県

4.5

このエリアの観光情報

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標高2410ｍに湧き出る温泉

標高2410ｍに日本一高い場所に湧き出る温泉です。泉質は単純酸性泉の乳白色で硫黄臭、神経痛、消化器病、婦人病、冷え性などに効能があります。温泉から立山の絶景を眺め、旅の疲労を癒してみてはいかがでしょうか！

特徴・楽しみ方

定番温泉

見どころ

ポイント 1

日本一高所の温泉施設

みくりが池温泉は、標高2410mにある日本一高所の天然温泉として知られています。なんといっても最大の魅力はロケーションの素晴らしさで、窓から見える雄大な山並みは忘れられない思い出になるでしょう。また、レストランでは素晴らしい自然美を眺めながらビールが飲めるという、最高の贅沢を味わえます。なかなか経験できない非日常を楽しめる、唯一無二の温泉施設です。

ポイント 2

源泉は地獄谷！

室堂ターミナルに降り立つと、既に硫黄臭が立ち込めていることがあります。その匂いの元は「地獄谷」。1万年前の水蒸気爆発の爆裂火口で、常にガスが噴出しています。立山信仰の中心的存在ですが、現在は火山活動により、近付けなくなっています。立ち入り禁止の聖なる地、地獄谷の源泉をかけ流しにしているみくりが池温泉は、パワーに満ちたありがたいお湯に思えますね。

ポイント 3

効能豊かな泉質

無加水・無加温、源泉かけ流しのみくりが池温泉。そのお湯は白濁し柔らかく、登山で疲れた体を癒してくれます。効能は豊かで、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進などなど…。立山のパワーを体の芯から感じてくださいね。

ポイント 4

クオリティの高い食事メニュー

画像引用：とやま観光ナビ

日帰り温泉利用客も気軽に入れる、「喫茶みくり」では、ソフトクリームなどの甘味の他、ランチタイムに人気の「エンマ様のホットピザ」なる名物メニューがあります。地獄のソースをたっぷりかけて食べるもちもちのピザは、しっかりとお腹を満たしてくれますよ。宿泊者には、郷土料理の他、富山の山の幸だけでなく海の幸もふんだんに取り入れた手の込んだ食事が提供されます。クオリティの高い味わいに、いい意味で予想を裏切られるといった声が多いです。

ポイント 5

宿泊者ならではのご来光

荘厳な日の出を特等席で拝めるのも、宿泊者の特権。時期により、太陽が顔を出し始める位置が変わるので、ガイドやホテルのスタッフにおすすめの鑑賞スポットを聞いてみてくださいね。立山は東側にあるので、明るくなってから朝日が現れるのが特徴的。条件が重なれば、ブロッケン現象や雲海といった自然現象も体験できるかもしれませんよ。

ポイント 6

宿泊者ならではの夜空

標高が高く澄んだ空気の立山は、星空観賞には最高の適地。時間を気にせずゆっくりと観賞できるのは、みくりが池温泉などの宿泊者の特権です。上空に広がる天の川や流れ星を、静寂な空間で味わえる、最高に贅沢でロマンチックなひとときを過ごせます。施設内には星座の早見表が設置されており、自由に使えます。早見表を片手に、季節ごとに繰り広げられる星空の神話を楽しんでみてはいかがでしょう。

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アクセス

室堂ターミナルからは徒歩約15分

室堂ターミナルまでは、富山県立山町にある富山地方鉄道の終点、立山駅からケーブルカーで約7分。さらに美女平駅からバスに乗り換えて1時間弱で着きます。そこから温泉施設までは、四季折々の室堂平の景観を楽しみながら徒歩で向かいます。４～５月はを歩残雪もあるので、雪道にも対応できる靴と防寒着が必須。吹雪になる場合もありますので、事前に天候のチェックをし、十分お気を付け下さい。また、９月下旬から初雪の可能性があるので、事前に状況を確認しておいてください。施設までは整備はされていますが、アップダウン・段差が多くありますので、トランクケース等は不便なので注意してください。

料金

日帰り温泉の利用・宿泊が可能

9：00～16：00の間、日帰り温泉を利用することができます。公式HPによると、2023年4月の時点では大人1,000円と表記されています。有料でタオルの貸出やレンタルもあり、備え付けのリンスインシャンプー、ボディソープもあるので、手ぶらで利用が可能ですよ。宿泊は4月から11月までの間が可能になっていますが、詳細の日程はHPをご確認ください。特別体験ができる大変人気の宿泊施設なので、お早目の予約がおすすめです！

基本情報

	住所	〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂平
	TEL	076-463-1441
	Webサイト	http://www.mikuri.com/

平均レビュー

4.5

5件のレビュー

梅雨入り直前に、雪解けのみくりが池を見たくて訪れました。室堂ターミナル周辺と温泉直前は残雪が残り、スノーシューは不要でしたが、転けないように慎重に歩いてたどり着けました。お部屋は簡素で、共用の水回りも山小屋といった感じです。スタッフさんたちはテキパキ仕事をされていますし、清掃が行き届いていて居心地が良かったです。早めに到着したところ、荷物は食堂の壁沿いに置いておけ、温泉ももうどうぞと言って頂けました。チェックアウト後も夕方まで利用可能だそうです。2つ掛け流しの浴槽があり、小さい方は水で温度調節できるようでした。すぐ下に見える地獄谷から連想するような硫黄の香る温泉で、疲れが吹き飛びました。食事も美味しく、特に朝食が種類も豊富で嬉しかったです。隣接するカフェでは300円でモーニングコーヒーをいただけ、朝の澄んだ景色を見ながらのコーヒータイムは最高でした。相部屋では貴重品の管理は自己責任ですが、入口付近に貴重品ロッカーがありました。ターミナル方面とは逆(温泉より奥)のみくりが池湖畔の遊歩道では、たくさんの雷鳥と出会えました。アルペンルートははじめてでしたが、最高の景色と、最高の宿に出会えました。

雪が残る道を雨の中、カッパ着て、ストック持って、登山靴でそれでも滑りそうになりながら頑張って辿り着きました。天候はあまり良く無いけど、景色は素晴らしい。宿のスタッフさんは優しく迎えてくれました。温泉はとても温まり、肌がすべすべ。標高が高い為か、疲れ易く少し頭が重く感じましたが、ゆっくりお風呂に入り、テレビも無い部屋で静かに横になっていたら疲れもなくなりました。

日帰り温泉。泉質が素晴らしいので、もし室堂まで来られることがあったら、ぜひ入って頂きたいです。入湯記念におこじょが描かれたコースターをもらい、嬉しかったです。近くで雷鳥も見ることができ、感激しました。富山うどんを頂きましたが、こちらの味はごく普通。おぼろ昆布が乗っているのが富山らしさ、というところでしょうか。

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